春月(アズールレーン)単語

カミサマノミコハルツキデス

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「秋月型駆逐艦の九番艦、春月です。色々あってあまり役には立てませんでしたけど…で、でも今度はがんばります！指揮官さま！」

春月とは、STG アプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時の駆逐艦、秋月型9番艦〈春月〉をモチーフにしたキャラクター、KAN-SENである。
デザイン：玛雅G、CV：持月玲依

ここがカミサマの言ってた……あ、はい！春月と言います！
よ、よろしくお願いします！(概要)

KAN-SEN名
春月 IJN Haru tsuki
基本情報
所属	重桜
艦種	駆逐艦
レアリティ	SR
CV	持月玲依
イラスト	玛雅G
艦歴
国籍	日本
出身地	長崎県
造船所	佐世保海軍工廠
艦級	秋月型駆逐艦9番艦
進水日	1944年 8月3日
就役	1944年-1945年(大日本帝国海軍) 1947年-1969年(ソ連海軍)
最期	1969年 6月4日（除籍後解体）
備考
1947年に賠償艦としてソ連に引き渡された。

2018年 5月31日に開催されたイベント「墨染まりし鋼の桜」にて、期間限定建造として先行実装された。レアリティはSR。
期間限定建造とある以上、出た出ないの話は避けられないが、この春月の場合、姉妹艦「宵月」のどちらかに偏ってしまう事例が多数報告されている。建造時間は0時間29分、これは鉄血のZ1の建造時間でもあるが、限定建造扱いなので除外されるので、この時間が出れば姉妹「どちらか」は出る。片方に偏っている指揮官は祈りながら建造完了を待つなり高速建造材を投入するなりしよう。2019年 3月現在は入手不可である。いずれあるだろう復刻や、通常建造への実装を待とう。2020年 7月2日に小型艦建造に通常実装された。

赤色のアクセントを効かせた露出度の高い巫女服に、豊かな髪量の黒髪を大きな赤いリボンでまとめている。少し目立ちにくいが、重桜のKAN-SENのお約束である獣耳はしっかりある。身の丈を超える神楽鈴（巫女が神楽で振る祭具）をもちつつ、左手で超ミニなスカートを抑えている。戦闘開始時も「ス、スカートが…！」とこぼしてしまうほど中身が見えてしまいそうになるのを気にしている。こうなると、中身はどうなっているのか気になってしまうが、絵師さんがあのお掃除メイドさんと同じ人だけに「はいてない」可能性も…。ふんどしを着けている説も考えられるが。それにしても、扶桑型姉妹と言い、なんで重桜の巫女はこんなにエロ推奨としか思えない姿なんだろうか…。

性格面では、彼女の信じる「カミサマ」に仕える敬虔な巫女であるが、基本的に明るく、指揮官を「指揮官さま」と呼んで好意的に接してくれる。いつも指揮官や艦隊のみんなの無事を「カミサマ」に祈り、帰ってきた指揮官がケガ一つないことを確認すると、本心から胸を撫で下ろしてくれる。失望状態になっても、指揮官のことを「呪われてしまっているのか」と心配してくれる。姉妹のことにも言及し、姉の新月や、妹の宵月のことも応援したりフォローしたりしている。いい子や…。

親密度が上がると、扶桑との関わりが語られる。そりゃあんなエロ巫女さんの弟子ならこんな格好にもなるわな。「愛」に達すると春月はあるものを渡してくれるが…それは是非指揮官の目で確認しよう。

カミサマ、みんなをお守りください！（能力）

耐久値は姉の新月にほぼ匹敵する高さ。火力は標準的なレベルだが、主砲補正は100％と高くはない（それでも軒並み80%以下の他の重桜駆逐たちに比べれば高いが）。ただ、ミソは秋月型の限界突破時の独自の強化パターンにある。2凸において、主砲砲座が+1されるのである。つまり、1回の主砲発射で2回分の攻撃力を持つことが出来、見かけの数値以上に主砲攻撃の力は強い。戦艦の三笠や、折しも同時期に実装された戦艦、長門のバフスキルの火力増強を活かせる重桜勢では貴重な駆逐艦ということになる。
その代わり、魚雷の装填ストックが1回分のままのため、装填が終わったら一旦発射しないと次発の装填がされないことになる。つまり、魚雷の温存を意識し過ぎると回転率が落ちてしまう。もっとも、これは手動戦闘での問題で、装填次第発射してしまうオートの場合は大きな問題にはならない。
つまり、2凸、3凸させてこそ強みを発揮できるのが春月であり、いきなり戦線には投入せずに寮舎や委託でじっくり育てて、少なくとも2凸させてから活躍させたいところである。
そして、スキルは次のようなもの。

『対空支援』対空攻撃範囲内で敵艦載機が撃墜された場合、8秒間、自身の火力・対空が5.0%(最大25.0%)アップ。効果適用中にさらに同じスキルが発動した場合、効果は加算されず持続時間のみ上書きされる。

一見意味のわかりづらいスキルだが、要するに敵機を撃墜することで自らにバフがかかる仕組みである。つまり、対空の初撃で敵を1機でも落とせれば発動し、敵機を連続して落とし続ける限りバフは継続する。なので、航空艦隊などの継続的に航空攻撃をしてくる相手に対してより有利に戦えるのである。これによって、これまた重桜の前衛艦隊では貴重な対空要員として活躍できるだろう。

その特性上、対空砲の最初の一撃が大事になるため、装備はいいものを奢りたいところ。金装備の四連装ボフォース機関砲やルンバ砲、消しゴム砲を装備したい。

あの時は、色んな場所に散らばってたみんなが……
ここでまた集まりました。ほ、本当に、よかったですぅ……（史実）

秋月型駆逐艦の9番艦「春月」は、1944年 8月3日進水、1944年 12月28日に竣工した。
秋月型について詳しくは→秋月型駆逐艦、秋月型姉妹（※艦これ記事）

すでにこの頃の日本は敗色濃く、もはや外洋に出て艦隊戦を行う余裕などなかった。もちろん本来彼女たち最新鋭の防空駆逐艦が守るべき航空機動部隊など、とっくの昔に雲散霧消していたのである。
かくして春月は実戦らしい実戦を経ぬまま終戦を迎え、復員輸送艦として引き揚げに従事。その終了後に賠償艦としてソ連に引き渡された。
その後は練習艦になったり、標的艦や浮き兵舎として活用され、1969年に解体されて姿を消した。