昭和バス(しょうわバス)とは、佐賀県唐津市に本拠を構えるバス事業者である。社名は『昭和自動車株式会社』。
概要
唐津市唯一のバス事業者であり、唐津市街を走る路線および唐津から東松浦半島の向こう側(呼子町・玄海原発など)へ向かう路線の路線網はかなり複雑化している。他にも小城市、武雄市、伊万里市など佐賀県各方面に路線バスを運行。佐賀市街から大和町・古湯温泉方面へ向かう主要な公共交通としても利用されている。
その他、西鉄バスの路線がない福岡県糸島市全域、福岡市西区の姪浜駅以西でも路線バスを運行しており、特に2005年に九州大学が伊都キャンパスへの移転を開始してからは、九大学研都市駅(JR筑肥線)から同キャンパスへの主要アクセスを担う存在になっている。移転が完了した2018年秋には、伊都キャンパス内に新たな営業所を設置するなど、輸送力UPに力を入れている。
また、2009年に鷹島肥前大橋が開通したことにより、唐津市肥前町と松浦市鷹島町を結ぶ「鷹島線」を新設。久しぶりに長崎県へ昭和バスの車両が走ることになった(かつては佐世保市や平戸市などに路線を展開していた)。
都市間輸送としては、福岡市街(博多駅・福岡天神)と糸島市・唐津市・伊万里市をつなぐ高速バスを運行しており、JR筑肥線と熱いバトルを繰り広げている。かつて佐賀・唐津方面などから大阪への夜行バスも運行していたが、現在は廃止されている。
観光バスも運行しており、福岡県・佐賀県から九州各地にかけて走行する。また佐賀県北部および福岡県糸島市ではタクシー事業も営んでおり、利用者数の少ない一部バス路線は乗合タクシー化されている。
車両は一般路線バスとして運行されているものが中央に概ね緑色のライン、白文字で『SHOWA』の文字。高速バスは緑・赤・青などの大胆な斜め模様、観光バスは車体全体がピンク色で塗装されている。
営業所
以前は糸島市にも前原営業所が設置されていたが、2018年に志摩営業所に改称されたのち2019年に廃止された。
高速バス路線
2001年に福岡都市高速と西九州自動車道が直結されたのを機に利便性が向上した。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- バス
- 佐賀市営バス - 佐賀市街及び佐賀市南部(諸富町・川副町方面)のバス事業の覇権を取っているバス
- 西鉄バス - 福岡県内および佐賀県三神地域のバス事業の覇権を取っているバス
- 祐徳バス - 佐賀県杵藤地域のバス事業の覇権を取っているバス
- 西肥バス - 長崎県北松地域および佐賀県伊万里市・有田町のバス事業の覇権を取っているバス
- バス事業者の一覧
- 佐賀駅バスセンター
- 九州朝日放送(昭和バスは同社の大株主である)
外部リンク
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