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月下の夜想曲とは
本項では2について取り上げる
『月下の夜想曲』とは、ヴィジュアル系バンドであるMALICE MIZERによる、メジャー3枚目のシングルであり、その表題曲。作詞はGackt.C、作曲はKozi、編曲はMALICE MIZERと島田陽平が担当。
概要
1998年にリリースされた楽曲で、オリコンウィークリーチャート11位を記録したシングル。順位こそ前作『au revoir』より下ではあるが、売上はバンド最高を記録。日本語のタンゴでは久々のヒットとなった。
しかし、当時の視聴者はヴィジュアルは勿論だが、ギタリストがいるにもかかわらず誰もギターを演奏していないことに衝撃を受けた人も多いのではないだろうか。そう、この楽曲にはギターパートは何小節かあるくらいで、演奏するのもKoziのみ(ギターがないパートは踊るかチェロを弾くくらい)。そして、Mana様はカスタネットとダンス、シンセ演奏を担当し、ギターを弾かない。但し、ドラムスはキッチリとタンゴのリズムを刻んでいるのでロック以外のジャンルにチャレンジしたいドラマーは是非プレイしてみてはいかがだろうか。また、ライブではベースもウッドベースを使用している。
カップリングの『月下の夜想曲 de l'image』は主旋律をアコーディオンを中心とした楽器に置き換えた、インストルゥメンタルバージョン。こちらは原曲と違い、ゆったりとしたアレンジとなっている。
後に後輩バンドであるDが『CRUSH! -90's V-Rock best hit cover songs-』にてカバー。バンドサウンドではない、チェンバロとパイプオルガンが飛び交うタンゴをどう調理するか色々な意味で注目が集まったが…蓋を開けてみればツーバス踏みまくり、ツインギターが鳴り響くゴシックメタルと化した『月下の夜想曲』が目の前に現れた。誰が呼んだか『激化の夜想曲』とはこのバージョンのこと。自分達らしくした結果がこれだよ!!
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関連項目
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