『東京喰種トーキョーグール』とは、石田スイによる漫画である。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で2011年41号から2014年42号まで連載された。続編『東京喰種トーキョーグール:re』は2014年46号より2018年31号に連載された。
概要
人を喰らう怪人"喰種(グール)"が跋扈する東京。
日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた"喰種"の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。
読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」にて、自分と同じく高槻泉を愛読する少女・リゼと出会う。自分の運命を大きく変えることになるとは知らずに…。
喰種と呼ばれる種族を中心に東京を舞台に繰り広げられるサスペンスホラーダークファンタジーバトル漫画である。
WEB漫画『THE PENISMAN』で知られる石田スイ(HN:そとなみ)のデビュー作となる今作は、元は読み切り作品としてMANGAグランプリで準優秀賞を受賞したものである。その後『ミラクルジャンプ』に掲載され、好評のため連載となった。なお、読み切り版とは詳細が異なる。
ジャンプジェイブックスからスピンオフとして十和田シンによる小説版が発売されている。また、神風動画から本作のスペシャル動画が制作された。
2013年8月からジャンプLIVEにて番外編『東京喰種トーキョーグール[JACK]』を連載。主役は有馬貴将と富良太志。
用語解説
- 喰種(グール)
“人を喰う怪物”。
普段は普通の人間と変わらない生活をしているが、人間を食料とする種族である。
味覚等が人間と大きく異なるため通常の食べ物は嘔吐物や排泄物のような食感と味に感じてしまい、水、コーヒーと人間以外のものを摂取できない。無理に摂取した場合は体調を崩してしまう為、人間との共存を目指している喰種とっての障害となっている。喰種が喰種を捕食した場合不味く感じるが、人間と喰種の特性を持った隻眼の喰種や赫子を埋め込んだクインクスは大変美味に感じ、また自分自身の肉を食った場合はそこそこいける味に感じる。
身体能力は人間を大きく上回り、雑魚に分類される喰種でも人間よりはるかに強い。皮膚も強靭で普通の刃物や銃弾は通さない。
- Rc細胞/Rc因子
硬化と軟化を繰り返すことにより、血液のように流れ歯よりも頑丈になる“液状の筋肉”。
健常なヒトにも存在するがRc値は200から500程度であり、喰種の場合は1000から2000の値を示す。
CCGの建物にはRc値を判別するゲートが設置されている。
ヒトを食すことによってRc細胞は喰種の血中に取り込まれ、赫包(かくほう)と呼ばれる喰種特有の器官に蓄えられる。
喰種の強さを表す数値でもありこれが高いほど強くなる。
-
赫子(かぐね)
赫包に貯めこまれたRc細胞が意識的、あるいは感情の昂ぶりで皮膚を突き破り放出されることで形作られる喰種特有の武器。
放出することで身体が活性化し戦闘能力が向上する。喰種の意思で操作が可能。
赫子の形状には個体差があり、基本は『羽赫』『甲赫』『鱗赫』『尾赫』の四つに分類されそれぞれ性質が異なる。
赫子を持たない(放出できない)喰種もいるが他よりも圧倒的に弱い。
赫子の形はその喰種ごとの想像力。大きさはRc細胞(資質)によって決まる。
- 羽赫(うかく)
肩まわりにある赫包から放出される。
文字通り羽のような外見だが、細胞の硬化サイクルがとてつもなく速い為、Rc細胞が霧状(ガス状)に噴出している。
薄刃を形成しての突進攻撃や、形成した赫子を高速で飛ばすことによる遠距離攻撃が可能。
羽赫を持つ喰種は瞬発力が高く高速戦闘が得意だが、細胞が常に噴出する為に持久力に欠け、他に比べると一撃の威力が劣る。
防御力の高い甲赫が苦手。
戦い慣れして特性を熟知した喰種は、燃費の悪さを逆手に取って、敵が赫子の萎んだ瞬間を狙って攻撃してきた瞬間に赫子をブレード状にしてカウンターを決めることや、体にまとわせて盾として使うことも可能。
- 甲赫(こうかく)
肩甲骨の下にある赫包から放出される。
Rc細胞の硬化サイクルが遅く、高密度に凝縮されているため金属のような強固な性質を持つ。赫子の中でも随一の頑強さを誇る。その為、頑丈な矛にも盾にもする事が可能。
甲赫を持つ喰種はパワフルな戦闘が得意だが、赫子が重く自由度が低いため他と比べるとスピードで劣る。
戦闘の自由度が高い鱗赫が苦手。
基本的に頑丈な分、形状変化が難しいのか、ほとんどリーチを伸ばせず近接戦闘しかできないように思えるが、月山習のように様々な形に形状変化させ、射程距離の短さもある程度補える喰種もいる。
自由度が低い分、燃費は赫子の中で一番いいと思われる。
- 鱗赫(りんかく)
腰あたりにある赫包から放出される。
細胞結合の自由度が高く、表面が鱗状をしている。
鱗赫を持つ喰種は強力な再生力があり、自らの肉体すら顧みないトリッキーな戦いが得意だが、細胞の結合力が弱く防御力の低さが致命的な弱点となっている。
隙のない尾赫が苦手。
喰種によって生やせる本数が違い、一本しか出せない者もいれば何本も出せる喰種もいる。
鞭のようにしならせて相手に叩きつけたり先端を尖らせて貫いたりして攻撃ができる他、
物体にからみつかせて引き寄せたり引きちぎったりもできるので応用性は高い。
- 尾赫(びかく)
尾てい骨あたりにある赫包から放出される。
文字通り尻尾のようになっており、中距離で最も力を発揮するバランス型。
攻守共に水準以上で、弱点らしい弱点はない。
ただし決め手に欠けるため、速攻が得意な羽赫が苦手。
こちらも鱗赫同様、赫子で物体を掴んで引き寄せたり器用な使い方が可能。
燃費はいい部類だが喰種によっては通常の尾赫より強力な分燃費は悪い尾赫もある。
- 羽赫(うかく)
- 赫眼(かくがん)
Rc細胞が作用することにより発現する喰種特有の赤い瞳孔&黒い白目。喰種自身の意思である程度発現はコントロールできるが“食事”の時や空腹時には発現を抑えられないこともある。
- 赫者(かくじゃ)
喰種同士での「共喰い」を繰り返すことによって突然変異して稀に生まれる特殊な喰種。
体内に複数の赫包を持ち、通常の赫子より更に強力で面積も広い、マスクや鎧のように身に纏う赫子を扱える。
ただし利点ばかりではなく、Rc細胞を摂食して取り込む過程で被食側喰種の人格と自我が混線してしまい、精神異常をきたしやすくなる。それでなくても、普通の喰種の肉は喰種が食べても「不味い」ものであるらしく、好んで共食いをする喰種はそういない。しかし赫者になるために共食いを行う戦闘狂な喰種や、生きるためにやむなく行う者も少数ながら居るようである。
- 喰種捜査官(グールそうさかん) / 白鳩(ハト)
喰種を専門に捜査する人達。CCG(喰種特別対策局)に所属し、喰種からは白鳩(ハト)と呼ばれる。上位捜査官(特等、准特等、上等)と下位捜査官(一等/二等/三等)に別れており、下位捜査官は上等捜査官以上の者と組むことになっている。CCG本局は1区に存在する。
- クインケ
喰種捜査官が扱う武器であり、駆逐した喰種の赫子から作製される。
通常はトランクのような箱に収納されている。小型ナイフ程度のものにケースは不要。
基本は赫子に持ち手をつける程度の改造のみで使用するが、羽赫のクインケは遠距離武器としての形を与える。
巨大なものは分割して使用したり、ギミックや複数種の混合、全く違う形に仕上げることも可能。
材料が生物由来なので調節程度しかできず、破壊された場合の修復は困難であり、消耗した部分を補填することもできない。つなぎとして別のクインケを用いることでの接着は可能。
強いグールの赫子で作られるクインケほど強力になる傾向にあるが、使い手次第で弱い喰種から作られたクインケでも十分威力を発揮する。 - Qバレット
溶かした赫子を練り込んだ銃弾。
Rc鋼自体がとても貴重なため大量生産はできず威力は低いが通常の銃弾と同じように扱え、喰種にもある程度有効。
クインケを持たない階級の低い捜査官に与えられる。
“喰種”対策法
- 12条1項「赫眼および赫子の発生が確認された対象者を第I種特別警戒対象別称“喰種”と判別する」
- 12条2項「“喰種”と判別された対象者に関してあらゆる法はその個人を保護しない」
- 13条1項「喰種捜査官は住民の安全を最優先に任にあたる」
- 13条2項「“喰種”に対し必要以上の痛みを与える事を禁ずる」
- その他:喰種を蔵匿・隠避したものには人間の犯罪者を匿うよりずっと重い罰がある。
登場人物
- 金木研 / カネキ / “ムカデ” or “眼帯” - CV:花江夏樹(幼少期:小堀友里絵)
12月20日生 いて座 AB型 上井大学文学部国文科一年 Size:169cm 55kg F25.5cm
本作の主人公。リゼ(神代利世)に騙され捕食されそうになった際、リゼの赫子で腹部を貫かれ意識を失う。その後、搬送先の病院で嘉納医師によりリゼの臓器を移植され生還する。しかしその結果人間とは違う、喰種に近い存在(半喰種)となってしまう。
本来は文学を好む気弱で優しい性格だが、物語が進むにつれ精神、戦闘面共に大きく成長していく。
好きなものは読書、綺麗な言葉、知的な女性、ハンバーグ (1巻巻末プロフ参照)
- リゼ / 神代利世 / “大喰い” - CV:花澤香菜
カネキの運命を大きく変えることになる、11区から20区に移ってきた喰種。赫子は鱗赫。11区にて『一月の喰事は一人まで』というルールを破り多くの人間を殺害し喰種捜査官の捜査対象となった。20区でも同様の行為を繰り返すが、カネキを捕食しようとした際に落下してきた鉄骨に潰されて死亡したかに見えたが嘉納医師によって人工喰種の培養元として生かされていた。
あんていく(20区)
- 霧嶋董香 / トーカ / “ラビット” - CV:雨宮天
7月1日生 かに座 O型 清巳高等学校 普通科二年生 Size:156cm 45kg F22.5cm
「あんていく」の看板娘として働く喰種。
普段は高校生として普通の人間に交じって学生生活を送っており、人間の友達である依子が丹精こめて作った手料理を、体調を崩すにもかかわらず完食している。
喰種捜査官に対して強い復讐心を抱いている。赫子は羽赫。
かわいらしいウサギのマスクを使用し、「ラビット」の通り名を持つ。亜門達からマークされている。
好きなものは学校生活、ウサギ。嫌いなものは喰種捜査官、鈍間な奴、古文。
- 芳村 - CV:菅生隆之
喫茶店「あんていく」の店長。『喰種同士助け合う』のをモットーとしている。表向きは「あんていく」で人間相手に喫茶店のマスターをしているが、店の地下に自殺した人間の死体を食料として保存しており、狩りができない喰種に分け与えている。人間相手の商売をするのは曰く「人間が好き」であるから。
“隻眼の梟” の父親であり羽赫の赫者。
- 古間円児 / 魔猿 - CV:勝杏里
「あんていく」創業時のメンバーである最古参従業員の1人。丸っこいなんちゃってリーゼント頭が特徴的。
自身の名前(こま えんじ)から取った二つ名「魔猿」とその武勇をドヤ顔で語って華麗にスルーされるまでが持ち芸。
だが二つ名の有名さはハッタリではなく、かつては猿面集団「猿(エン)」リーダーとして舎弟複数を従え、多くの喰種捜査官を屠っていた。芳村に出会いカタギの道を歩みだしてからも舎弟が離反していないあたりに実力がうかがえる。 - 入見カヤ / 黒狗 - CV:大浦冬華
「あんていく」創業時のメンバーである最古参従業員の1人。トーカの姉貴分であり落ち着いた雰囲気の女性。だが店員としては影薄め。羽赫であるが戦闘以上に喰種特有の五感気配探知能力が高く、ヒナミにコツを教えたりしていた。
かつて捜査官殺しを繰り返していた経緯は魔猿と同様。犬面の喰種集団「ブラックドーベル」の首領で危険度SSレートである。芳村に出会って改心してから丸くはなったが、その出自ゆえに、素の口調は実はかなり口汚かったりする。 - 西尾錦 / ニシキ - CV:浅沼晋太郎 (幼少期:阿久津秀寿)
+2月4日生 みずがめ座 O型 上井大学 薬学部 薬学科 二年生 Size: 177cm 59kg F26.5cm
普段は大学生であり、カネキとヒデの大学での先輩でもある喰種。
口が悪く性格も悪く見えるが本来は情に厚く、人間である彼女がいる。口癖は「クソ」。
赫子は尾赫。好きなものは人間の振り、化学の講義・実験、貴未。飲み物ではブロンディのコーヒー。
巻末やアニメのCパートおまけでは馬の糞をネタにいじめられたり、たい焼きを口に押し込まれたりする。
- 笛口リョーコ - CV:折笠富美子
ヒナミの母親である喰種。夫はCCGに殺害され、自分で人を殺すことができないため、あんていくにて食料を分けてもらっていた。
CCGからヒナミを庇い駆逐される。 - 笛口雛実 / ヒナミ - CV:諸星すみれ
5月21日生 ふたご座 AB型 Size: 148cm 40kg F22.0cm
笛口リョーコの一人娘。学校に通っていないため、難しい漢字をカネキから教わっている。
好きなものは父母、勉強、トーカ。興味があるのは高槻泉の作品、人間社会、カネキ。
赫子は両親と同じ形のものを二つずつ持っている。
- ヘタレ - CV:雨宮天
ヒナミがベランダで拾った、羽に星形の模様のあるインコ。あんていくで飼うことになる。
鳥が嫌いなトーカは「からあげ」と名付けようとした。
- ロマ
「アオギリの樹」騒動後、あんていくに新たに加わったアルバイト女性従業員。
ドジっ娘要員であり、割った食器の枚数は「かつてのトーカちゃんの記録を上回る」とのこと。
最終話にて「ピエロ」に所属する喰種であったことが判明した。
元4区
- 四方蓮示 / ヨモ - CV:中村悠一
7月9日生 かに座 A型 Size: 182cm 79kg F 27.5cm
主に芳村に頼まれて死体の回収などを行っている寡黙な喰種。「あんていく」の裏の顔である喰種互助機関としての役割を裏方から支えている。若いころは一匹狼かつバリバリの武闘派で、ウタと4区の覇権を争っていた。
好きなものは店長のコーヒー。趣味はなし。赫子は羽赫。
過去に姉(トーカの母親)を有馬に殺されており、復讐心に囚われていたが芳村と出会い険が取れた。 - ウタ - CV:櫻井孝宏
12月2日生 B型 Size: 177cm 57kg F 25.0cm
現在は4区の「HySy ArtMask Studio」店主として主に喰種向けの正体隠しマスクを作る仕事をしている喰種(人間にも販売している)。
常に赫眼を発現させており、外出時はサングラスを着用している。よくあんていくにも出入りしている。
若い頃は4区のリーダーをしており、赫子を出さなくても戦闘能力は高い。CCGからは“ノーフェイス”と呼ばれる。
好きなものはマスク造り、音楽、人間、アート全般。趣味はいろいろ。
最終話にて「ピエロ」に所属する喰種であったことが判明した。 - イトリ - CV:高垣彩陽
現在は14区でバーを営む女性の喰種。カネキのことをカネキチと呼ぶ。色々と喰種事情に詳しい情報通だが、情報の提供には対価を要求する。ウタとも仲が良い。
最終話にて「ピエロ」に所属する喰種であったことが判明した。
20区
- 吉田カズオ - CV:丹沢晃之
ニシキにどーんされた喰種。41歳。コミックの巻末おまけマンガの常連であり、石田先生のお気に入りキャラの1人のようである。
原作では高圧的な態度(ビビっていた)だったが、アニメでは親切になっている。
- 西野貴未 - CV:小堀友里絵
10月1日生 てんびん座 O型 上井大学 医学部 医学科 二年生 Size: 163cm 50kg F23.5cm
ニシキの彼女。自身も天涯孤独の身であり、人間でありながら喰種のニシキを匿うなど、ニシキに献身的な愛情を与える。
好きなものは食べ歩き、弓道(高校時代の部活動)、ニシキ。食べ物では焼きそば、購買のメロンパン。
- 月山習 / “美食家(グルメ)” - CV:宮野真守
3月3日生 うお座 A型 晴南学院大学 人間科学部 社会福祉学科 四年生 Size: 180cm 71kg F27.5cm
20区に住む喰種であり、喰種のレストランに通うほど美食に傾倒している。
美味なものを食べる事によって自身の赫子が強くなると信じており、美食のためには手段を問わない。過去にリゼをレストランに勧誘したが、趣味が合わずに仲違いした。
レストランではMMと呼ばれる。石田先生のお気に入りキャラの1人。
好きなものは自己鍛錬、そそる人間(老若男女問わず)、新たな刺激。趣味はスポーツ、格闘技、楽器演奏、獲物の品定め。赫子は甲赫。
アヤトからも一目置かれ、過去に霧嶋姉弟二人掛りでもようやく引き分けたほどの実力者。
人気投票では3位。作者公認の変態キャラである。
アオギリの樹
- 霧嶋絢都 / アヤト - CV:梶裕貴(幼少期:高垣彩陽)
7月4日生 かに座 O型 Size: 159cm 49kg F 25.0cm
トーカの弟。トーカと同じく羽赫だが他とは違い、接近戦が得意。人間を嫌う激情家で、喰種は人間よりも上だと考えている。
好きなものは喧嘩、熱帯魚、ウサギ。嫌いなものは喰種捜査官、弱いヤツ。赫子は羽赫。
- ヤモリ / 大守八雲 / “13区のジェイソン” - CV:西凜太朗
3月15日生 うお座 B型 13区出身 「アオギリの樹」幹部 Size: 186cm 101kg F 28.0cm
アオギリの樹随一の戦闘センスを持つ残虐な男。13区の出身で、白鳩から取り調べの度を超えた凄惨な拷問を受け続けた後、捜査官に逆襲を果たし命からがら脱走した経験がある。結果、そこで身を以て体験した数々の拷問を、捕えた敵だけでなく味方や部下に対しても行うことで快楽を憶える歪んだ副人格が形成された。また、母親を亡くしたことによるトラウマがある模様。
好きなものは拷問、悲鳴、苦悶の表情。趣味は拷問道具集め、タフな獲物探し。赫子は鱗赫。
カネキとジューゾーにやられ、クインケ「13'sジェイソン」の材料にされる。 - ニコ - CV:津田健次郎
11月2日生 さそり座 A型 恋するオカマ Size: 175cm 52kg F 25.5cm
ヤモリの部下。ヤモリ目的で一時的に「アオギリの樹」に身を置いているが、本来は「ピエロ」に所属する喰種。
好きなものはイイ男、美しいもの、美しいこと、アクセサリー。趣味は女磨き、イイ男探し、ファッション、歌。Hot:ヤモリ(イチオシ)、アヤト、タタラ……etc。
イトリとは旧知の仲の模様。 - タタラ - CV:遊佐浩二
アオギリの樹の大部分を仕切る幹部喰種。リゼについて知る人物の1人。 - エト - CV:坂本真綾
アオギリの樹に所属する、全身包帯姿で小柄な幹部喰種。タタラと行動を共にすることが多い。
謎に包まれていた正体が142話にて判明した。 - ノロ
アオギリの樹の幹部喰種。「隻眼の王」直属の側近であり相当な実力者のはずだが、一切喋らないため指示命令のほとんどはタタラが担当する。喰種の中でも異常な再生力を誇り、上下半身を胴切りにしても傷口から溢れ出た赫子同士で繋がって再生するほど。 - 「隻眼の王」
アオギリの樹のリーダー。『喰種も人間も力で支配する』という思想を持っているが、正体は謎に包まれている。
11区
- ハギ
11区の喰種のリーダー。掟に厳しく、掟を守らないリゼを始末しようとしたが、返り討ちに遭い死亡した。
- 万丈数壱 / バンジョー - CV:伊藤健太郎
10月11日生 てんびん座 AB型 11区元リーダー Size: 187cm 92kg F 28.5cm
ハギ亡き後の11区のリーダーを務めていた喰種。赫子は一切出せず、戦闘面はからきし弱いにも拘わらずリーダーを務めることができるほど人望に厚く、慕われている。学校に通っていないため、自分の名前以外の字が書けず、文字も読めない。好きなものはリゼ、部下の喰種たち、強さ。弱点は命のやりとり、字の読み書き、虫。
嘉納の地下研究所にてエトに攻撃され、その際小さいながらも傷を癒やす力を持った羽赫が発現した。
CCG
- 真戸呉緒 - CV:大川透
1月24日生 みずがめ座 A型 CCG本局所属上等捜査官 Size: 177cm 47kg F 26.5cm
クインケマニアと呼ばれている上等捜査官。常に手袋を装着しており、クインケを手放さない。喰種に対して冷酷な態度で応じる。笛口親子を追って亜門と共に20区に来た。
好きなものは妻と娘、苦労して手に入れた武器。クインケとして二十数種を持つ。
死後、クインケ「クラ」は亜門に受け継がれた。 - 亜門鋼太朗 - CV:小西克幸
4月7日生 おひつじ座 A型 喰種捜査官養成学校卒業(主席) CCG本局所属 一等捜査官 Size: 191cm 94kg F28.0cm
正義感が強く、真戸のことを全面的に信頼している。26歳。人間側の主人公的存在であり、狂言回しでもある。
好きなものはトレーニング、捜査、甘味(ドーナツ)など。興味があるのはラビットと眼帯マスクの喰種。クインケは甲赫の[ドウジマ1/2]→甲赫の[クラ]。
後に修復改造したドウジマと改良型アラタを使用する。 - 篠原幸紀 - CV:仲野裕
本局から20区に派遣されてきた特等捜査官であり、アカデミーの元教官。真戸の初代パートナーであり、叩き上げの実力派。37歳O型185/92。クインケは鎧になる甲赫の「アラタ」と尾赫の「オニヤマダ壱」。
- 鈴屋什造 / 鈴屋玲 / ジューゾー - CV:釘宮理恵
6月8日生 ふたご座 AB型 元CCGアカデミー候補生 Size 160cm 47kg F 23.5cm
篠原の部下である三等捜査官。アカデミーは卒業していないが本局所属であったり、犯罪行為を犯しても賠償金と謝罪のみですむなど、CCGの権力で守られるほど特例扱いされている。19歳。番外編JOKERでは主人公を務めている。好きなものは駄菓子、遊ぶこと、喰種狩り、ママ。趣味はボディステッチ、分解、絵。クインケは尾赫の[サソリ1/56]。
サソリを56本すべて盗んでいる。
ヤモリ殺害後は[13'sジェイソン]をメインとして扱う。 - 丸手斎 - CV:うえだゆうじ
11区特別対策班の指揮官に任命された、本局の特等捜査官。対I(喰種)ではなく対Ⅱ特等捜査官。クインケに頼らない主義。嫌味な性格ではあるが、その指揮能力は高い。
バイクが好きだがことあるごとに什造に破壊されている。現在三代目。
- 黒磐巌 - CV:大友龍三郎
11区特別対策班の副指揮官。クインケは甲赫の[アラタ]と鱗赫の[クロイワSpecial]。
- 張間
亜門のアカデミー同期であった喰種捜査官。
- 五里美郷 - CV:上田麗奈
4月8日生 おひつじ座 A型 Size: 180cm 69kg F 27.0cm
喰種捜査官養成学校卒業のCCG本局所属二等捜査官で13区担当。亜門への好意を抱くツンデレとされる。
好きなモノは乙女グッズ、筋トレ、亜門鋼太郎(?)、尊敬する人は黒磐、クインケは羽赫の[エメリオ]。夢は「愛する男に守られてみたい」。
- 真戸暁 / アキラ - CV:瀬戸麻沙美
8月6日生 ふたご座 A型 Size: 164cm 49kg F 23.0cm
喰種捜査官養成学校を首席で卒業したCCG本局所属の二等捜査官。真戸呉緒の娘。父親との仲は非常に良好であったことがおまけマンガなどから伺える。酒に非常に弱い。アカデミーの同期である滝澤とは、次席と首席という間柄からライバル視されている。父親譲りなのか、クインケの改造等に関する才能に長けている。
好きなものはクインケづくり、謎解き、猫。尊敬する人は両親、有馬。クインケは[試作1:尾赫]、[試作2:尾赫]など。 - 滝澤政道 - CV:立花慎之介
9月10日生 おとめ座 A型 Size:171.5cm 67kg F 26.0cm
喰種捜査官養成学校を次席で卒業したCCG本局所属の二等捜査官。真戸暁とは同期。近所に住んでいたおばさんが喰種に殺され、母が精神に異常をきたした事から喰種捜査官になる事を決意。常に2番手の為、主席のアキラやジューゾーにコンプレックスを抱いている。
好きなものはスポーツ観戦、刑事ドラマ、犬。尊敬する人は有馬貴将、亜門鋼太郎。クインケは法寺準特等から譲り受けたクロスボウ型の[ドゥヒ:羽赫]。
原作終盤の「隻眼の梟討伐作戦」で死亡したかに思われたが、東京喰種:reで半喰種「オウル」として生きていた事が判明。 - 有馬貴将 - CV:浪川大輔
12月20日生 いて座 Size: 180cm 82kg F 27.5cm
多くの逸話を持つエリート捜査官。通称CCGの死神。24区担当。天然メガネ。
二刀流のように同時に二つ以上のクインケを扱うことが得意で、過去の梟戦では他の捜査官のクインケをすべて借り、ふんだんに使い捨てて戦うというとんでもないことをやってのけ勝利した。
番外編JACKでは主人公を務めている。亜門が憧れる人物。
クインケは甲赫の[ユキムラ1/3]、[IXA]、羽赫の[ナルカミ]など。
- 富良太志
有馬の友人である喰種捜査官。元ヤン。
その他
- 永近英良 / ヒデ - CV:豊永利行(幼少期:上田麗奈)
カネキの幼いころからの親友。友人の少ないカネキにとって、唯一の心を許せる存在。頭の回転が早く、周りの様子によく気付く。CCGにアルバイトの身分で入り込むが、推理能力を買われ後に正式に後方支援に配属される。
カネキが喰種であることに気づいており、そのうえで助けたいと思っている。
- 小倉久志
グール研究家としてテレビによく出演する人物。リゼ曰く、推理はいつも少しずれている。著書に『喰種解体新書』があり、3区のピエロマスク喰種集団や和歌山喰種マツバラの上京物語などについて解説されている。
- 高槻泉 - CV:坂本真綾
人気ミステリー小説家。処女作は『拝啓 カフカ』で、最新作は『吊るし人のマクガフィン』。他に短編集『虹のモノクロ』『なつにっき』『ルサンチメンズ』『小夜時雨』『黒山羊の卵』など。カネキやリゼ、ヒナミが愛読している。 - 嘉納 - CV:乃村健次
カネキにリゼの臓器を移植した医者。教授職にあり、嘉納総合病院の医師でもある。
元CCG所属の解剖医であるが、今は何故か人の身ながら「アオギリの樹」と協同し、人造喰種量産の研究を進める。 - 小坂依子 - CV:赤﨑千夏
トーカのクラスメイト。将来の夢は調理師であり、毎日トーカに自作の弁当をお裾分けしている。 - シロ/安久奈白
7月7日生 かに座 AB型 Size: 160cm 48kg F 23.0cm
嘉納によって作られた人工喰種の成功例。姉の黒奈とは双子。
好きなモノは両親、姉、白、オムライス(人間時代)。趣味は剣道、スポーツ。 - クロ / 安久黒奈
7月7日生 かに座 AB型 Size: 160cm 48kg F 23.0cm
嘉納によって作られた人工喰種の成功例。妹の奈白とは双子。マダムAの護衛をしていた。
好きなモノは両親、妹、黒、団子(人間時代)。趣味は将棋、チェス。
テレビアニメ
2014年7月~9月に第1期『東京喰種トーキョーグール』が放送された。全12話。
2015年1月~3月に第2期『東京喰種トーキョーグール√A』が放送された。全12話。√Aでは作者原案の元、漫画の方とは異なった展開を繰り広げるアニメオリジナルとなっている。いわば「もう一つの東京喰種」である。
スタッフ
主題歌
第1期
- オープニングテーマ「unravel」
- 作詞・作曲・編曲:TK / 歌:TK from 凛として時雨
- エンディングテーマ「聖者たち」
- 作詞:Hirofumi Hatano / 作曲・編曲・歌:People In The Box
第2期
放送局
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 | |
---|---|---|---|
第1期 | 第2期 | ||
TOKYO MX | 2014年7月3日 | 2015年1月8日 | 木曜 24:00~24:30 |
テレビ愛知 | 2014年7月4日 | 2015年1月9日 | 金曜 27:05~27:35 |
TVQ九州放送 | 2014年7月5日 | 2015年1月10日 | 土曜 26:25~26:55 |
テレビ大阪 | 土曜 26:35 - 27:05 | ||
AT-X | 2014年7月7日 | 2015年1月12日 | 月曜 23:00~23:30 |
Dlife | 2014年7月11日 | 2015年1月16日 | 金曜 26:00~26:30 |
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舞台
実写映画
2017年7月に『東京喰種 トーキョーグール』のタイトルで実写映画化もされた。PG12指定。主演のカネキ役は窪田正孝。トーカ役は清水富美加。
2019年7月には続編となる実写映画第二弾『東京喰種 トーキョーグール【S】』も公開された。R15+指定。主演のカネキ役窪田は続投してるが、トーカ役は山本舞香に交代している。
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