東方は宗教とは、東方Projectの性質の一部を(誇張して?)示した表現である。
概要
主に2006年頃から多用された表現で、一部のファンの作品に対する接し方や原作者に対する接し方が宗教のように見えたことや、ZUNをはじめとする一握りのクリエーターによってコンテンツが形作られるという構造をしている点、作品の内容に宗教を題材としたものが多い点などから言われるようになったと思われる。また、ZUNの愛称の一つに「神主」というものがあることや、オンリーイベントの名前が「博霊神社例大祭」であることから一部の人には宗教的に見えたことも関係している。
ZUNは一部でこのような表現が用いられていることは知っている模様[1]。
一方、ゲームなどで凄く好きな人が集まってきた時に「信者」となじられていることを逆手に取って信仰をテーマにしようと決めた結果、『東方風神録』の制作に繋がったという経緯がある。
「東方Project 20周年飲み会」では20周年を記念したメッセージを目にしたZUNが「僕はいい宗教作ったな」と言い、ビートまりおが「本当宗教だよね。東方はさ」と応じる場面があった。
用例
シノ「以前のゼファーさんの取材(2006年6月2日時点)の時点では東方が絶好調とおっしゃってましたよね。現在ではどうですか?」
S々木さん「こちらも鉄板です。もう東方は永遠に衰えないでしょう」
シノ「僕は東方をやったことがないので、わからないのですが、このジャンルがここまで大きくなった理由は何なんでしょう?」
S々木さん「こう言ってしまうと、誤解が生まれてしまうかもしれませんが、東方って宗教に似た感じがあるんですよ」
天ちゃん「あー、それわかる気がします」
S々木さん「一度はまると、抜けようとはあまり思わなくなる。それこそ『信者』という形になるのだと思います。東方は音楽もいいですし、ほとんどたった1人で製作している、という点も関連しているのかもしれませんね」
シノ「あれは原作に特にキャラ付けがされてませんよね? ストーリーもないと聞きました。そういったことが、逆に創造の幅を広めた、ということもありそうですね」
天ちゃん「でも、今はだいたいのキャラ付けはされてしまっているので、いい加減に描いたりすると大変なことになるよ?」
シノ「たとえば?」
S々木さん「(笑)」
関連動画
脚注
関連項目
- 2
- 0pt