春野はるか単語

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ハルノハルカ

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春野はるかとは、『Go!プリンセスプリキュア』に登場する架空の人物である。CV:嶋村侑

概要

4月10日生まれ。全寮制であるノーブル学園に通う、中学 1年生。元気いっぱいで笑顔が素敵な女の子である。口癖は「ステキすぎる！」と公式では発表されているが、「～満開！」というのも口癖のようである。というよりこちらの方が言っている気がする。
太眉が特徴的であり、表情のバリエーションが多い。おそらく父親譲りだと思われる。

幼い頃に読んだ『花のプリンセス』という絵本を読んだことに影響を受けて、その頃からプリンセスになるのが夢であり、その夢は中学生になった今でも持ち続けている。だが人に言うには少し恥ずかしいという、年相応の感性もしている。
過去にカナタ王子からドレスアップキーを受け取っており、大事に持っていた。また、空から飛んできたアロマを白刃取りのようにキャッチしてみせたことから、運動能力は低くないと思われる。
『花のプリンセス』に影響を受けそれを目指しているだけに、花の種類には詳しく、ノーブル学園の奥にあるローズガーデンにあったバラの品種まで言い当てたほど。寮にある花壇作りや手入れもやっていたりするので、つぼみさんとは話が合いそうである。
さらにノーブルパーティーのビュッフェでは料理を山盛りにしていたり、学園寮の食堂ではご飯の大盛りを頼んでいたり、映画では巨大プリンパフェを平らげていたりと、プリキュア5の面々やなおちゃんと並ぶくらいの健啖家（アロマ曰く「食いしん坊プリンセス」）であることも判明している。そういや『春のカーニバル♪』でも歌の凄さとそれにダンスが合わさったことについて、ゆうゆうが「カレーに唐揚げを乗せたの」と例えていたのを「最強って事ですね！」と直ちに理解していたねこの子。

プリンセスになるためだったらどんなことも厭わない、あらゆる事に挑戦する性格で、それが苦手だったり未経験であっても教えを請うてまで習得しようとし、何事にも真剣に取り組むという努力家。しかも飲み込みが早く自らの技能として活かすことができる（バレエやヴァイオリンの上達具合はその最たる物）。好奇心旺盛で、蔑まれても見返してやろうという反骨精神があったり、一生懸命かつ貪欲に取り組む様は歴代ブラック家族どころかオールスターズ全体で見ても希有な存在と言っていい。ただ、物事に対して熱中しすぎてしまう節もあり、ドレス制作に熱中しすぎて勉強をおろそかにしたときにはみなみがきつく嗜めたほど（その後どっちも両立させたが）。

そして何より特筆すべきはその意志やメンタルの強さ。のぞみさんやマナさんと同じくらい強いんじゃね？と思わんばかりの真っ直ぐで強く、人を思いやれる心を持つ。夢や記憶が無くはるかのこと思ってのこととはいえカナタの「プリンセスになるんじゃない」という発言で一度は絶望に囚われるも、改めて自分の原点が幼い頃からの「プリンセスになる」という夢であり、そしてそれを支えてくれる家族や仲間やこれまで出会ってきた人々全てによって夢が形作られていると気づく事で絶望を振り払っている。

こうした性格などから、シリアスな場面から激アツなバトル、コメディリリーフまで、あらゆるシーンを一手に引き受けるキャラクターとなっている。

家族は父の春野いぶき（CV：松本保典）、母の春野もえ（CV：儀武ゆう子）、妹の春野ももか（CV：松浦愛弓）がいる。実家は川越とおぼしき宿場町で和菓子屋のはるや（看板では「春屋」表記）を経営しており、一家が行事でノーブル学園に来た際は、父が生徒達にドラ焼きを配布していた。味はかなり美味しいらしい。
余談だが松本は『フレッシュプリキュア!』のウエスター（西隼人）、儀武は『スイートプリキュア♪』の西島和音を演じており、奇しくも「西」を名字に入れているキャラを演じた二人が両親を演じている。

キュアフローラ

‐咲きほこる花のプリンセス‐

春野はるかが、プリンセスパフュームとドレスアップキーを使って変身するプリキュア。イメージカラーはピンクを基調としている。オールスターズ方式で38人目（オールスターズ映画のキュアエコーを含むと39人目）のプリキュアになる。
学年からも分かるように、ピンクプリキュアでは初めての中学 1年生である。

「花」を名前にしたプリキュアはキュアブルーム、キュアブロッサム、キュアフラワー、さらにそのまま「バラ」を冠したミルキィローズとけっこういる。ちなみにフローラとは花と豊穣と春を司るローマ神話の女神の名前である。『5G oGo!』のキュアローズガーデンの管理者、フローラとはたぶん関係ないはず。

髪色は全体的に黄色だが、前髪の一部と後ろ髪の先端だけがピンク色とこれまでのプリキュアとは異なる特徴をもっている。また、プリキュアには珍しく瞳の色も緑がかった青と、自身のイメージカラーとは異なっている。

初変身では、花のプリンセスにふさわしく、草原や周りの木々に花が咲き乱れた。また、攻撃をすると花が舞う。

歴代のプリキュアのように変身したてのときは身体能力アップに驚いていたが、短時間でコツを掴むことができた。
通常はモードプリティと呼ばれるミニスカート型のフォームだが、モードエレガントになることで、プリンセスドレス状のフォームへと変化する。なお、このモードエレガントはCGを利用している。浄化が終わると自動的にモードエレガントは解除される。

なお、変身後の決め台詞である『冷たい檻に閉ざされた夢、返していただきますわ！お覚悟はよろしくて？』というのは、アロマに言われて即興で作ったものであり、勝手に言うものではないようだが、キュアマーメイドもキュアトゥインクルも同じ決め台詞を言っている。浄化後の決め台詞である『ごきげんよう』もキュアスカーレットを含めた4人共通である。