曖昧さ回避
概要
立春後に初めて吹く南寄りの強風のこと。春の訪れ告げる穏やかな風をイメージされやすいが、実際は「春の嵐」として暴風雨や落雷などの荒天が発生しやすく、海難事故、雪解けによる洪水、車の横転事故など数々の災害に警戒が必要である。
語源は諸説あるが、1859年2月13日に長崎県壱岐市で漁船が強風に煽られて転覆し漁師53人が亡くなるという事故が発生したことから「春一番」「春一」と呼ばれるようになったと言われている。その後、昭和50年代に防災上の注意を促す情報の一つとして気象庁で正式に発表されるようになった。
春一番の定義は地域・地方によって若干異なるが、関東地方においては下記の事項を基本として総合的に判断している。
また、春一番が発表されるのは九州南部、九州北部、四国、中国、近畿、東海、関東、北陸の8つの地域であり、東北、北海道、沖縄では発表されない。
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関連項目
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