末日大逃殺(末日大逃殺Online)とは、世紀末ネットゲームである。
概要
台湾のゲーム会社「琪薇遊戲工坊(KIWIGAME)」によって開発され、2010年にリリースされたネトゲである。基本プレイ無料。
公式サイトやゲームクライアントには中国語の他に、日本語設定も用意されている。そのため台湾人・中国人プレイヤーだけでなく、日本人プレイヤーもいる。
タイトルの読みは中国語では「モーリータータオシャー」だろうか。日本語での読みは公式設定がないようで不明。この記事のヨミガナは「スエジツダイトウサツ」となっているが、「マツジツダイトウサツ」と読む人もいる。タイトルロゴには日本語のカタカナで「ファイナルホープ」、英語で「Final Hope International」と添えてあるので、公式的には日本人には「ファイナルホープ」と読んでほしいのかもしれない。
「地球温暖化のために環境が荒廃し、世界の終りが避けられなくなった。現在残された資源では、生存させることができる人数はわずかのみ。そして政府は、その一握りの人々を選び出すために、市民に殺し合いをさせることにした。」といったストーリー設定である。
上記の設定を読んで「バトル・ロワイアルに似てる」と思った人も居るかもしれない。それは無理もない話で、このゲームのタイトルの「大逃殺」とは「バトル・ロワイアル」の中国語タイトルである。つまり「バトル・ロワイアル」を元ネタにしていることはほぼ間違いないと思われる。なお、「末日」とは「世界の終りの日」という意味。つまりタイトルは「世界終末バトル・ロワイアル」といった意味になる。
こういった設定からも想像できるように、プレイヤーやNPCが互いに殺しあうのは当たり前であり、さらに服を脱がしたり、性的な行為に及ぶこともできる。これらの要素のため、公式サイトは18歳以上限定となっている(2012年に作成された本記事の初版には「また、15禁と18禁でわけてあるので注意だ。」と記されていたため、当時は15禁バージョンがあったのかもしれない。2016年10月現在は18禁バージョンのみ)。ただし、キャラクターグラフィックは3頭身程度のディフォルメ調なのでそれほど視覚的な刺激は強くない。
リリース後には、ひどすぎる内容によって台湾国内から批判されたことがある。
しかし、説明だけみれば非道にみえるが実はそんなでもない。キャラクターを倒すこと自体は色々なゲームでスルーされている項目であるし、エッチができると書いてあるが、上記のようにキャラクターグラフィックの問題から全くリアリティーがなく、逆に空しいくらいである。
もっといえば、このゲームの特徴はPKができるという点で、とても緊張感が味わえるだろう。課金せずとも、最強になれる可能性があるのも魅力である。
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