「東方幻想郷 ~ Lotus Land Story」(とうほうげんそうきょう ろーたす らんど すとーりー)とは、Amusement Makersによって発表された弾幕シューティングゲームである。製作者はZUN。
概要
「東方」Projectと称し、巫女さんシューティングゲーム(PC-98/EPSON PC用)を販売しています。1画面440以上の超美麗な弾幕を、秒間60フレームで楽しめるゲームです。ケイブ・ライジング系のシューティングゲームが好きな人(とくに「エスプレイド」)、またPC-98で質のいいゲームが欲しい人は是非お試しください。なお、ウェブページ上での通販も行っています。
東方Project第4作目にあたる作品である。
1998年夏のコミックマーケット54にて700円で頒布された。
1999年1月1日発行のゲームラボ1月号の同人グッズの紹介コーナーの1番目に東方幻想郷が紹介されている。
当初、東方Projectは本作で終了する予定だったが(Amusement Makersのサイトでは「東方Project第4弾!ついに完結か?!」とされていた)、その後冬のコミックマーケットにおいて、第5作目「東方怪綺談」を発表している。
なお、他のPC-98版の作品の例に漏れず現在は入手が困難なためオークションなどでは高値で取引されるが、AmusementMakersの旧サイトで体験版のダウンロードが可能である。
ゲームシステム
第2作「東方封魔録」以来の通常の縦型弾幕シューティングゲームである。
「東方封魔録」からの相違点は
- 自機が靈夢・魔理沙の2人に増加(それぞれ2種ショットがある)
- 低速移動が追加
- 当たり判定が小さくなった
- 残機・ボムが6機以上持てる
- ボムでアイテム回収
- かすりゲージの追加
- 夢ゲージの追加
- ステージクリア時にボムエクステンド
- 全6+1ステージ
- 中ボス・ボスの体力表示
などの点。「東方封魔録」と比較すると、大幅にWindows版とシステムが近くなっている。
バックストーリー
ここはとある東の国の山の中、博麗神社はだいたい平穏だった。
博麗神社の巫女、博麗靈夢(はくれい れいむ)もだいたい暇だった。なんてこと言うもんだから、突然大量の化けものその他が神社にわいて
出てきりする。自業自得である。靈夢「うえ~、なんなのよ~」
・・
靈夢「う~ん、このままじゃまた神社が壊されちゃうわ。
しかたないわね。原因を見付けだして元から潰しましょ!」なんとなく、(巫女さんのなんとなくをばかにしてはいけない)神社裏の
山の中にある湖が怪しいと踏んだ靈夢は、早速山に向かうことにした。
(どっちかというと、こういうときに神社を留守にするから壊されるんだと
思うのだが・・・)
靈夢「やっぱり、ここが怪しいわ。凄い数の悪霊だわ。」
-- 一方そのころ。強力な魔力の持ち主である霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)は、当然のよ
うに強力な魔力にひかれるのであった。
魔理沙はこの力を自分のものにしようと力の発信源へ向かった。魔理沙「しあわせね。こんだけ大量の魔力どっから出てくるのかしら?」
魔理沙は、靈夢に内緒で湖に向かっていった。はずだったが・・・
こうして、二人は別の用事で湖に行ったのだった・・・ う~ん。
登場キャラクター
自機
中ボス・ボス
中ボス | ボス | |
1 | ||
2 | ||
3 | ||
4 | ||
5 | ||
6 | ||
EX |
||
その他
- 1面曲はキャラクターによって違う曲となっている(靈夢は「Witching Dream」、魔理沙は「Selene's light」)。
- 体験版と製品版で一部弾幕が異なる、全体的に体験版の方が難しい。
- 3面道中曲、「Bad Apple!!」は体験版での曲と製品版で曲が若干異なるものになっている。(体験版の方が音が低い)
- 選択した自機によってスペルカードの構成を変えるパチュリー、タイマンの相手が変わるプリズムリバー三姉妹など、東方Projectの4面ボスは選んだ自機によってパターンが変わることが多いが、「東方幻想郷」はその元祖である。
- コンティニューした場合とEasyでは6面に進むことが出来ずBadEndになる。6面ではコンティニューすることが出来ず、即ゲームオーバーになる。
関連動画
プレイ動画
東方幻想郷メドレー
その他
関連静画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
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