努力で全部なんとかなると思ったら大間違いなんだよ
月島蛍(つきしま けい)とは、週刊少年ジャンプで連載中の漫画「ハイキュー!!」の登場人物である。
プロフィール
クラス:1年4組
背番号:11
好物:ショートケーキ
最近の悩み:高校に入ってまた下の名前の読み方を色んな人に聞かれること
概要
烏野高校バレー部一年生で日向らの同級生。黒ブチ眼鏡が特徴で、ヘッドホンを身につけていることが多い。
烏野一の長身。しかし身長の割に体重は軽く、細身ゆえに「ひょろい」と言われてしまうこともしばしば。
見た目通りの頭脳派プレイヤーで、相手の動きや試合の流れを読み、フェイントやブロックを駆使している。ただしレシーブは苦手としている模様。
毒舌家な上に皮肉屋で、影山のことを彼のコンプレックスの二つ名である「王様」と読んだり、日向の身長をたびたびからかったりしていることから、主将の澤村からは「良い性格の悪さをしている」と称される。
その一方で「真っ向コミュニケーション」に弱く、素直にまっすぐ踏み込まれると身動きがとれなくなり大人しくなる。
冷めた態度をとってはいるが根っからは相当の負けず嫌いであるようで、挑発には真っ向から乗るタイプ。
山口忠とは小学生時代からの幼馴染であり、山口が同級生からいじめられていた際に通りかかって、(月島自身が意図していたか定かではないが)結果的に彼を救ったことから憧れを抱かれ、少年バレーで再会して以来すっかり懐かれ今に至る。山口が一日に最も多く発する言葉は「ツッキー」と公式サイトで明言されているほど。
山口にとって月島は憧れの存在であり、一見やや一方的な間柄に見えるものの、山口の存在や彼の前に進もうとする姿勢や言葉に、月島は大きく影響されることとなる。
影山飛雄とは初対面から喧嘩をし、ずっと彼のことを「王様」と呼び続けるなど、しょっちゅういがみ合い口論する犬猿の仲であり、よく主将の澤村に二人揃って怒られている。しかし青葉城西戦で、菅原のアドバイスにより影山が真っ向コミュニケーションを試みた結果、連携プレーを見せるなど改善の余地はある多少なりともある様子。
余談ではあるが、影山の中の人である石川界人は月島を大のお気にいりキャラであると公言しており、ハイキュー!!のラジオ等でその盲目気味なツッキー愛が伺える。
日向翔陽についてはその身長や単細胞っぷりを馬鹿にする発言が目立つ一方で、実はその身体能力と才能を高く評価しており、敵わない存在として引け目すら感じていたことが夏合宿中に明らかになる。
そこには、日向の憧れでもある「小さな巨人」と、かつて同時期に烏野に所属していた兄の存在も一因にあった。
初期の頃はバレーボールをたかが部活と称し、本気で打ち込む周りの人間を疎ましいといった冷めた態度をとり続けていた。しかしそれは、月島が小学生のときに彼と兄に起こったある出来事が深いトラウマとなり、今もなお引きずっていることが原因である。
その過去が語られた原作88話は、運動部における現実が生々しく描写され、精神的に堪える内容から読者からの反響も大きく、山口が月島に感情をぶつけるシーンでは担当編集者が「涙でむせんだ」とツイッターで呟いたほど。
山口や共に音駒と梟谷の主将である黒尾と木兎の言葉で一歩を踏み出して以降、より強いブロックができるようになるためバレーにのめり込むようになり、日向のことも同じポジションのライバルとして意識するようになった描写も見られる。マネージャーの谷地からは太陽vs月を表現されており、互いに切磋琢磨する良い関係になりつつある模様。合宿以降は黒尾や木兎にすっかり気に入られてしまい、月島自身も彼らから強く影響を受ける。
七歳年上の兄・明光に対しては「兄ちゃん」と呼び一緒にバレーの練習に取り組むなど、幼い頃から非常によく懐いており、その存在は月島にとってまさにヒーローそのものだった。88話の出来事以降は多少ぎくしゃくした間柄になったが、合宿から帰宅したのち互いに一歩前へ歩みだし会話したことから、再び兄弟間の距離は縮まる。
兄の前では、幼い頃は他人相手には絶対見せないようなキラキラした笑顔を浮かべていたり、兄を褒められると頬を紅潮させながらどもりつつ自慢したり、兄が原因で現在の冷めた態度になりながら兄と同じ高校に進学、高校生になった今でも兄相手では普段の毒舌も影をひそめ、兄の所属する社会人バレーに誘われて参加し、兄から貰ったスポーツグラスをかけ試合に挑み、三年生が圧倒されるほどやる気満々な表情を浮かべたりと、ブラk…兄思いで外弁慶気味な一面がある。
垢抜けた容姿や冷めた態度から現代っ子と評される。が、負けず嫌いで意外とすぐムキになったり、ショートケーキが好物、部屋に恐竜のフィギュアを飾っているなど恐竜好きであると推測される等、年相応に子供っぽい部分も見られる。
関連動画
関連項目
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