木場勇治(きば ゆうじ)とは、特撮ドラマ『仮面ライダー555』の登場人物。
その正体は「ホースオルフェノク」である。
劇中では「仮面ライダーファイズ」や「仮面ライダーカイザ」に変身し、劇場版では「仮面ライダーオーガ」に変身した。
俺の概要をちゃんと書いてくれるって、俺は信じてます。
『仮面ライダー555』における、もう一人の主人公とも言える青年。21歳。
交通事故に遭い、2年間昏睡状態に陥った後に死亡した事により、ホースオルフェノクに覚醒した。
昏睡状態に陥っている際に財産を伯父に奪われた上、恋人は従兄弟に寝取られてしまう。
この事で逆上し、オルフェノクの力で従兄弟のみならず恋人まで殺害してしまう。
オルフェノクに覚醒した事により、人間ではなくなった事、従兄弟と恋人を殺害した罪悪感に苦悩していたが、同じオルフェノクでありながら人間と敵対することを望まない長田結花や海堂直也と出会った事により、人類とオルフェノクとの共存を理想としていく。
仮面ライダーファイズ / 乾巧とは当初、お互いの素性を知らずに何度も戦い合う関係であったが、次第に打ち解け親友のような関係になっていく。
一時期、草加雅人に騙され巧と敵同士になってしまうが、彼のとある秘密を知り和解した。
しかし人間がオルフェノクを利用している事実を知り、その人間達に結花が殺されたと思い込んだ事で、再び人類に絶望(真犯人はラッキークローバーの影山冴子)。更に「オルフェノクの死の運命」が提示された事により人間との対立は決定的なものとなる。
オルフェノクの王を復活させて人類を滅亡させようとするが、巧との一騎打ちにて敗北。
巧に諭された事をきっかけに、迷いながらもオルフェノクの王=アークオルフェノクとの最終決戦に挑む。
ファイトスタイル
巧がある出来事で戦意喪失しファイズに変身出来なくなった時は巧からファイズギアを譲り受け、ファイズに変身して戦っていた事もある。終盤は草加雅人からベルトを奪い取り、仮面ライダーカイザとして戦った。
ファイズに変身中の木場は、ラフファイト中心の巧とは対照的な正統派ヒーロースタイル。
クリムゾンスマッシュの際も巧のようにウ○コ座りはせず、地上で足を向けてファイズポインターからポインティングマーカー光を射出後、ライダーキックに移る。カイザ時ではカイザブレイガンを逆手持ちにせず、ホースオルフェノクの魔剣の如く順手に構える。
ホースオルフェノクやオーガになった際には、怒りに身を任せたような攻撃的なファイトスタイルになる。
人物像
人の良さそうな外見の通り、基本的には温厚かつ物静かな性格で面倒見もよく、いかにもな「良い人」ではあるが、自分自身と自分が仲間と認識した相手を傷つけられるのを嫌い、敵と認識した相手を何の躊躇もなく攻撃する等、独善的な側面も見られる。
「良い人」であり続けようとするが故に攻撃目標を定められず、自分が傷つけられるのを嫌うが為に罪を背負うこともできず、 誰もが幸せになれる世界を望んでいながら、必ずその中に自分自身を含めてしまうので自己犠牲には至れない。悪く言えば「無自覚な偽善者」であるが、同時に人間臭い人物であるとも言える。
オルフェノクと人間の対立が高まる中、徐々に負の側面が表面化。
「良い人」である事をやめた彼にはもはや罪の意識というものはなく、ただ死の運命から逃れるために王の復活を望み、人間やかつての仲間を何の躊躇もなく葬り去る、情け容赦のない性格に変貌した。
自分が他人を傷つける存在になるのを恐れ、誰かを守るために誰かを倒すという罪を背負い、自己犠牲の覚悟で戦い続けた乾巧とは正反対の性格であり、終盤での対立は必然だったと言える。
小説版
井上敏樹による小説版『仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々』及びその再販版『小説 仮面ライダーファイズ』では設定や展開が異なる。
高名な建築設計技師の息子で、世界一高く美しい建物を造るのを夢見て父と同じ建築技師を志す将来有望な学生だったが、その才能を妬んだ友人に刺殺され、オルフェノクに覚醒。
オルフェノクの本能に突き動かされるがまま友人を殺害し、両親の前から姿を消す。
その後はTV版と同様に結花と海堂直也と出合い、人類とオルフェノクとの共存を理想とし、人間を襲うオルフェノクと戦い続けていた。表層的な人の良さも相変わらずで、巧はそんな木場を「偽善者」呼ばわりしてしまうが、木場が抱える悩みを察すると「少なくとも草加雅人よりはずっとマシ」と思い直した。
人間の気持ちを忘れないため、自身が人間である事を確認するために、人間である園田真理と付き合い続け、次第に本心から彼女を愛するようになる。
しかし自身がオルフェノクである事を知られるのを恐れるがあまり一向に仲を進展させられず、なし崩し的に破局。
一時は希望を失いかけるも、オルフェノクである結花が人間との間に子供を身篭った事を知って希望を取り戻し、真理との復縁を望むが、草加雅人の策略により正体をばらされて真理に拒絶されてしまい、さらに結花が殺された事により完全に希望を失い、オルフェノクの本能に身を委ねてしまう。
ホースオルフェノク
木場勇治の真の姿である馬の特性を持つオルフェノク。格闘態では身長210cm、体重137kg。
魔剣が主な武器となり、人をオルフェノクに覚醒(使徒再生)させる際にも用いられる。
下半身を変化させる事でケンタウロスの様な「疾走態」になり、高速で移動する事が可能。この時は体長365cm、体重510kgという巨体となる。
TV版終盤では感情の高ぶりにより「激情態」に変化した。なお、劇場版では初めから激情態で登場する。
そして映画では、激情態と疾走態を掛け合わせた姿の激情疾走態も登場する。この状態では最高時速820km/mを誇るフライングアタッカーを使用する仮面ライダーサイガに追いつくほどの速度で走行できる
仮面ライダーオーガ((Ω))
身長:202cm
体重:101kg
パンチ力:6.5t
キック力:9t
ジャンプ力:ひと飛び38m
走力:100mを5.6秒
木場勇治が劇場版にて帝王のベルトの一つ「地のベルト」を装着、携帯電話型の「オーガフォン」に変身コード「000」を入力することで変身するライダー。仮面ライダー000とも。
仮面ライダーファイズの4倍以上ものフォトンブラッド流動量を誇り、そのため天のベルト以上にオルフェノクを選ぶギアとなっている(能力の低いオルフェノクでは変身できずに灰化してしまう)。
そのフォトンブラッドが流れるフォトンストリームは「オメガストリーム」と呼ばれる特別なものになっており、金色に輝いている。また、他のライダーとは比べ物にならないほどに各部のパーツ性能が高く、ファイズ ブラスターフォームを除けば最強といえる。
反面、武装は極端に少なく、専用のビークルも存在しない。尤も、最低限の装備で最高の性能を発揮できるため必要ないとも言える。
作中では仮面ライダーファイズに対し圧倒的優位に戦いを進めるも、ファイズブラスターによりファイズがブラスターフォームに変身すると形勢が逆転。オーガストラッシュを超強化クリムゾンスマッシュで破られる。
その後、真理をエラスモテリウムオルフェノクから守るべく再度オーガストラッシュを使用。エラスモテリウムオルフェノクの攻撃に致命傷を負いながらもファイズのフォトンバスターの手助けをした。
エラスモテリウムオルフェノク撃破後、巧と真理に看取られながら死亡した。
武装
『仮面ライダーディケイド』での仮面ライダーオーガ
演:坂本恵介
「ネガの世界」を支配する「ダークライダー」の一人として登場。光夏海の友人・坂田健児に化けていた。
仮面ライダーディケイド コンプリートフォームにより他のダークライダーと共に撃破されている。
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俺はどんな関連項目を付ければ良いか、まだ解らない。だから君が編集してくれ
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