朧村正とは、マーベラスエンターテイメント(現マーベラスAQL)より発売されたWii専用アクションRPGである。
2013年3月にPSVitaで移植版が発売された。Vita版は追加要素としてDLCシナリオが4種類配信されている。
概要
2009年に発売されたWii専用のアクションRPGで、プリンセスクラウン、オーディンスフィアなどを手がけたヴァニラウェアが開発しており、美麗なグラフィックや食事シーンなどは今作でも健在である。豪華絢爛な和風的世界観が特徴。みんなのおすすめセレクションが出ており、手ごろな値段で購入できる。
長らく他機種への移植が望まれていたが、ようやく2013年3月にPSVitaで移植版が発売されることが発表された。
シナリオ
朧村正では2人の主人公による別々のシナリオが用意されており、どちらからでも開始が可能。またロードする度に選びなおすことができるので、それぞれを交互に進めることもできる。ただしレベルや所持金等は共有ではない。刀は双方をクリアした後に共有となる。
百姫伝
朧剣百鬼夜行
美濃国鳴神藩主の娘である百姫が主人公・・・であるが、実際には"朧流魂移しの術"を使った飯綱陣九郎という男が憑依している。そうなった理由は彼曰く、百姫と一緒にいた柳生雪之丞に憑依するつもりだったが、雪之丞を庇った百姫を斬ってしまった為。目的は魂移しの術をやり直す為に、それが可能な刀『相模反魂黒光』の捜索。
鬼助伝
妖刀村正忍法帖
伊賀髑髏谷の抜け忍として追われている少年。過去の記憶が無く、当面は思うままに奔走することになる。かつての仲間も知らない剣術朧流を体得しており、内から湧き出る刀を求める思いに突き動かされ、戦いに身を投じる。
流儀
無双と修羅の難易度に加えて、修羅クリア後にのみ選択可能な死狂という難易度がある。
無双
気持ちよく大暴れするための流儀です。
アクションが苦手な人も行き詰ることなく薦めます。
文字通りのイージーモード。自信がないならこれを選ぼう。
雑魚敵のHPや攻撃力も低く、サクサク進める。
ただし他の難易度よりもボスのHPが多いという特徴もある。
修羅
回避、防御、奥義などを全てを駆使出来なければ
先へは一歩も進めません。心の折れない人向け難度。
文字通りのハードモード。自信があれば初見プレイで選ぶのもアリ。
雑魚敵のHPや攻撃力が無双に比べて上がっており、刀の霊力の削れる量も増えている。
攻撃中のオート防御が無いのも、難易度が上がっている証拠だろう。
実は常時、無双と修羅は難易度が変更できるので、どうしても無理なら無双に変えるのもアリ。
死狂
「待ったなしの真剣勝負、死刃全てかいくぐるべし」
直撃即死の超難度。クリアの保証は致しかねます。
常時HP1固定の公式オワタ式。修羅モードをクリアすると"初めから"で選択できる。
雑魚敵のHPは修羅と同じだが、刀の霊力の削れる量は無双基準である。
また攻撃中のオート防御もあるので、HPが1である事を除けば修羅よりアクション難易度は低い。ゴリ押しがきかないので、ボスはパターンを覚える必要があり、理詰め的要素が強い。
元禄怪奇譚
Vita版のDLC。以下4つのショートストーリーで構成される。セーブデータは4ストーリー共通だが、朧村正本編とは別になっている。
津奈缶猫魔稿 通称 化猫
江戸の茶器を運ぶお恋たち。その飼猫・三毛はこっそり後をつけていた。だが、刺客によって茶器は盗まれ、お恋たちは殺されてしまう。主の無念を晴らすため、三毛は猫又に変じて茶器を取り戻そうとするが―。
大根義民一揆 通称 一揆
大根(おおね)では凶作にもかからわらず年貢は増加し、人々は貧困にあえいでいた。権兵衛たち四人の百姓は直訴しようと江戸へ向かうが―。
サブタイトルやキャラクター名から、迷作名作「いっき」のオマージュだと思われる。ちょうど敵に忍者や幽霊も出てくるし。
七夜祟妖魔忍伝 通称 白蛇
骸衆の忍・嵐丸は自身の出自を知ったことがきっかけで抜け忍となり、逃亡を続けていた。潜んでいた神社の鑑を割ったことで水神・白蛇の怒りを買い、嵐丸は七日後に死ぬ呪いをかけられてしまう。
角隠女地獄 通称 鬼娘
女好きの清吉は寺を抜け出し、さっそく女遊びを企む。出会う娘に声をかけているうちに、鬼娘・羅邪鬼に「言い寄られた」と勘違いされてしまい―。
関連動画
wii版
PS Vita版
ラジオ
和風剣戟アクションであって、全国食べ歩きの旅をしたりするゲームでは決してない。
関連静画
関連立体
関連商品
関連チャンネル
関連項目
関連リンク
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