朝月とは、「歌いたい」という気持ちのままに自分の好きな歌などを「歌ってみた」に投稿する歌い手である。
※この記事ではユーザー名「asatuki」の「朝月」について記述しております(同名の歌い手がいるため)。
概要
ニコニコ動画では「歌ってみた」「台詞言ってみた」を投稿している。
ひょっとすると、初めて朝月の「歌ってみた」を聴いた視聴者の中には、「えっ……?」と思う方もいるかもしれない。
正直なところ「合う合わない」の個人差が非常に大きい歌い手であることは否定できない。
一方で非常に熱心なファンがいる歌い手である。
これは動画の再生数・コメント内容・広告等を見ると明らかである。
彼女の「歌ってみた」については、過去下記のような感想があったようだ。
- 歌唱難度の高い選曲が多い(Sound Horizon、坂本真綾、ボカロ無理曲等)
- 声質は良いのでもったいない(台詞は元々上手く、歌についても狂信的なファンによるMIX動画により確認されている)
- 声域に合った歌いやすい曲を探しては?
- etc.
しかし、本人はそもそも「好きな曲を歌いたい」という想いから歌っているため、好きな曲から歌いやすいものを探すことは模索しつつも、「好きな曲を難しいから歌わないということはできない」とコメントしている。
歌うことへの真摯な態度、向上心、謙虚な性格が彼女の一番の魅力であり、聴く人によっては驚異的な中毒性を引き起こす。巧拙はともかく、楽しそうに歌う歌声が好きというファンも多い。
知名度こそ低めだが、知る人の間では高い人気を誇っている。
この記事で歌い手「朝月」のことを知った視聴者も是非一度聴いてみてほしい。
そもそもニコニコ動画の「歌ってみた」は、当初「(人間が)自らの歌声を動画に収めて投稿したもの」という趣旨で正式カテゴリ化されたものである。
時が経つにつれ「歌ってみた」本来の趣旨は忘れ去られ、一般投稿者の「歌ってみた」は、商業主義的な「自称一般人」の投稿に埋もれ、心ない視聴者により他人と比較され、あらぬ風評被害を受けるようになってしまった。実に嘆かわしいことである。だが過去に過ちを犯した視聴者もまたやり直すことはできるのだ。
「巧拙を気にせず、歌いたいという気持ちのままに本人の好きな曲を自由に歌い、視聴者が楽しんで聴いている」
朝月の「歌ってみた」は、商業主義・技巧至上主義・他者比較に陥りがちな現在の「歌ってみた」カテゴリに、本来あるべき姿を取り戻す"Nouvelle Vague"なのかもしれない。
2016年9月のこえ部終了のためか一旦活動休止するも、2017年に主にSoundCloudとニコニコ動画でひっそり活動を再開。定期的に歌ってみたやセリフを言ってみた動画を投稿している。
現在もなお成長途上であり、屈指の伸び代を持つ歌い手の一人であろう。
これからも彼女の成長を応援したい。
※朝月さんの一ファンから皆様へのお願い
歌ってみたの「朝月」は、歌い手「朝月」です。
動画コメント等、常識的な配慮をお願いいたします。
関連動画
関連マイリスト
関連項目
- 4
- 0pt