本庄アカギとは、テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』及び『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』に登場するキャラクターである。
概要
新幹線超進化研究所大宮支部のオペレーター。敵の特性や行動パターンの解析、シンカリオン・シムで適合者が現れた地方の特定も務め、巨大怪物体のコードネームを命名することも多い。ハヤトたち子供たちには優しく接する頼れる兄のような存在であり、業務は冷静沈着にこなすが、プライベートではどこか頼りない一面がある。無糖のコーヒーが苦手で、酒は下戸。
第1話からコンスタントにずっと登場しているキャラクターではあるが、当初は指令室でのやり取りくらいしか出番が無く、コードネームの命名と温泉旅行や海水浴に連れて行ってもらえず指令室に居残りとなったことが数少ない印象に残るシーンであった。転機となったのは37話での上野動物園で三原フタバとデートをした回(フタバはデートという意識は無く、ただ同行してもらっただけの認識だった)。フタバに対して片思いをしていることが運転士たちにバレてしまい、このあたりから残念なイケメンキャラとして定着するようになり、日常パートの中でも出番を増やすようになる。長期のアニメ作品の醍醐味の1つともいえる、回を重ねて化けたキャラと言えよう。
特に大門山ツラヌキや上田アズサからは、フタバを出汁にいいように使われることが多くなり、さらに出水シンペイからはメールで突如指令長代理を任されるなど散々無茶ブリをされてしまう。同僚の小山ダイヤからも散々罠を仕掛けられるなど、いつの間にか不憫かつ受難の多いキャラとなっていた。前年の超進化研究所の忘年会の幹事をやったものの、場所取りからセッティングまでいろいろと失敗。挙句の果てに小山と一緒にやった一発芸では、トレンディエンジェルの斎藤司のネタをパロディ化した「本庄さんだぞ!」をやっておおいに滑っている。
思いを寄せるフタバに対しては、本人の前では「三原さん」と呼んでいるが、心の声では「フタバさん」と呼んでいる。指導長代理として日々奮闘し、成長を続けているフタバに憧れを抱いており、それがいつしか恋心となったようである。忘年会の幹事を任されたフタバを影から助けていたことを感謝されたりはしたが、なかなか距離が縮まらない日々を送る。フタバの婚約者である倉敷ヤクモが登場した際は、この世の終わりのような状態でどん底に落ち込んでしまい、見かねた小学生たちに慰められる始末。キトラルザス完結編予告PVが流れたときは、とうとうフタバに告白をするのか?と思わせたが、結局夢オチだった。フタバの件で一喜一憂する姿はもはや名物ネタとして定着。
なぜか超進化研究所におけるスザク番に抜擢されており、大宮支部内にいつの間にか作られた隠れ家風バーでスザクの悩みに答えるという大役を任される。最初は大人の色気を漂わせるスザクに圧倒されるも、自身のフタバに対する思いを重ねて説明することで納得してもらい、スザクの協力を得るというミッションを達成する。そこで少し自信を得たのか、地底世界潜入作戦の際は、指令室を離れることを躊躇する出水に対して初めて意見を言い、フタバが大宮支部の、自分は速杉ホクトが不在となる京都支部の指令長を代理を務めるという案を受け入れさせる。
続編である「シンカリオンZ」では、超進化研究所西日本支部の司令長代理に出世して登場。しかし、次世代の運転士たちに焼肉を奢ったのはいいが小学生の食欲を甘く見すぎて大金を支払う羽目になったり、話を聞かずにシンカリオン同士の決闘を許可してしまい始末書を書かされるなど、相変わらずである。新世紀エヴァンゲリオンとのコラボ回では、部外者である碇ゲンドウを司令長の席に座らせ、自身は冬月コウゾウを思わせる言動を見せている。ちなみに、前作以降フタバとの関係がどうなったかは言及されていない。
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関連項目
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