来派とは、鎌倉時代中期~南北朝時代に山城国(現在の京都府)で活躍した刀工集団である。主な刀工に国行、国俊(通称「二字国俊」)、来国俊、来国光、来国次らがいる。
ニコニコ動画界隈では、ブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する、来派の刀工に作られた刀剣男士たちの刀派を指す。
刀剣乱舞において
現在3名が該当。
刀剣乱舞では同じ刀工から作られた刀剣男士には兄弟の設定がされることが多いが、来派は保護者(明石国行)と被保護者(蛍丸・愛染国俊)の関係となっている。
明石国行は蛍丸贔屓の困った人物と称されており、刀剣破壊でも言及するのは蛍丸のみだが、だからといって愛染国俊を蔑ろにする酷い保護者というわけではなく、この二人は二人で良い関係を築いているので誤解なきよう。
普段は明石国行はやる気がないのが売りと口にしているが、正月には保護者の努めをきちんと行っており、審神者を主としてだけでなく保護者としても認めていることがわかる。
愛染国俊からは「どっかの眼鏡」にも審神者を見習わせたいとか審神者の方が保護者に向いているとか言いたい放題に揶揄されているが、乱舞レベルボイスによると実は愛染国俊が怪我したら明石国行は急に慌てだすらしく、なんだかんだで愛染国俊のことも気にかけている模様。表立って態度に出さないのは愛染国俊が子供扱いを嫌がることと関係するのだろうか。
蛍丸・愛染国俊を一緒の部隊にして出陣すると回想『来派の話』が発生する。
明石国行を、蛍丸もしくは愛染国俊と内番・手合わせで組ませると特殊会話が発生する。
また、ゲーム開始2015年1月14日から3月20日までの期間、何故か鶯丸(刀剣乱舞)が主要任務 『刀工「来」』達成のために蛍丸・愛染国俊とともに必要とされていたミスがあり、ユーザーからはその時のことをネタにされることがままある。鶯丸は古備前であり来派とは関わりがないのだが、当時未実装だった明石国行と刀帳番号が隣だったために間違えられたのではないかと推測される。
来派の刀剣男士
57番 明石国行
「どうも、すいまっせん。明石国行言います。どうぞ、よろしゅう。まっ、お手柔らかにな?」
来派の実質的な開祖、来国行作の太刀。明石藩主の松平家に伝来。
一応愛染国俊と蛍丸の保護者だが、蛍丸贔屓の困った人物。
やる気がないのが売りという言葉も語り口調もどこか訝しく、彼の本心=真実がどこにあるのかは掴めない。
(公式Twitterの紹介文)
詳しくは→明石国行(刀剣乱舞)
59番 蛍丸
来国俊の作、小さな体に大きな大太刀。
刃こぼれに蛍が集まる夢を見た後、それが実際に治っていたという伝説が名前の由来。
自由奔放な彼の振る舞いは強さの表れ。
(刀剣乱舞絢爛図録から引用)
詳しくは→蛍丸(刀剣乱舞)
61番 愛染国俊
「オレは愛染国俊!オレには愛染明王の加護が付いてるんだぜ!」
二字国俊存拵の短刀。
名の由来は、茎の表、銘の上部に毛彫りの愛染明王があることから。
愛染明王の加護を信じて突っ走る、お祭り少年。
明石国行の蛍丸に対する過保護っぷりに呆れつつ、蛍丸とは信頼関係にある。
(刀剣乱舞絢爛図録から引用)
詳しくは→愛染国俊(刀剣乱舞)
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関連項目
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