「東方玄夢妖譚」とは、サークル「苺坊主」が頒布した同人ソフトである。
前々作「東方蒼神縁起」、前作「東方幻想魔録」から引き続きジャンルはRPG。
今作も前作同様、閃きシステムや主人公選択方式などロマサガに近い要素がより多く含まれている。
基本的な操作やシステムなどは今までのシリーズと似ているが、ドッペルシステムという式神システムに似た新しい要素が加わっている。
難易度はボス戦が難しいという意見も散見されるが、概ね東方蒼神縁起よりかは簡単である。
2014年5月11日の第11回博麗神社例大祭にて「東方玄夢妖譚~乱」が発売決定、所謂EXシナリオである。
お馴染みロイヤル閣下や各種ドラゴンなど様々な強敵も過去作品から続々集結している。
本編ストーリー
木々は美しい緑の衣を脱ぎ捨て、水面はきらびやかな氷の帽子を被り、
そして空には、氷の妖精と共に雪が優雅に舞い踊っていた━
そう、全てを凍て付かせる厳しい冬の季節が、この幻想郷に訪れていた。
しかし、そんな凍える冬の寒気とは画して、
幻想郷を震え上がらせる、謎の怪異が起き始めていた。
例えるならば、それは現し身から離れたもう一つの存在━━生霊。
同時刻における、互いが離れた別々の場所にて、
どういう訳か、同一人物が目撃されるといった、
まるでその者の分身が存在するかの様なありえない怪異が、
次々と、それも不特定多数に、無差別に起こっていったのだ。
もう一人の自分が、不気味にも一人歩きをする「ドッペル事件」━
この怪異は異変なのか?
それとも、全く別の事象なのか?
そして、この怪異は何を意味しているのか?
逃れられぬ運命が今、幻想郷を飲み込もうとしていた……。
EXストーリー
夢を喰う調停者━
獏が最も恐れているという「夢の氾濫」。
幻夢異変が引き金となり、
その恐れていた事態がなんと起きてしまった。
幻夢異変さえも飲み込みそうな、その新たな異変を
解決するべく、夢の調停者である夢娘と、
遠野の守人である沙弥が立ち上がる。
概要
基本システム
- ドッペルシステム
- 本作の肝であり前作の式神システムに近い。主人につけるスキル付きアクセサリーみたいなもので、能力値に補正を与え更に固有技も使えるようになる。メインドッペルとサブドッペルの2種類が存在し、ドッペルも経験値で成長する。なお各キャラクター毎にメインドッペルは1体、サブドッペルは3体まで付けられる。
- メインドッペルには東方キャラと本作のオリジナルキャラクターがいる。今回も各ショップ特典として専用コードでそれに応じたメインドッペルが手に入る。なおショップ特典は最後にコード入力した最新の1つが適用されるので2つ以上のコードを持っていても同時に入手はできない。ただしコードを入れ直せば切り替えることは出来る。
- サブドッペルは特定の敵モンスターを倒した後に一定確率で入手出来る。
- 閃きシステム
上2つの結果各キャラクターの固有能力はパラメータとラストワードだけとなった。しかし、パラメータの差はメインドッペルでどうにでもなるので事実上無く、ラストワードも乱になってからチャージ率が下がって戦闘中に常に見られる物ではなくなった為、各キャラクターで差はほぼ無い。
キャラクター
主人公サイド
今作のパーティーメンバーは霊夢、魔理沙、紫、マミゾウ、そして主人公である沙弥の5人固定である。
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関連項目
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