月城アリス単語

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月城アリスとは、「D.C. ～ダ・カーポ～」及び「T.P.さくら」の登場人物である。

当記事では、作品ごとにそれぞれ紹介させていただく。

概要

D.C. ～ダ・カーポ～

初代「D.C.」のリメイク版にあたる「D.C.P.S. ～ダ・カーポ　プラスシチュエーション～」及び「D.C.P.C. ～ダ・カーポ　プラスコミュニケーション～」から新たに追加されたヒロイン。
CVはぴろす（PC版）、白雪碧（PC版：D.C.Dream X'mas）、萩原えみこ（コンシューマ版、TVアニメ）。

日本人の父親と外国人の母親との間に生まれたハーフで、北欧の出身。
両親を事故で失って以来、初音島の屋敷にて執事の瀬場を始めとする使用人たちと共に住んでいる。
風見学園付属2年で、主人公・朝倉純一の後輩。天枷美春の同級生。

とても無口で感情の変化にも乏しく、いつも何を考えているのか解りにくい表情をしている。
また、ピロス（ギリシャ語で「友達」の意）と呼ばれる人形をいつも携帯しており、誰かと話す際は手にピロスの人形を装着してピロスが会話を行う。勿論この時アリス自身は喋るどころか口を動かしてすらいないため、作品中では腹話術と言われた事があった。
（ちなみにこの真相については、以降ネタバレ→「ピロスは桜の木の魔法によって喋られるようになっている。」）
他にも、両親がサーカスに勤めていた事から彼女も運動神経がとても良く、バナナの皮を踏んづけても何事も無かったようにバランスを取り直して普通に歩いている。でも泳ぐのは苦手。

とある理由から、体育館裏の花壇でロスキルラベンダーを一心不乱に育てている。純一とは、その世話をしていた折に体育館裏を通り掛った純一と偶然出会った事からアリスのストーリーが始まっていくのである。
ストーリー中では純一以外にも同級生という事もあり、純一と合わせて美春も大いに活躍している。そりゃもうゲームが美春視点になるなんてここだけですもんねぇ。その甲斐あって、美春とは後に親友と呼べる仲を築いていく。
（ちなみに、続編では美春がアリスを自らの所属する風紀委員へと誘った、という裏設定も存在する）

アニメでは「D.C.S.S.」にのみ登場。ゲーム版と違い、普通に純一や他の登場人物達と会話が交わせるようになっている。同じ北欧出身という事からかアイシアとは仲が良い描写が見られ、作品中ではアイシアと2人で子供たちにサーカスを開いた事もあった。

T.P.さくら

基本的には上記で紹介したD.C.のアリスとほぼ同じだが、本作ではさくら・純一の上級生（風見学園付属2年生）として登場。CVは片岡あづさ。

さくらが務めている「歴史事象保護局」の副長に抜擢された天才少女。やはり思考や感情が読み取りにくい表情を湛えているが、発言の際は専ら的を射た正論を言うので淡々とした口調と合わせて並々ならぬ説得力を持つ。
局長（さくらのばあちゃん）への信頼は厚く、局長の下した決定・指令には忠実に従う。

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