服部平次とは、「名探偵コナン」に登場する「西の高校生探偵」である。
概要
大阪生まれ大阪育ちの高校生探偵。祖父譲りの色黒で、関西弁で喋りまんがな。「西の高校生探偵」と呼ばれ、推理力では同じ年の工藤新一に引けを取らないため、「西の服部、東の工藤」と例えられている。
父は大阪府警本部長の服部平蔵で、母は服部静華。大阪府寝屋川市在住。
人物
褐色の肌で常に帽子をかぶっている。剣道部所属で、その腕はかなりのもの。
原作初登場は10巻。青山先生曰く「連載が長期化しなければ灰原哀がこのタイミングで出てきた」らしいのでその場合出番がそもそも無かった模様。
当初は「東の高校生探偵」と呼ばれている工藤新一にライバル心を持っており、外交官殺人事件では推理の勝ち負けにこだわっていたが、新一に言われた言葉により、推理に勝ち負けがないことを知る。しかしその後も推理勝負をたびたび持ちかけている。
その後、持ち前の推理力でコナン=新一と初めて見抜き、コナンのよき協力者になる(しかし、毎度うっかりコナンのことを工藤と呼んでしまい、そのたびに「くどい」や「苦労」と言ったなどとごまかしている)。
コナンよりも熱血漢で、現場を保存することより命を優先させることもある。コナンがコナン・ドイル(ホームズ)が好きなのに対し、エラリー・クイーンの作品を好む。
遠山和葉と幼馴染関係である。和葉のことは「子分」だと言ったりしているが、彼女を好きなのは火を見るより明らかである。当の本人は最近になるまで気付いてなかったようで、本人が気付く前にそのことに気付いたコナンから「ガキ」呼ばわりされた。一度蘭から告白されたことを聞いたのを機に勇気を出した和葉の方から告白されかけたが、その事実を聞いた途端(和葉が告白する前に)すっ飛んでってコナンにニヤニヤしながら絡む辺り確かにガキである。
最近は和葉に告白しようとするもののコナン(新一)がビッグベンの前で蘭に告白したことに張り合っていることが主な原因で全て失敗に終わっている。
名前のモデルは銭形平次(「服部」という名字は父親の服部平蔵の名前のモデルが長谷川平蔵と服部半蔵であるため)。
剣道のライバルとして前作YAIBA終盤に登場した六代目沖田総司が存在する。コナンでの初出は30巻であり、コナン世界でも五段突きの名手として有名であり、彼に勝つことが剣道における服部の目標。この組み合わせはYAIBAでのトーナメントに載っていた沖田の対戦相手が「H・服部」という人物であった事から引用した作者のセルフネタである。
ニコ動にて
など、事あるごとにコナンに対し、会話や思考の中で余りにも工藤!工藤!と呼びかけているため、服部=何かにつけ工藤!と叫ぶキャラのようなイメージが定着。特に上の3つはその象徴のような台詞であり、これら前半の台詞を使う場面ではコナン(工藤)とまったく関係のない場所であっても、とりあえず工藤をつけてセットで使われることが多い。
汎用性は高いので、色んな場所で(勿論コナンと無関係の場所で)見かけることができる。
なお、追記として服部自体は確かに工藤工藤と連呼するキャラであるが、実際に「なんやて工藤!」などそのままの発言をするシーンはほとんどない。
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関連項目
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