「最強の名!マッドネス・デュプティ・スクリーミング」とは、アニメ『人造昆虫カブトボーグ V×V』第11話のサブタイトルである。
脚本:大和屋暁
概要
ボーガーX初登場&女装回。
夜の街に現れる神出鬼没の謎のボーガー「ボーガーX」。多くのボーガーが襲われ、オプションパーツを奪われていた。そんな彼の噂を聞き、リュウセイさんたちが立ち上がる。
さっそく夜の街へと繰り出し、調査を始めるリュウセイさん一行。しびれを切らしたケンが「出てこい!闇討ちボーガーX!」と叫ぶと、三人のあとを尾行する人が現れる。角を曲がった先で待ち受けると、その正体は一人の女性だった。
彼女の名前は瞳といい、リュウセイさんと同じくボーガーXを探していた。もとはボーガーXの恋人だったらしく、自分の発言のせいで悪の道に染まってしまったと悔やんでいた。話を聞いたリュウセイさんは、オムライスを三つ注文し、あえて借りを作って返すことでボーガーXの調査に協力することにしたのであった。
調査を続行するも、三人はボーガーXとなかなか出会えない。行き詰まったリュウセイさんは、ためらいつつもある作戦を二人に伝えた。その作戦こそが女装である。気の弱そうな人を狙うボーガーXの特性を利用した作戦だが、これが上手くいったらしく、ついに三人の前にボーガーXが現れた。
ボーガーXは、オプションパーツをゴテゴテに装着したボーグ「コングロマリット・ナイト・フェスティバル」でリュウセイさんに立ち向かう。ルールは「チャージ4回・フリーエントリー・フリーオプションバトル」。リュウセイさんはオプションパーツを持っておらず、どちらが勝つかわからない状態でのバトルスタートとなった。
圧倒的な重量と大きさでリュウセイさんを追い詰めるボーガーX。彼はリュウセイさんに対し「執念が足りていない」と告げ、自らの過去について語り始めた。2年前、オプションパーツが原因で瞳と別れることになったボーガーXは、二度とこのようなことが起きないよう、オプションパーツを集め、確固たる自信を手に入れたという。彼の話を聞いたリュウセイさんは、「ただの弱い者いじめだ」と一蹴。トムキャット・レッド・ビートルを正面からぶつけ、オプションパーツを全て剥がしてみせた。「闇討ちするような卑怯なやつが最強になんてなったら、世も末だからだよおおおお!!!!!」の名言も炸裂し、必殺技のぶつかり合いも制するのであった。
その後、闇討ちボーガーXは現れなくなり、奪われていたオプションパーツも元の持ち主に郵送で送り返された。めでたしめでたし。ただし、女装は癖になるから気をつけろ!
主な登場人物
- ボーガーX
- CV:小川輝晃
- 夜の街に出没する悪のボーグバトラー。気の弱そうなボーガーを襲い、オプションパーツを奪っている。「最強のボーグバトラーは誰だ?」と質問し、自分以外の名前を出すと逆上して襲ってくるという。小物臭がすごい。
- 使用ボーグは「コングロマリット・ナイト・フェスティバル」。
- 瞳
- CV:清水香里
- 22歳のOL。乙女座のAB型。ボーガーXの元恋人で、オプションパーツを理由に彼と別れている。
用語
- はべらせる
- 勝治の発言より。「侍らせる」だと「側において身の回りの世話をさせる」という意味になり、会話の内容と合わないため、「蔓延らせる」の間違いだと思われる。
名言
- 最強のボーグバトラーは誰だ?
- ボーガーXが襲う相手に必ず問いかける質問。
- オムライス三つ!
- リュウセイさんの発言。あえて借りを作ることで、彼女の捜索に協力した。
- 闇討ちするような卑怯なやつが最強になんてなったら、世も末だからだよおおおお!!!!!
- リュウセイさんのド正論。
今週の格言
関連項目
- 人造昆虫カブトボーグ V×V
- 女装
- 無銭飲食は基本
第10話 | 第11話 | 第12話 |
---|---|---|
兄弟対決!ディープ・ギャラクシー・アタック | 最強の名!マッドネス・デュプティ・スクリーミング | 過ぎ去りし日!チャコール・グレイ・フォルクローレ |
カブトボーグ エピソードリスト |
- 0
- 0pt