時の子守唄とは
である。ここでは1.について解説する。
概要
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』のエンディング曲。……なのだが、実はドラクエのために作られた曲ではない。1978年公開の劇場版『科学忍者隊ガッチャマン』のBGMとして使用された曲である。劇場版ガッチャマンのサントラでは「時の子守唄~レッドインパルスのテーマ」の曲名となっている。
しかしすぎやまこういちが自信をもっていた曲だったが、映画中での使われ方について納得がいかず、権利を返却してもらったという。再使用の機会をうかがっていたところ、ドラクエVIのコンセプトを聞いて「これだ」と思いエンディング曲として使用したということである。
ちなみに『科学忍者隊ガッチャマンII』では劇場版のBGMも流用されており(すぎやまこういちのスタッフクレジットへの記載なし)、この曲もガッチャマンIIで流れている。
ドラクエ6版でのこの曲だが、全体的に暗め・静か目の曲展開をしていおり、ストリングスやオーボエによるメロディラインがメインとなっている。最初と最後のパート以外では金管はほとんど音がなく、逆にその対比によりドラマティックな曲展開を見せている。
最後は弦楽器により消え入るように静かにトレモロが奏でられ・・・ピチカートで曲が終わる。
以下ネタバレにつき反転↓
夢の世界が消え、そしてバーバラも消え・・・と必ずしもハッピーエンドと言い切れない、そして最後に序曲のマーチとともゼニスの城の卵から新しい未来が生まれ、ストーリーが終わることを考えるとドラクエ6には確かにすぎやま御大が言うとおりふさわしい曲ではあったのかもしれない。
以上ネタバレ反転↑
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公式配信より。9:20あたりから。
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関連項目
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