本末転倒とは、
物事の根幹的・根本的な所と、そうでない所を逆に捉える、または取り違えることを表す四字熟語である。
「本末転倒」っていう四字熟語の説明を任されたけど、漢字五文字でもよくない?(例)
概要
本=重要な所、末=枝葉(些末事)、それが転倒する。つまりはそういう事。
目指す所とは別の所が目立ってしまう、意図とは別の方向に行ってしまう場合も同じように用いられる事がある。
少しだけ道順を間違えた程度なら良いものの、大損であったり費用対効果をガン無視したり、本来すべき目的が全然できていないといったものである。
「元も子もない」と混同・誤用されることも多い。少々似ているが。
- 本末転倒
- 元も子もない
ドヤ顔で「本末転倒だ」と言っても、捉え方がそもそも間違っていたり誤解したりと「持論の浅さを露呈するはめになりかねない」という簡単なようで使い所が難しい言葉。議論が白熱した挙句、主題そっちのけで個人や組織(派閥)攻撃に向かうのも、これもまた本末転倒の一つ。
goo辞書によると「本末」は根本的なことと枝葉のことを言う。
また四字熟語データバンクによると、類義語に主客転倒(しゅかくてんとう) / 冠履転倒(かんりてんとう) / 釈根灌枝(しゃくこんかんし) / 舎本逐末(しゃほんちくまつ)がある。
関連項目
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