最高位戦日本プロ麻雀協会単語

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概要

最高位戦日本プロ麻雀協会とは、競技麻雀プロ団体である。最高位戦の略称で知られる。現会長新津潔

特徴

麻雀の性質上、短期間の勝負では実を計りきる事が出来ない為、最高位戦日本プロ麻雀協会では、1年間にわたる長期リーグを開催しの強者を決定し、これに『最高位』の称号を与える。

1976年の第1期に竹書房の発刊する麻雀専門誌、近代麻雀により最高位戦が開始した。

1985年の第10期からは近代麻雀の方針変更により開催と運営を打ち切られたが参加者による自運営で開催される事ととなりこれが現在の組織の体となっている。

東京の本部リーグを軸とし、関西九州新潟東北東海の各地区本部・支部で最高位戦リーグが組まれており、それぞれの最上リーグから昇級すると以降は東京本部のリーグに参戦することになる。
たとえば関西本部にはB2リーグまでが組まれており、関西でB2から昇格すると東京本部のB1リーグに昇格する。
なお、北海道支部は独立リーグとしてC2,C1,B,Aリーグを編成している。

ネット麻雀が盛り上がってきた時期に、日本プロ麻雀連盟の「ロン2」「麻雀格闘倶楽部」、日本プロ麻雀協会の「MJ」のような自団体プロ参戦のネット麻雀タイトルを持っていなかったため、MONDO TVに参戦するような一部のトッププロ以外は一般ファンに知られていない状況が続いていたが、Maru-Jan等の後発タイトルに提携を行った他、2017年からは「セガNET麻雀 MJ Arcade」に麻将連合やRMUとともに参戦。

昨今はABEMARTDリーグMリーグに多くの選手が参戦しているほか、ネット麻雀天鳳」で顕著な成績を挙げた実者……「ASAPIN」こと朝倉康心山田独歩、「太くないお」こと渡辺太、「おかもと」こと岡本入会している。

生放送2013年からに「スリーアローズチャンネル」で実施していたが、2022年あたりから独自のYouTubeチャンネルを開設。2023年には独自のスタジオ「最高位戦スタジオ」を設立し、全ての最高位戦催の放送対局をこのスタジオからの放送に移行した。最高位戦A1リーグABEMA、それ以外の対局はYouTubeチャンネルでの配信とし、放送対局のアーカイブ視聴を有料メンバーシップ限定特典として展開している。

Webサイトでは最高位戦所属プロの素顔に迫る連続インタビュー企画FACES」も行ったり、インタビュー・対談・他バラエティ的な企画Youtube配信など、対局以外の情報発信にも積極的である。

主な所属プロ

主な上位リーグ選手

単独記事のない選手をメインにできるだけ簡単に紹介する。

新井 啓文(あらい けいぶん)

1979年生まれ、第26期後期入会。第38期最高位。

初のA1リーグ昇格からそのまま最高位まで上り詰めるも、その後はスランプに陥り一度はA1リーグから陥落。1期でA1復帰を決め、今は「ごきげんな一発屋」というあまりありがたくないキャッチフレーズを返上すべく奮闘中。Mリーグ入りもしており、BEAST Japanextドラフトオーディションにも参戦したが、惜しくも準優勝解説の軽妙な喋りも好評。

太田 安紀(おおた やすのり)

1981年生まれ、第27期前期入会

第41期から8期連続でA1リーグに在籍。堅実なバランスのあるとはいえないが、A1リーグでは常連という選手である。リーグ戦では終盤尻上がり調子を上げていくことが多く、前半スコアが出ず残留争いに→後半に脱出、という流れが多いことから「残留」と呼ばれることが多い。48期は序盤こそマイナスを積み上げてしまったが、いうちからプラスを連発し3位フィニッシュ。2度の最高位決定戦進出を決めた。(決定戦は3位)
滋賀県雀荘店長を務めている関係もあり、最高位戦リーグ以外の出場は極端に少なく、テレビへの露出もほとんどない。上記の事情で東京のA1リーグにも日帰りで参戦しているらしく、彼の卓の試合が長引くと「太田さん新幹線に間に合わない」ネタ擦られる。放送システムリニューアルされて色々遊べるようになった49期にはとうとうテロップにまで「太田 本日の終電」とネタにされるように。

石井 一馬(いしい かずま)

1986年生まれ、第31期後期入会。第21期麻雀マスターズ優勝、第10期最高位戦Classic優勝、第41期王位

高校時代に「東風荘」で頭を現し、19歳で最高位戦入会20代の間に最高位戦Aリーグ昇級を決め、その勢いのまま3つのタイトルを勝ち取り、気鋭の若手として名を馳せる。そこからしばらくはB1~A2リーグで足踏みがあったが、48期でついにA1昇級を決めた。Mリーグ入りが期待されるプロの一人であり、U-NEXT Piratesの仲プロが「注するプロ」として挙げた一人が一であったことがきっかけとなり、注度が急上昇Twitter(現X)のフォロワー数も一気に増えたという。

坂井 秀隆(さかい ひでたか)

1985年生まれ、第32期後期入会

東京八王子雀荘麻雀打ち込み、そこで生まれた村上淳との縁から最高位戦の門をく。当初はサラリーマンをしながらのプロ活動だったが、「様々な出会いをくれた『麻雀店』を自分で作りたい」という自負から、麻雀店設立を自らの標とし、サラリーマンを辞してプロ活動一本に絞り、旧B1リーグ(現A2リーグ)までストレートに昇級を決めた。仕事も順調で麻雀店の代表に就任、さらにはサイバーエージェント藤田社長との縁から、サイバーエージェント麻雀部顧問に就く。ところが、このあたりから勝てなくなり最高位戦リーグはB2に降級。さらにコロナ禍にも襲われるという苦しみの中、同じ最高位戦の立花プロと共同で新たな麻雀店を立ちあげた。リーグ戦も復調し48期で遂にA1昇格、49期は憧れの村上淳とA1リーグで戦うことになる。

醍醐 大(だいご ひろし)

1976年生まれ、第30期前期入会。第45期最高位。2020年に第23回BIG1カップ優勝

第40期でAリーグ(A1/A2に分割される前のトップリーグ)に所属して以後、現在まで9期連続在籍中。第44期から4年連続で最高位決定戦に進出(うち1回で優勝)、最高位戦リーグでの累計スコアも+3000という驚異的な成績を持つ。「先切り十段」のキャッチフレーズで知られる対応士。丁寧に手組みし不確実なリーチは好まず、押し引きのバランスも絶妙。2023年にはMリーグセガサミーフェニックス近藤誠一監督名を受け、入団した。

坂本 大志(さかもと まさし)

1979年生まれ、第31期前期入会。第44期最高位。ほかにも第4期最高位戦Classic優勝2018年麻雀駅伝団体優勝など。

とある麻雀店に通い詰めるために定期券を買ったなど麻雀を突き詰める人生を歩み、最高位戦入会後は自身の研鑽だけでなく私設大会の開催などにも奔走。そんなな性格から「麻雀生徒会長」のキャッチフレーズされる。人情もろい性格で、第44期の最高位決定戦で優勝を決めた時は、人を憚らず泣き、眼鏡の上からおしぼりで顔を拭っていた。

石田 時敬(いしだ ときたか)

1978年生まれ、第34期後期入会

大学麻雀を知り雀荘経営などを経て結婚子供ももうけるが、離婚めて麻雀と向き合い、別れたあとの子供に自分の事を見つけてほしいという思いから最高位戦の門をく。会社勤務と並行してプロ活動を行っているサラリーマン士の一人である。役ドラ0~1の愚形からでもリーチを放つほどの攻撃的麻雀から「闘将」のキャッチフレーズで知られるが、最近は較的抑えるときは抑える、バランスになりつつあるようだ。闘将シリーズ必殺技としては「闘将リーチ」「闘将スペシャル」「闘将エクスプロージョン」「闘将ザ・ワールド」が知られる。

鈴木 優(すずき ゆう)

1981年生まれ、第36期前期入会。第46期最高位。東海部長

一度最高位戦に入会するも、自身の雀荘の経営に集中すべく退会。その後麻雀最強戦で頭を現し「最強戦の申し子」として有名になる。2011年には自身の雀荘で働き始めた侑未(現・連盟)の姿勢に感化され、最高位戦に再入会。第46期が初A1リーグだったが、そのまま最高位にく。そして2022年からはMリーグチームU-NEXT Pirates」から名を受け参戦。優しい喋り口とは裏の、ギリギリまでオリずに攻め込むから戦闘民族と呼ばれる。ちなみにMリーグ参戦にともない、自身の雀荘閉店したとのこと。世間知らずなところがあり、麻雀に全振りした結果常識を入れるスペースがなくなった」とイジられることがある。

竹内 元太(たけうち げんた)

1986年生まれ、第38期前期入会。第47期~48期最高位。2022年第25回BIG1カップ優勝

会社員時代にネット麻雀で全1位になり、当時のMONDO TV麻雀を見て「自分の方が強い」と信じ上京、最高位戦の門をく。入会後は3期にわたって足踏みをするも、特別昇級リーグでB2リーグへの飛び級を達成。44期にAリーグ昇格、一度降級するもすぐ復帰し、47期でついに最高位を勝ち取る。入会後すぐから多くのプロ麻雀を学んで自分のものとした、高い吸収である。なお、身長は192cmである。

牧野 伸彦(まきの のぶひこ)

1989年生まれ、第38期後期入会

関西リーグを長く戦っていたが、46期から本部B1リーグへ昇級。そこからA2、A1と連続昇級でトップリーグへ上り詰めた。雀魂配信を行っている傍らSplatoon3サーモンランなども配信するゲーマー。「毎日リプトンミルクティー」なる企画(?)をTwitter上で展開するほどのミルクティー好き。なんなら雀魂天鳳TwitterIDミルクティーが元である。最高位戦関西支部の事務局長も務める。

津田 岳宏(つだ たかひろ)

1979年生まれ、第40期前期入会

なんと現役弁護士兼A1リーガである。な専門分野は交通事故被害者側請賭博罪大学時代に三麻関西雀荘三麻が多かった)で麻雀センスを養い、法試験の傍らでも麻雀だけはやっていたという。しばらくして独立し、麻雀業界関連の仕事を引き受ける中で最高位戦に誘われ、入会入会直後はスポンサー的な活動がだったというが、四麻への対応を培ううちに最高位戦リーグでもA1まで上り詰めた。三麻仕込みのまっすぐな攻め麻雀が持ち味。弁護士ということで勝利すれば「勝訴」、逆転勝利「逆転無罪負ければ「敗訴」などとネタコメントが飛び交う。

井上  祐希(いのうえ ゆうき)

1991年生まれ、第40期後期入会

元々は将棋を嗜んでいて、麻雀アニメ咲 -Saki-」で知ったという。最高位戦では積極的に大会へ参加し、その甲斐あって特別昇級リーグへの参戦を獲得。ここを優勝しB2リーグへ昇格。A2リーグで足踏みするも、48期はA1参戦を決めた。しかし初のA1ではイマイチ伸び悩み1期で降級。

ちなみに、そのA1リーグでは48期だけで役満を和了」「役満に放」「役満解説役満解説席から撃)」とやたらに役満に絡んでおり、「三冠」を自称する。

水巻 渉(みずまき わたる)

1976年生まれ、第23期入会。第17,22,23期王位。第10期麻雀マスターズ優勝

バランスの良い麻雀が持ち味でミスが少ないことから巻は麻雀間違えない」というキャッチフレーズがついた……私生活では「忘年会調子乗っちゃって、カラオケ店でアキレス腱切っちゃった」というエピソードがある程度には間違えているらしく、そのあたりが「麻雀」の1フレーズにこもっているようだ。第31期から9期にわたりAリーグに君臨していたが、一度はB2まで降級してしまう。現在はA2まで持ち直しA1リーグ昇格に向けて奮闘中。

石橋 伸洋(いしばし のぶひろ)

1980年生まれ、第28期後期入会。第36期最高位。第19期王位、第10回モンド21杯優勝Mリーグ2019年シーズン優勝メンバー

2019年から2021年までMリーグU-NEXT Pirates所属。「デジタル」「赤切りキング」「ノーテンリーチキング」など色々な称で知られる。いわゆる「デジタル」に属するだが、Mリーグでは五筒と普通の五筒が両方あるのにあえて五でリーチをかける、最高位戦Classic(テンパイ料がないので、終局時手開の義務がない。ノーテンリーチチョンボにならない)ではブラ的でノーテンダブリーを敢行する(河野プロ・談)など園田に負けず劣らず「なんでもやる」タイプ

2017年RTDリーグの間だけで2回国士無双への放があり、国士職人あだ名されてしまっている。これ以外にも放送対局中に国士に飛び込んでしまったことが複数あり、本人も「国士撲滅委員会」を自称している。

設楽 遙斗(したら はると)

1973年生まれ、第28期前期入会

門前打点意識は高く持ちつつもバランスを崩さない安定感ある。和了れば高打点というのある麻雀ファンも多く、ファンには「シタラー」の称がついている。A↔B1の昇降級が多いが、そんな中でもAリーグ(A1リーグ)には合計7期在籍し、うち1期で最高位決定戦まで進出している。48期はA2リーグ所属。「ダイの大冒険」が好きらしく、キャッチフレーズコメントダイの大冒険ネタに走ることがある。「陸戦騎ラーハルト推参」とか「化(アムド)」とか、たまに長文セリフを丸ごと突っ込んで実況腹筋を崩壊させることも……

鈴木 聡一郎(すずき そういちろう)

1983年生まれ、第29期前期入会

29期に入会するが30期以後10年ほど観戦記者業に専念。2015年の40期からリーグ戦に復帰した。人によっては「園田賢YouTubeチャンネルの助手」として認知している人もいるだろう。Mリーグ赤坂ドリブンズの広報なども兼任するなど裏方としての活躍が多かったが、45期からB1リーグ、そして48期からはA2リーグに所属し、士としても充実期に入った。ネクタイトレードマーク

平賀 聡彦(ひらが としひこ)

1973年生まれ、第29期前期入会2017年RTDリーグ優勝、第20回モンド杯優勝

入会からストレートリーグ昇格を繰り返しAリーグに到達、そこから10期連続でAリーグに君臨するが、優勝には届かず。2017年ついにRTDリーグ優勝という栄を得るが、同年、リーグ戦に遅刻してしまい、ペナルティとして謹慎処分からB1降格の憂きに遭う。そこから再起し、現在はA2リーグに所属。

とにかく押しが強く、アガリ逃しを許さない攻撃的。妙に着が似合う野武士のような貌も相まって、「マッコー」の称でしまれる。ちなみにプロ雀士になる前は舞台俳優をしていたそうだ。

浅井 裕介(あさい ゆうすけ)

1986年生まれ、第33期前期入会。第13~14期RMUクラウン優勝、第31期麻雀マスターズ優勝

日本一キレやすいプロ雀士という物騒なキャッチフレーズで知られる。これは2017年麻雀最強戦「全日プロ代表決定戦」でベスト8の放送卓進出時に決まったものらしい。

健康麻雀教室などの経験が豊富で、解説でも軽妙なり口を披露する。

入会から長くCリーグで燻っていたが、一度B2リーグに到達してからはB2、B1を共に1年で脱出。A1リーグまで上り詰めるも1期に降級を食らってしまった。一方で連盟催の麻雀マスターズ優勝したりMトーナメント出場の推薦を受けるなど着実に結果は出しており、これからの奮起にも期待がかかる。

河野 直也(こうの なおや)

1987年生まれ、第34期後期入会

選手としてはもちろん、麻雀教室の講師も務め、実況解説会などでも活躍する。Mリーグでは2019シーズンからゲスト解説として登場。22-23シーズンではレギュラー解説の一人に名を連ねる。マルチタレントぶりから、麻雀最強戦では「麻雀グラップラー」のキャッチフレーズがついた。最近では「卓上の俳人」と称されている。かつて「ホンイツ」を「ホンイチ」と言っていたことでも有名。

原 周平(はら しゅうへい)

1993年生まれ、第39期後期入会

今年で30歳という若きA2リーガーだが、妙に年季の入った顔つきから40代と間違われるらしい。年齢を言うと仰されるのが御約束。門前で攻める麻雀を基本としつつも「3副露2向聴」を戦術として提唱するなど引き出しは多く、戦術論に関するコラムの執筆歴もある。

浜田 修(はまだ おさむ)

1963年生まれ、第40期前期入会Classicプロアマリーグ2018優勝、同グランドチャンピオン優勝。第40期特別昇級リーグ優勝

52歳にして公務員を辞して最高位戦入会、「60歳までに結果が出なければ身を退く」という不退転の決意とともに最高位戦リーグを戦い、特別昇級リーグ優勝などを経てB1リーグまで昇級。そして還暦を迎えた2023年の48期B1リーグでついに昇級を決め、A2リーガーとなった。

渡辺 太(わたなべ ふとし)

1988年生まれ、第48期入会。四麻天鳳位2期(2014年2020年)、三麻天鳳位(2019年)。

天鳳では「太くないお」名義で活動し四麻・三麻天鳳位それぞれを獲得。2023年に同じ天鳳位である岡本(おかもと)と同時に最高位戦入会。B1リーグに編入してスタートとなった。同年にはMリーグ赤坂ドリブンズ」に名を受け入団。B1リーグでは+400オーバーをたたき出し、一発でA2昇級と順調な滑り出しを見せている。

本業は内科医であり、プロ入り前は勤務医をしていた。現在も非常勤として都内複数の病院を掛け持ちしているとのこと。アバターVtuber「ないおトン雀魂でのプレイヤーネームでもある)」としても活動中。

友添 敏之(ともぞえ としゆき)

1978年生まれ、第38期後期入会。第38期新人王戦優勝

京都にて「雀荘」「居酒屋」「カフェ」「デリカテッセン」の4店を経営する実業アフロネクタイトレードマーク「生まれた時から効率を知っていた男」という強キャッチフレーズを持つ。自己プロデュースに長け、麻雀最強戦への参戦を実行委員長近代麻雀編集長でもある)に直談判するという行動を発揮。そこからキンWeb(近代麻雀Webサイト)連載にこぎつけ、ついには麻雀最強戦2022「男子プロの一打」の出場権を獲得。同決勝で、多井隆晴近藤誠一のMリーガー3人を破り優勝した。(ファイナル2ndステージ3位)

嶋村 俊幸(しまむら としゆき)

1951年生まれ。最高位戦第9期入会

2022年の47期までにA1リーグ(旧Aリーグ含む)通算12期在籍、最高位決定戦に3回出場など屈ベテランとして君臨。2022年シーズンに休場し、体調不安が続いたことから最高位戦リーグ引退を表明。今後は最高位戦Classicなどの短期リーグに引き続き参戦予定。「じい」として最高位戦選手から慕われる。

相川 まりえ(あいかわ まりえ)

1994年生まれ、第42期前期入会。第23期女流最高位。

大学在学の頃に麻雀を覚え、最高位戦入会後は鈴木優などの後押しを得て成長。第19期女流最高位決定戦にその年から始まったプレーオフ制度で勝ち上がるが、決定戦では大きくマイナスいてしまい最下位。そこから奮起し、最高位戦リーグ関西B2女流Aリーグ入り、23期では再び最高位決定戦にコマを進め、優勝……直前の最終8回戦の南場、四暗刻単騎に放してしまうという波乱があった(相川いわく「申告された間、と言う全てから色んな汁が出た」という)が、それでもポイントを守り切って優勝。23期女流最高位の座を手にした。

歌うのが好きで、プライベートでは「歌ってみた動画の配信もしている。また自撮り趣味で「自撮り最高位」を自称する。

茅森 早香(かやもり さやか)

1982年生まれ、第26期後期入会。第11期女流最高位。第2回女流モンド21杯優勝、第13回女流モンド杯優勝

MONDO TVでの対局が多く、「天才過ぎるオン士」というキャッチフレーズで知られる。テレビでは険しい表情だったり素っ気ない解説だったり、直撃ロンを食らって「おこ」になったりとツンツンしたキャラで通っていたが、日記ではでて語尾が「にゃー」)でるという強ギャップを見せる。さらに口なことからネット上では「ω」の称も。Mリーグではセガサミーフェニックスに所属。感性で打つタイプで、研究会等にもほとんど参加していないらしい。そのあたりが「天才過ぎる」というフレーズに繋がっているものと思われる。類のビール党。

瑞原 明奈(みずはら あきな)

第42期前期入会麻雀ウォッチプリンセスリーグ2019優勝Mリーグ21-22シーズン個人MVP

女流最高位戦Aリーグに所属。MリーグではU-NEXT Piratesに所属し女海賊として名を馳せる。2児のでもある。元は日本プロ麻雀協会に所属していたが、第一子をもうけたことでリーグ戦を休場。後により家族の負担が少なくなる環境にしたいと、最高位戦へ移籍。最高位戦のチャンネルでは時々実況も務める。

太野 奈月(たの なつき)

第37期後期入会

最高位戦A2リーグに所属する「浪速の紅一点」。女流最高位戦リーグには参加せず(男女混合の)最高位戦リーグ一本で戦う異端の女流プロ。私設リーグや勉強会で研鑽を積む努の一方、ふんわりした関西弁で場を和ませる陽気な癒し系でもある。

浅見 真紀(あさみ まき)

1985年生まれ、第35期前期入会

最高位戦C3リーグと女流Aリーグを掛け持ちながら、さらに放送対局の実況も務める。2023年には赤坂ドリブンズの名を受け、渡辺太とともにMリーグ参戦が決定。

対局だけでなく、最高位戦放送のスライド作成などに携わったり、事務局の仕事もこなす。1児のでもある。

大平 亜季(おおひら あき)

1980年生まれ、第39期前期入会。第14~16期女流最高位(3連覇)、四神降臨2015女流王座決定戦優勝

本人のデビュー期である第14期の最高位戦女流リーグでいきなり決定戦進出&優勝プロ1年にして女流タイトル獲得という麻雀界史上初の衝撃デビューを飾り、翌年は「四神降臨2015女流王座決定戦」で優勝。さらに2年・3年の15期女流最高位、16期女流最高位を連続防衛し、女流最高位をデビュー年から3連覇。

麻雀を覚えたのは社会人になったあと、26歳のころ。一時雀荘メンバーだったときにつけられた「ズム」というあだ名は今でも使われ続けている。会社勤めを続けながら最高位戦に入会するが、2015年には脱サラプロ活動に専念。
士として戦う一方で、イラストデザインを活かし、最高位戦のデザイン回りの業務を請け負っている。最高位戦YouTubeではメンバー登録の特典としてチャット欄にA2リーガー(と、新津潔会長)の似顔絵スタンプを押せるのだが、その似顔絵を担当しているのも大平である。また、2024年からの放送テロップ送出システムにもデザイナーとして携わっている。大平自身もグッズブランド「ずむや」を立ちあげて、麻雀モチーフの様々なグッズ制作販売している。

日向 藍子(ひなた あいこ)

1988年生まれ、第36期前期入会。第1回女流モンド新人戦 優勝、第3回RTDガールファイト優勝、第16期&17期プロクイーン優勝

最高位戦B2リーグ所属。一時はA2リーグまで到達している。Mリーグでは渋谷ABEMASに所属。

確かな実を持つ一方で性格は天然、さらにいわゆる「アニメ声」持ちであり、「ツモ」の発が「ちゅも」に聞こえるともっぱらの評判。Mリーグ日向ツモるとコメント欄は「ちゅも」一色になる。最高位戦リーグ実況なども務め、自身で「ひなたん麻雀するしない?」というYouTubeチャンネルも持つ、マルチタレント

丸山 奏子(まるやま かなこ)

第43期前期入会

プロ入り2年にしてMリーグ赤坂ドリブンズに名を受ける。当時勤めていた会社も辞め、チームメイトであった園田村上、たろうの特訓を受けて参戦。初戦から「着順アップの跳満ロン見逃し→倍満ツモで逆転1着」という強デビューを飾る。その後4年にわたり赤坂ドリブンズの紅一点として戦い抜いた。

そのドリブンズのチームメイトであった村上淳合同YouTubeチャンネル「ずんまるちゃんねる」を開設。それと別に個人チャンネル「もぐもぐまるこ」もある。

主催タイトル戦

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