東急バス下馬営業所とは東京都世田谷区下馬にある東急バスの営業所である。
営業所記号は「SI」
概要
また、渋谷から代官山駅を経由し渋谷に戻る「代官山循環線」をもつ東急トランセも、ここ下馬営業所に隣接して設置されている。
元々観光バス部門の拠点であったが、観光バス事業の縮小などで94年に大橋営業所下馬支所とされた。
99年に路線バスのトランセ委託を始めるのにあたり、その営業所として使用することとなった。
当初、トランセ委託はこの営業所に移管する形で行われたが、2001年3月に弦巻営業所管内で移管が行われたのを皮切りに、ほかの営業所でも委託が行われている。
路線
野沢線
- 黒09 目黒駅→中目黒駅→下馬一丁目→下馬営業所→野沢龍雲寺→下馬一丁目→中目黒駅→目黒駅(右回り)
- 黒09 目黒駅→中目黒駅→下馬一丁目→下馬営業所→野沢龍雲寺→下馬営業所
- 黒09 目黒駅→中目黒駅→下馬一丁目→下馬営業所
- 黒09 下馬営業所→野沢龍雲寺→下馬一丁目→中目黒駅→目黒駅
- 中目01 中目黒駅→下馬一丁目→下馬営業所→野沢龍雲寺→下馬一丁目→中目黒駅→目黒駅(右回り)
- 中目01 下馬営業所→野沢龍雲寺→下馬一丁目→中目黒駅
元々渋谷駅と下馬・野沢地区を結ぶ路線として開業した。その後都営バスとの共管、新宿乗り入れ時代もあったが交通渋滞などによる利用減で規模が縮小、現在の形に至っている。
中目黒駅行の中目01系統は土曜朝の出庫便のみとなっている。
渋谷線
- 渋32 渋谷駅→大橋→三宿→下馬一丁目→下馬営業所→野沢龍雲寺→渋谷駅(淡島と共管・深夜バスあり)
- 渋32 渋谷駅→大橋→三宿→下馬一丁目→下馬営業所→野沢龍雲寺→下馬営業所(深夜バス)
- 渋33 渋谷駅-大橋-三宿-下馬営業所-都立大学駅前-奥沢駅-雪が谷-多摩川駅
- 渋34 渋谷駅-大橋-三宿-下馬営業所-都立大学駅北口-東京医療センター
- 渋34 渋谷駅-大橋-三宿-下馬営業所
- 渋34 下馬営業所-都立大学駅北口-東京医療センター
渋32系統は淡島営業所との共管だが、下馬管轄分は深夜バスとその前の便だけである。
渋33系統は朝のみの運行となっている。
環七線
- 森91 大森操車所-大森駅-馬込駅前-長原-洗足駅入口-野沢交番前-野沢龍雲寺-上馬-駒留-若林駅前-新代田駅前
- 森91 大森操車所→大森駅→馬込駅前→長原→洗足駅入口→野沢交番前→下馬営業所
- 森91 新代田駅前-若林駅前-駒留-上馬-野沢龍雲寺-(←学芸大学付属高校/下馬一丁目)-下馬営業所
元々は大森操車場~新宿駅を結ぶ路線(都営バスとの共管)として開業したが後に路線分断・縮小となった。
系統番号が森「91」なのは分断先の都営バス宿91系統との乗継を分かりやすくするためである。
エビス線
- 恵32 恵比寿駅-目黒区総合庁舎-三谷-東京医療センター前-深沢不動前-中町五丁目-用賀駅
- 恵32 恵比寿駅-目黒区総合庁舎-守屋図書館
- 恵32 五本木→三谷-東京医療センター前-深沢不動前-中町五丁目-用賀駅
元々は恵比寿駅と祖師ヶ谷大蔵駅を結ぶ路線だったが、駒沢通りの渋滞の影響を少なくするため、用賀駅を境に恵32系統と瀬田営業所所管の用01系統に分断された。
2001年2月まで瀬田営業所所管だったが3月に移管された。ただし、下馬営業所の位置関係が中途半端であり、始発・終車間際での全線通し運行が困難なため、3月16日にその時間帯だけ再び瀬田営業所担当に戻る、というよく分からない事が起きている。
三軒茶屋線
2002年に目黒営業所から移管された路線。
入出庫のため、目黒側からは五本木一丁目まで、三軒茶屋側からは祐天寺駅までの区間便がある。
中型車使用路線。
洗足線
2007年3月16日に目黒営業所から移管された。
途中狭隧路があるため中型車が運用されるほか、一方通行の関係で上下線で大きく経路がずれる区間もある。
車両
日野・三菱ふそう・UDの3社の車両が配属されている。
大型車はエビス線・環七線(ナロー車もあり)中心、中型車は野沢線・渋谷線・三軒茶屋線・洗足線中心の運用となっている。
なお、所属車両はすべてノンステップ車となっている。
関連項目
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