「朝倉景健」(あさくら・かげたけ 1536? ~ 1575)とは、戦国時代の越前国の大名・朝倉家の一族。
姉川の戦いにて総大将を務めて奮戦して織田家の有力家臣を多数討ち取る戦功を上げるもマイナーで地味メンな事に定評がある戦国武将。
別名は「安居景健」
概要
越前国の朝倉家臣・朝倉景隆の末子に生まれ、父や兄の他界により家督を継ぐ。
朝倉家と織田家の決戦である姉川の戦いで総大将を務め、合戦の前半では圧倒的兵力を誇る朝倉勢を率いて織田・徳川勢を圧倒し、森可成らを討ち取る等奮戦する。しかし、陣形がのびきったところで側面攻撃を受けて壊乱し、味方の浅井勢も巻き込んだ混乱を収拾できず結果的に敗れてしまう。主君朝倉義景を伴い居城に帰還したものの、敗戦の責任を負わされてしばらくの間冷遇されていたらしい。
その後、一族の朝倉景鏡により当主・朝倉義景が殺されると、織田信長に降伏して本領を安堵され、姓を「安居」に改めた。
しかし翌年から本領にて一向一揆が勃発すると、旧・朝倉義景家臣からも攻撃をうける等して一向一揆に追い詰められて降伏したことから第六天魔王織田信長を怒らせてしまい、越前への織田家の再侵攻が発生した際に一向一揆や旧・朝倉家臣団らと共に滅ぼされてしまうのだった。
朝倉義景に付き従って、総大将も務める等したことから、相当に武人の心意気をもっていたと思われるが、時代のうねりにもがくことしか出来なかった悲しい武人と言える。
※その他「朝倉景健」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事。
戦国大戦
戦国大戦での彼は朝倉家総大将の肩書きに恥じない朝倉家コスト2.5武将。武力8統率8と防柵を持つ。
黒ずくめの服装に特徴のある兜がFF4のあの人を彷彿とさせるためか、ゴルベーザと呼ばれることが多い。
計略は暗黒魔境。士気6で前方に敵の武力と統率を下げる陣形を展開する。
範囲はそこそこだが範囲に入った敵の数が多い程効果が高いため、相手部隊数が少ないとやや効果は薄い。
しかし1.11Cにてアッパー修正を受け、環境の一角を占めた。
効果時間が長く、更に本人が弓足軽のため、陣形を嫌ってばらけてくる敵に対して強いのが原因とされる。
Ver1.20以降もそれなりの成果を出していたことから計略が下方修正。現在ではやや物足りない範囲と効果時間になっている。
Ver2.0ではチート爺朝倉宗滴が追加されたことで朝倉コスト最高武将の座を譲る事になった。
関連動画
▼三浦あずさが所属する越前・朝倉家の武将として登場するも影の薄い事に定評がある「あずさの天下創世」
補足
「信長の野望」(PC)シリーズにおける朝倉景健(安居景健)の能力一覧。
軍事能力 | 内政能力 | |||||||||||||
戦国群雄伝(S1) | 戦闘 | 44 | 政治 | 47 | 魅力 | 83 | 野望 | 63 | ||||||
武将風雲録(S1) | 戦闘 | 57 | 政治 | 48 | 魅力 | 59 | 野望 | 46 | 教養 | 62 | ||||
覇王伝 | 采配 | 69 | 戦闘 | 57 | 智謀 | 52 | 政治 | 48 | 野望 | 56 | ||||
天翔記 | 戦才 | 146(A) | 智才 | 68(C) | 政才 | 104(B) | 魅力 | 69 | 野望 | 60 | ||||
将星録 | 戦闘 | 71 | 智謀 | 49 | 政治 | 50 | ||||||||
烈風伝 | 采配 | 56 | 戦闘 | 60 | 智謀 | 41 | 政治 | 34 | ||||||
嵐世記 | 采配 | 46 | 智謀 | 24 | 政治 | 22 | 野望 | 63 | ||||||
蒼天録 | 統率 | 51 | 知略 | 29 | 政治 | 22 | ||||||||
天下創世 | 統率 | 55 | 知略 | 29 | 政治 | 22 | 教養 | 54 | ||||||
革新 | 統率 | 67 | 武勇 | 70 | 知略 | 33 | 政治 | 25 | ||||||
天道 | 統率 | 67 | 武勇 | 70 | 知略 | 33 | 政治 | 25 | ||||||
創造 | 統率 | 64 | 武勇 | 66 | 知略 | 39 | 政治 | 35 |
関連コミュニティ
関連項目
- 朝倉義景
- 朝倉宗滴
- 朝倉景鏡
- 朝倉景紀
- 朝倉景連
- 河合吉統
- 魚住景固
- 真柄直隆
- 真柄直澄
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- 一向一揆
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- 戦国時代の人物の一覧
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- iM@S架空戦記シリーズ
- あずさの天下創世
関連リンク
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