東京都交通局とは、東京都が経営する地方公営企業のひとつである。
概要
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1911年(明治44年)8月1日、東京都が東京市電気局を開局し、路面電車事業と電気供給事業を開始したのが始まりである。
1924年にはバス事業を開始し、1960年に都営地下鉄浅草線を開業。
以降、三田線・新宿線・大江戸線を開業した。
2008年には日暮里・舎人ライナーを開業させるなど、公営交通で最多となる5種類の交通機関を運営している。
都営地下鉄、都営バス、都電、日暮里・舎人ライナー、上野モノレールの年間での利用者数は約10億7,900万人。
事業
都営地下鉄(高速電車事業)
4路線、営業キロ109.0km、駅数106、車両数1,102両。
都営バス(自動車事業)
運行路線139系統、営業キロ780,6km、車両数1,462両、137系統。
路面電車(軌道事業)
三ノ輪橋停留所~早稲田停留所間12.2 kmを営業。停留場数30ヵ所、車両数37両。
日暮里・舎人ライナー
日暮里駅~見沼代親水公園駅間9.7 kmを営業。駅数13、車両数80両。
上野動物園モノレール(懸垂電車事業)
上野動物園内で0.3 kmを営業。駅数2、車両数2両。日本最初のモノレール。
発電(電気事業)
多摩川上流に3か所の水力発電所を保有し、年間約11万2,000MWhを発電。
歴史
- 1911年 東京市が電気局を設置し、軌道事業と電気事業を開始。
- 1924年 乗合バスを開始
- 1952年 都営トロリーバス開業。
- 1957年 上野動物園モノレール・水力発電開始。
- 1960年 都営浅草線開業。
- 1968年 都営トロリーバス廃止。都営三田線開業。
- 1978年 都営新宿線開業。
- 1991年 都営大江戸線開業。
- 2007年 PASMO導入とSuicaとの相互利用開始。
- 2008年 日暮里・舎人ライナー開業。
- 2011年 創業100周年。
- 2013年 IC乗車カード全国相互利用開始。
関連動画
外部リンク
関連項目
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