『朝まで!!任天ちゃん!!』とは、雪雪崩清隆氏がニコニコ静画(マンガ)で投稿中の漫画作品及び動画作品である。
概要
2014年12月1日に初投稿された漫画で、任天堂を擬人化したキャラクター「任天ちゃん」を中心に、実在するまたは実在した人物、他社の擬人化キャラと共に「任天堂がいかにしてコンピューターゲームを創っていったか、また他社はいかにして任天堂に挑んだか」というゲームの歴史を描いている。
物語は、「ゲーム&ウォッチ」が誕生した瞬間から始まり、2017年9月現在の投稿分では動画はファミリーコンピューターが猛威をふるいながらも、ライバルであるセガ・マークⅢ、PCエンジンが登場した辺り、静画の「~夜目」は本編と前後してファミコンに参画したソフトメーカー及びメーカーの人々や関係者にフォーカスが当てられている。前述したとおり作中には実在した、または実在している人物が登場している(2017年9月の投稿では主にエニックスに係わりがある人々が中心)
また、おまけとしてファミコンの全盛期である1980年代後半の流行や投稿日に関係あるゲーム、出来事を紹介する回もあり。
主な登場人物として任天堂三代目社長の山内溥氏、ゲーム&ウォッチ開発者である横井軍平氏、ファミリーコンピュータ開発者の上村雅之氏、若き日の宮本茂氏や岩田聡氏などが登場している。
2015年7月15日、奇しくも任天堂より岩田聡前社長が亡くなった4日後、そして32年前にファミリーコンピューターが発売したこの日に動画として第1話が投稿された。
ちなみに、投稿動画のコンテンツリーの一つには参考資料の一つとして「ゲーム機大戦」が入っていたりする。
主な登場人物
任天ちゃん
同作品の主人公兼ヒロイン。花札(+マリオ帽)を髪飾りにファミコンをイメージした羽織と若草色の袴姿(色味からしてTVゲームと並ぶ任天堂の代名詞「小倉百人一首」の札の色と思われる)、語尾に任天堂の過去の玩具名やキャラ名が付くのが特徴(通称:任天弁。普段は京都弁)。任天堂に勤務する人々を見守る存在でみんな大好き。
花札から最新コンピュータ機器まで扱う娯楽のプロフェッショナルにして京都で100年以上生きている大妖怪でもある(作者談)好物はすっぽん鍋。
山内溥
御存知、任天堂の強面組長・・・もとい三代目社長。劇中では主にファミコン創成期の50代から60代前半の姿だが、回想として社長就任直後の23歳の時の姿も(・・・どう見ても「ヤ〇ザの若頭」なのは禁句)
横井軍平
「マジックハンド」「ラブテスター」「光線銃」「ゲーム&ウォッチ」「ファミコンロボ」を生み出した『枯れた技術の水平思考』本編では任天ちゃんから「ぐんぺー」と呼ばれ慕われている。
宮本茂
説明不要。日本が誇るゲーム業界の巨人。劇中でマリオの制作秘話が語られる。若手社員では最も任天ちゃんに懐かれている。
上村雅之
ファミリーコンピュータ開発主任。元シャープ出身で任天堂に営業に来た際に山内社長にヘッドハンティングされる。ファミコン発売前年の「アタリショック」を目の当たりにしたためか不安な様子が消えない
岩田聡
HAL研究所社員。後の任天堂四代目社長。プログラムの天才で任天堂の様々なアイテムをリリースする際に彼の頭脳が大いに力になっている・・・のだが、任天ちゃんから何故か邪険にされてしまっている。頑張れいわっち
セガ子ちゃん
SEGAの擬人化キャラ。SEGAのイメージカラーである青を基調にした着物と発祥の地であるアメリカ由来の金髪碧眼ソバージュがチャームポイント。自称任天ちゃんの永遠のライバル。登場するたびに任天ちゃんに泣かされてる。チョコレートが好物。
関連動画
※バカ犬氏が投稿しているVOICEROID解説動画。解説は任天ちゃんとセガ子ちゃんが交代で担当。
関連漫画
関連商品(参考資料)
関連コミュニティ
関連項目
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