服部泰卓単語

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服部泰卓（はっとり やすたか、1982年9月10日-）とは、徳島県出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

出生地は大阪府高槻市だが、出身地は小学5年生時に引っ越した先の徳島県美馬郡脇町（現：美馬市）。

川島高校では肘の怪我に悩まされたが、3年次にはエースとして活躍し、大会ナンバーワン左腕とも呼ばれた。卒業後は駒澤大学に進み、4年次に3試合連続完封をマークするなど通算11勝を挙げたが、ドラフト候補に挙がるほどの存在ではなく、社会人のトヨタ自動車に進む。

トヨタ自動車では2年目から主力投手となり、3年目の都市対抗1回戦で完封勝利。日本選手権では4試合で3完封をマークし、ドラフト1位候補となる。

2007年の大学生・社会人ドラフトで、大場翔太を外した北海道日本ハムファイターズと、長谷部康平を外した西武ライオンズ・千葉ロッテマリーンズの3球団がハズレ1位で競合。抽選の結果、ロッテに入団した。外した日本ハムは多田野数人、西武は平野将光をハズレハズレ1位で指名している。制球力が自慢の社会人左腕ということで即戦力として期待された。

ロッテ時代

2008年（1年目）は一軍登板ゼロ、二軍でも防御率6.99と結果を残せなかった。

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2009年も二軍で防御率4点台と数字を残せず、一軍登板はなかった。

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2010年、左のワンポイントとして開幕一軍入りするが、8試合で防御率14.29と結果を残せなかった。二軍では32試合で防御率3.55。

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2011年は二軍で防御率2点台をマークして夏場に一軍昇格したが、5試合で防御率10.80と2年連続で結果を残せなかった。

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2012年は二軍で34試合に登板したが防御率4点台で、一軍登板なしに終わる。

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2013年、久々に開幕一軍入り。開幕戦（オリックス・バファローズ戦）で延長12回2死1、2塁のピンチに登板し、3球でアウトを取る。その裏にチームがサヨナラ勝ちし、6年目でようやくプロ初勝利。4月4日に一軍登録抹消されたが、21日に復帰すると左の中継ぎとして好投し、7回の対左担当セットアッパーとして開花。そのままシーズン閉幕まで投げ続け、最終的に51試合で2勝1敗20ホールド、防御率3.38と好成績を残した。

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2015年は一軍登板がなく、戦力外通告を受け、現役を引退した。

引退後

保険代理店の営業マンをしている。→インタビュー記事

成績

年度別投手成績

年度	球団	登板	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率	WHIP
2010年	ロッテ	8	0	0	0	0	0	0	.---	5.2	4	5	9	9	14.29	3.39
2011年		5	0	0	0	0	0	1	.---	1.2	0	1	2	2	10.80	2.50
2013年		51	0	0	2	1	0	20	.667	32.0	10	21	12	12	3.38	1.28
2014年		9	0	0	0	0	0	1	.---	8.2	8	3	8	8	8.31	2.54
NPB：4年		73	0	0	2	1	0	22	.667	48.0	22	30	31	31	5.81	1.79

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2007年度新人選手選択会議
• 千葉ロッテマリーンズ