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有吉の壁とは、日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組である。
概要
2015年～2020年1月5日まで不定期で特番として放送されていた番組であり、現在は2020年4月より19:00～19:56のゴールデンタイムのレギュラー番組として放送されている。
MCは有吉弘行、アシスタントは佐藤栞里、その他レギュラー・出演の多い芸人は後述する。
「次世代を担う若手お笑い芸人たちが、有吉弘行が用意した『お笑いの壁』に挑戦し、壁を越え芸人として成長する」というのが番組コンセプト。
そのコンセプトの通り、MCの有吉からは厳しい無茶振りや要求が多く、出演芸人にはアドリブ力・瞬発力・発想力が求められる。
お題に即して芸人たちがボケを披露し、そのネタやボケに対しMCの有吉が「◯」か「✕」で判定を下す。「◯」の際にはアシスタントの佐藤栞里から「見事壁クリアです」とコールされる。
基本的には有吉のさじ加減ではあるが、勢いだけのボケや捻りのないネタ、詰めや練りの甘いネタに対しては厳しく判定されることが多い。
編集の壁を超えられずカットになったネタは、Huluで配信される。
レギュラー番組に昇格した直後、新型コロナウイルスの影響でメインコーナーの一般人の壁を越えろ！が収録不可能になり、しばらくの間再編集版（副音声で出演者が当時を振り返るものを収録）を放送していた。
番組コーナー
「一般人の壁」を越えろ!おもしろ××の人選手権
商店街やショッピングモール、遊園地、廃校など大型施設や商業施設などを貸し切り行われる。
施設の設備や、スタッフ、世界観を活用してボケを披露し有吉からの「◯」を狙うコーナー。
普段組んでいるコンビやトリオだけでなく誰と組んでも、何人でボケてもOK。ただし、勢いだけのネタには厳しく判定されることが多い。
助っ人ガチャというシステムが使えることもあり、思いもよらぬ有名人がボケに混じってくることも。
基本的には「一般人の壁」を超えろ！だが、時折「青春の壁を～」や「仮装の壁を～」とタイトルが変わることがある。※××の部分には施設名が入ることが多い。
「流行語大賞の壁」を越えろ! ブレイク芸人選手権
流行語になりそうなブレイクしそううなネタ・キャラクターを作り、有吉に披露し「◯」を狙うコーナー。
コンセプトはあくまで「ブレイクしそう」なネタ・キャラであり、完成度が高すぎるネタというより流行りそうなネタを作ることである。完成度が高くても、「面白いけどコレがどう流行るんだよ！」というネタの場合には「×」になることも。
実際にこのコーナーからブレイクしたネタも多く、Twitterトレンド入りするネタやCM起用にまでこぎ着けたキャラもいる。
実際にブレイクしたネタ
- TT兄弟
- チョコレートプラネットのネタ。ドコモのCMに起用されるなどチョコレートプラネットの代表作になった。
- Mr.パーカーJr
- チョコレートプラネットのネタ。何でもフードをかぶって解決させる。シリーズ化し長く続いた。
- ストレッチャーズ
- ジャングルポケットのネタ。体に効かない無意味でシュールな動きのトレーニング。日清のCMに起用された。
- アナグラム研究所
- トム・ブラウンのネタ。強引なアナグラムを完成させそれを再現する。GameWithのCMに起用された。
- kougu維新
- きつねのネタ。ちょいダサが売りの2.7次元アイドル。工具の擬人化で、2.5次元のパロディネタ。登場する度Twitterのトレンドに入る。
- パラパラおじさん
- パンサー菅のネタ。菅がキレキレのパラパラを踊りパラパラしたものを言う。
- JKボンバーズ
- インポッシブルのネタ。インポッシブルの二人が女子高生に扮する。派生コーナーの「賞レースの壁を越えろ！男版THE W」で優勝。
- 鬼ギャルゾンビ
- タイムマシーン3号のネタ。「良い墓掘ってんねー！」。敗者復活で復活するも…。
レギュラー・出演の多い芸人
- アルコ&ピース
- インポッシブル
- かが屋
- かもめんたる
- きつね
- 銀シャリ
- 空気階段
- さらば青春の光
- 三四郎
- シソンヌ
- ジャングルポケット
- ゾフィー
- タイムマシーン3号
- チョコレートプラネット
- どぶろっく
- とにかく明るい安村
- 友近
- どぶろっく
- トム・ブラウン
- 納言
- パーパー
- ハナコ
- パンサー
- 平野ノラ
- ぺこぱ
- ぼる塾
- もう中学生
- U字工事
- 四千頭身
- ワタリ119
関連動画
関連生放送
関連リンク
関連項目
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