有田焼は燃やしますか?とは、2001年に放送された水曜どうでしょうの企画「対決列島」にて生まれた安田顕の珍言である。
概要は燃やしますか?
北海道を出発し、九州にまでたどり着いたどうでしょう班。フェリーで四国から大分に入り、大分自動車道を西に進み佐賀県に入る。ここで大泉は安田顕にアントニオ猪木の物真似を振りながら
「猪木さん佐賀県に入りました」と安田にトークを振る。しかし安田に佐賀に対する知識などあるはずも無く「シャーッ!!」など奇声を上げて誤魔化す。
佐賀県といえばカメラマン嬉野雅道の出身地であり、嬉野Dにも飛び火する。
安田「佐賀は何が名物なんですか?佐賀に何かいいとこあるんですか?何とか言えッ」
西九州は他にも伊万里焼・波佐見焼といった焼物もあるなど、日本有数の焼物の産地として有名である。
しかし、焼物の話を振られても安田に当然焼物の知識もあるはずも無く、さらに猪木の物真似をしている状態もあり混乱したのか、苦し紛れにでた言葉が
「有田焼は燃やしますか?」であった。車内にいたメンバー全員「?」という状態になり映像は終了した。
どうでしょう内では着ぐるみを着たり、牛乳を吐いたりと体を張った名シーンの多い安田だが、この意味不明なセリフを吐いたワンシーンは地味ながら多くの人にインパクトを残した。
なお映像はここで終了しているが藤村Dの番組ブログではこの続きが語られており、その後も猪木の物真似を続けていたようである。
有田焼は本当に燃やすんですか?
安田のすっとんきょうな受け答えを象徴する「有田焼は燃やしますか?」だが、そもそも有田焼はどのように作られるのだろうか。
熱心などうでしょうファンであれば「シェフ大泉 夏野菜スペシャル」において陶芸に励むシェフ大泉の姿を記憶している者も多いだろうが、基本的にはあの光景を思い浮かべていただければ方がおわかりいただけるだろう。ざっくり言うと、
- 成形
- 素焼き
- 下絵付け(線書き)
- 下絵付け(濃み)
- 施釉
- 本焼成
- 上絵付け
- 上絵焼成
- 完成
という手順である。(安田が無類の不器用ぶりを発揮したのは「1.成形」の工程)
このうち「2.素焼き」「6.本焼成」の工程において、それぞれ900度、1300度の窯に入れて焼き上げる作業が必要になる。
というわけで猪木さん(というか安田さん)の質問に回答するならば、「有田焼は燃やします」という回答になるだろう。
ちなみに有田町観光協会の公式サイトに有田焼の作り方を詳細に紹介したページがあるのでそちらもあわせて参照いただきたい。
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