魔法・罠カードを発動
↓
発動した魔法・罠カードをサイクロンで破壊
↓
「破壊したので効果が無効になるのでは?」
最強サイクロンとは、遊戯王OCGにおいて初心者がよく間違えるルールに対する俗称である。
(一部遊戯王カードWikiより引用)
概要
上記のとおり「サイクロン」は「破壊する」効果であり「無効にする」とは書かれていない。
冒頭の例の場合、発動したカードを破壊しても効果は無効にならず適用される。もし無効にできる理屈がまかり通れば多くのカウンター罠が「サイクロン」のほぼ下位互換になりかねない。そんな皮肉を込めた言葉が「最強サイクロン」である。
拳銃と銃弾
通常魔法などを破壊しても無効にできない理屈は、よく「拳銃と銃弾」の関係に例えられる。
「拳銃=カード」「銃弾=効果」として
「拳銃が銃弾を発射した場合、その拳銃を破壊しても銃弾は止まらない」
ということである。
無効にしたい場合は「無効」と書かれたカードを使わなければならない。下記は一例。
《マジック・ジャマー》
カウンター罠
(1):魔法カードが発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にし破壊する。
破壊されると効果が無効になるカード
以下のカードは「フィールドに出ていることで効果が適応される」ルールがあるため、発動時に処理を行う効果を含め破壊することで無効化できる。
最強サイクロン再現?「絢嵐たる権能(けんらんたるけんのう)」
《絢嵐たる権能》
永続罠
(2):「サイクロン」が発動した時、相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる(同一チェーン上では1度まで)。そのカードの効果を無効にする。(当該効果のみを抜粋)
「DOOM OF DIMENSIONS」(2025年7月26日発売)で「サイクロン」を名指しでサポートするテーマ「絢嵐」が登場。永続罠「絢嵐たる権能」は(2)の効果で「最強サイクロン」を再現できるため情報公開時に話題となった。「迷宮城の白銀姫」などと同様、いわゆるチェーン切りで阻害される点は留意したい。
関連動画
外部リンク
- 遊戯王カードWiki - 《サイクロン》
- 遊戯王カードWiki - 破壊
(破壊と無効の違いについて記述あり)
関連項目
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