月島まりな単語

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月島まりなとは、ゲーム『バンドリ！ガールズバンドパーティ！』の登場人物である。CV.洲崎綾。

ゲームのまりなさん

　黒髪のショートヘアの女性。おそらく成人済み。優しく気さくな性格。苗字は東京都の地名由来。
　『バンドリ！ガールズバンドパーティ！』(以下ガルパ)では、プレイヤーはライブハウス「CiRCLE」の新人スタッフとして働くことになるが、そのライブハウスの先輩スタッフとしてプレイヤーをナビゲートしてくれるキャラクターである。つまりはメインヒロインである。かわいい。
　CiRCLEにはオーナーがいるが名前も姿も見られないのでゲーム的にはまりなさんが実質CiRCLE代表として扱われている。
　基本的にキャラクターからもプレイヤーからも「まりなさん」と呼ばれている。こころのみ呼び捨て。

　普段はCiRCLE内のカウンターでエリアアイテムを販売している。まりなさんが売ってくれるのはフライヤーとポスターで、設置すると対応バンドメンバーの総合力が上がる。始めてすぐの初心者は彼女にお世話になることだろう。ちなみに店員キャラの多くがお行儀よく手を体の前に添えているのに対し、まりなさんは後ろで組んでおり彼女がそれなりの立場の人物であることが伺える。
　また、ミッションの画面ではまりなさんの台詞をいつでも聞くことができる。ほとんど仕事の話しかしないので、彼女の体調を心配するファンも少なくない。
　メンバーのメモリアルエピソードでもたまに登場し、プレイヤーとキャラクターとの仲介を務める。

　普段まりなさんを目にする機会は以上だが、イベントによっては出番が増える。
　対バンライブイベントでは、「まりなさんのごほうび箱」が設置される。これはライブをすることで貰えるポイントを使うと、まりなさんの激励と共にアイテムがランダムに入手できるというものである。ここで入手できるプチブーストドリンクはイベントを走る人にとっては重要なアイテム。彼女に足を向けて寝られないプレイヤーも多いことだろう。
　ミッションライブイベントでは通常のミッションに加え、期間限定のミッションが追加されるのでまりなさんに会う機会も増える。

　イベント「FUN! FUN! CiRCLING FIV EST AR!」内で過去にバンド活動をしていたことが明かされる。いつかプロデビューすることを夢見て活動を続けていたが、芽が出ないまま解散に至ったとされている。
　このイベント報酬の沙綾のイラスト内に描かれている青いギターは、ストーリー内でまりなさんの私物と語られたものだと考えられるのだが、アニメ1期の回想でたえにギターを教えた人物が持っていたものに似ているので同一人物説がある。ただしあくまで憶測の域を出ず真相は不明。まりなさん0章公開が待たれる。
　イベント「ホープフルセッション」はまりなさんのバンドが解散する際に作った曲「HOPE」を友希那、香澄、りみ、麻弥、つぐみの5人が演奏するという内容で、まりなさんのバンドの話が更に掘り下げられる。また、このイベントストーリー内で過去のバンドメンバーがまりなさんに会いに来ており、解散した今でも関係は良好なことが伺える。
　そして、このイベントのガチャで追加された★4メンバー[想いの懸け橋]湊友希那の特訓前イラストにはまりなさんが描かれている。まりなさんが描かれているイラストはこれが初である。

　黒いジャケットに白と青のボーダーシャツにジーンズという服装をしているが、1年を通してこの恰好である。メインの25人のバンドメンバーは春、夏、秋冬の3種類の私服が季節によって用意されているがまりなさんにはそれがない。
　水着イベにて真夏の砂浜にいつもの格好で登場したときは、「かわいそう」「見てるこっちまで暑い」「流石に夏服着せてあげて」「汗だくのまりなさんもそれはそれであり」「脱げ」等の声が殺到した。水着…は欲張りだとしてもせめて半袖は着せてあげてほしかった。ちなみにこのイベントではスイカ割り大会の審査員をするためにスイカ5玉を食べたらしい。
　2020年元日、ガルパにログインしたプレイヤーを出迎えたのは晴れ着姿のまりなさんであった。おみくじの演出で、SDではあるが晴れ着まりなさんが登場する。まりなさんがいつもの服以外を着た初めての瞬間であった。25人のメンバーとは違う、大人らしさを感じる素晴らしい晴れ着だった。

　2020年のエイプリルフールではCiRCLEに突如現れた謎のゲーム筐体「がるぱタワーバトル」に吸い込まれてしまったガルパメンバーを救出するためゲームに挑む。

　公式 LINEはまりなさんが発信しているという体になっており、キャンペーン等があると教えてくれる。が、頻度は高くない。SNS使い慣れてないみたいでかわいい。

アニメのまりなさん

　短編アニメ「BanG Dream!ガルパ☆ピコ」では実質主人公orヒロインといっていいくらいの扱いを受けている。後半からライブハウス「さーくる」は頻繁に崩壊するが、その度に巻き込まれては辛うじて生き残っている。真冬の空の下ヘルメットを被りさーくるの修復に勤しむまりなさんの健気さは涙を誘う。このあたりから不憫キャラが板に付きはじめる。かわいい。

　アニメ2期はガルパから登場したバンドメンバーも登場することもあってか、まりなさんの登場も待ち望まれた。主軸となるライブハウスは商店街にある「GALAXY」だが、第2話にはCiRCLEも登場した。
　そして、Poppin'PartyとRoseliaが主催ライブについて話していると、いつものカウンターからいつもの格好で登場した。
　ちなみにアニメ2期は3DCGでのアニメ化となっているが、まりなさんは手描きだった。
　これが何を示しているかというと、まりなさんは今後出番が無いまたは少ないので使い回しできるモデルが作られなかったということが考えられる。悲しい。
　以下アニメ2話でのまりなさんの全セリフ。

「ちょっとー」
「なんでCiRCLEじゃないの？」
「うちでも主催やってよ～」
「うちも割るよー？」
「常連割も付けるからさ～」
「ねぇちょっと～」
「もー水くさーい」

　作中でまりなさん登場に反応したのはりみだけだった。頑張れまりなさん。
　そして2話放送後、Twitterの世界トレンドになんと「まりなさん」が入ったのだ。まりなさん登場は全世界が待ち望んでいたことが発覚した。

　その後、2期10話で再びまりなさんは登場。CiRCLEにてポピパがRoseliaに謝罪するシーンの直前に映る。いつもの (ryで紗夜とリサに受付をしていると思われる。
　ただし一切喋らず動かず出番は数秒で終わった。そして今回も手描きだった。
　12話でもまりなさんに出番はあった。ポピパの主催ライブのチラシをいつものカウンターで配っていた。当然のように台詞は無く、相変わらず手描き。主催ライブの会場はGALAXYでCiRCLEではないのだが、宣伝を請け負ってくれるまりなさんは天使。

　アニメ3期では、なんといきなりまりなさんの台詞から始まる。
　バンドをやっている子達の応援をしたいという思いから、「BanG Dream! ガールズバンドチャレンジ」というイベントの企画を立ち上げたようだ。
　この企画会議のシーンから、CiRCLEはこの地域のライブハウスでも一番人気であると言われており、まりなさんの手腕が実証されている。
　そして、「オーナー」こと都築詩船から「その企画、やりきったかい？」と問われたまりなさんは決勝の舞台を武道館にするという高い目標を打ち出すのであった。
　ちなみにまりなさんの隣にはGALAXYの店長が座っており、「まりなちゃん」呼びされていることが分かった。
　一地域のライブハウスのスタッフという立場でありながら武道館を押さえたり、急なライブスケジュール変更に対応したり等の活躍を見せる。まりなさんは有能。
　また、いつもの格好ではなくイベント Tシャツを着て登場するシーンもある。
　ほぼモブ同然だった2期と比べると、出番は非常に多く格段に扱いは良い。しかし、相変わらず3D モデルが作られることはなかった。
　ちなみに8話は温泉回となっているが、数少ない大人の女性であるまりなさんに声はかからなかった。

　短編アニメ「BanG Dream!ガルパ☆ピコ大盛り」でついにまりなさんに転機が訪れる。
　なんと、今まで作画だったまりなさんについに３D モデルが与えられたのだ。登場するのはエンディング映像の一部。ポピパの面々を追いかける３Dのまりなさんが見られる。不気味なローポリのまりなさんが。