星逃田とは、こちら葛飾区亀有公園前派出所に登場するキャラクターである。
CV - 下元史朗
概要
警視庁の刑事。初登場は17巻の「劇画刑事 星逃田!の巻」。自分が好むハードボイルドな雰囲気を表現することに拘っており、出てくるたび勝手に絵柄を劇画調にしたり、コマ割りを変えたり、果ては実写化するなどしてしまう。初期にはよく登場していたが、結局は三枚目的な役割が多かった。
初登場回でカルティエのライターを無くし、「読者のみんなも見つけて!」と呼びかけたところ、読者から本当にライター(100円ライターに金紙を巻いたもの)が送られてきてしまった。その後も星宛にライターを送る者が絶えなかったため、作中ではたびたび「もう送ってこないように」と呼びかけられている。ちなみに件のライターを送ってきた読者である小林義永氏は後にジャンプ誌上で漫画家デビューを果たし(1986年)、1巻だけだが「瀬戸際少年野球団」という短篇集も出している(1990年)。
その後久々に登場した時は、頭頂部が完全に禿げてしまっており、あだ名が今までの「星逃田(ホシのがした)」から「星ハゲ田」へと変わった。現在はカツラを作ってもらい、禿を隠している。
67巻でのその話を最後に長らく登場しなくなってしまうが、131巻にて久々の登場を果たした。現在では「昔は出番が多かったものの、その後全く出なくなってしまった」あの人はいま的キャラを確立しており、存在自体がオチにされることもある。そのため、例えば復活してほしいキャラクター発表会でもオチとして使われたり、部長から「星はいつもこんな役だな」と言われてしまったりしている。
アニメでは特殊刑事課の一員「ハードボイルド刑事」という設定になっている。漫画と同様に「登場人物をリアルに描け」だの「線を太くしろ」だの「時間を夕方に変えろ」だの無茶な要求を出しまくり、最終的には背景、彩色、動画、原画マンなどアニメのスタッフ全員に逃げられてしまった。
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関連項目
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