本格ミステリ大賞単語

ホンカクミステリタイショウ

本格ミステリ大賞とは、本格ミステリ作家クラブ催する文学賞

概要

2000年に本格ミステリ作家クラブが発足したのに伴い、本格ミステリというジャンルの振のため、年間の最優秀作品作品を表するものとして2001年から始まった賞。規制作品へ贈られる文学賞では、本格ミステリジャンルを限定した一の賞である。小説部門と評論・研究部門がある。

最大の特色は、日本文学賞では一般的な選考委員による合議制ではなく、本格ミステリ作家クラブの会員による投票で選ばれる賞だということ。予選委員が会員アンケートと各自の推薦作から絞り込んだ、各部門最大5作の補作を対投票が行われる。1位が同票数になった場合は2作品なら同時受賞、3作品以上なら決選投票になる。投票制の文学賞は他に星雲賞本屋大賞などがあるが、この賞は投票補全作品を読んで選評をつけることが義務づけられており、全ての選評が雑誌『ジャーロ』で開される。

星雲賞本屋大賞と同様に複数回の受賞を認めているのも特徴で、
歌野晶午(第4回小説部門『葉桜の季節に君を想うということ』、第10回小説部門『密室殺人ゲーム2.0』)
笠井(第3回小説部門『オイディプス症候群』、第3回評論・研究部門『探偵小説論序説』、第12回評論・研究部門『探偵小説叙述トリック』)
麻耶雄嵩(第11回小説部門『隻眼少女』、第15回小説部門『さよなら神様』)
勇三(第11回評論・研究部門『エラリー・クイーン論』、第18回評論・研究部門『本格ミステリ戯作三昧』)
の4人が複数回受賞を達成している。

小説部門の補入り回数の最多は芦辺拓の5回。共著・編著を含めた両部門での補入り回数の最多は有栖川有栖の8回(小説部門3回、評論・研究部門5回)。小説部門でのデビュー作での受賞は、第18回の今村(『屍人荘の殺人』)と第19回の伊吹亜門(『』)が達成している。

また、少なくとも評論・研究部門では同人誌も対になるプロ評論家の出した同人誌のみならず、第16回では商業出版の他補作を押しのけて、アマチュアである浅木原Rhythm Five)の同人誌ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド 増補訂版』が受賞した。

例年票数が伯仲する傾向にあり、第3回では1票の取り違えで一時は乙一GOTH リストカット事件』の単独受賞と発表されたが、後に笠井潔『オイディプス症候群』と同時受賞と訂正されるという出来事があった。第10回は受賞2作(前述の歌野と、三津田信三の如き沈むもの』)が16票、次点(綾辻行人Another』)が15票という大接戦であった。

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本格ミステリ大賞

1 ななしのよっしん
2016/05/13(金) 00:27:16 ID: 3qh7qsgy7y
まさかまさかで、東方百合字書き(秘封)の浅木原さんが、評論部門受賞とか!おめでとうございます

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