「東方蒼神縁起~The Genius of Sappheiros」とは、サークル「苺坊主」が頒布した同人ソフト。いわゆる東方二次創作ゲームの一つで、ジャンルはRPG。
なお、初期では「ロマサガ風」と記載されていたが、ゲ-ムシステム的にはロマサガと言うよりも「世界樹の迷宮風」である、これについては下記にて。なので、ロマサガを期待して購入する場合は注意しよう。
別名「はぢきせ2」
C79冬コミにてEXディスクである「東方蒼神縁起“残暑”」を発売、本編では登場しなかったロイヤルな閣下や全破壊する恐怖のロボットも参戦だ!
VitaやPS4向けにも発売されている。タイトルは東方蒼神縁起V
ストーリー
そして、春の妖精達が舞い踊る麗らかな季節は過ぎ去り
幻想郷には、夏の厳しい日差しが降り注いでいた。
その日差しは例外なく幻想郷中に降り注ぎ
そこに住む人間や妖怪、延いては神様すらを悶えさせていたが
幻想郷では今、新たに妖怪達を悶えさせる現象が起きていた。
-霧-
視界を霞ませる程の濃霧が、再び幻想郷中を覆ったのだ。
しかし、かつて起こった紅霧異変とは異なり
霧の色が違えば、日光を遮る程のものでもなく
また、それにより苦しめられていたのは「妖怪」だけであった。
妖怪のみが倦怠感や発病を訴えたのだ。
これは新たな異変なのか…?
苦悶の声が響き渡る中、今、幻想郷が動き出す。
残暑ストーリー(ネタバレ防止のため反転)
木々は葉を紅に染め、動物達は丸々と肥え始まり、
そして妖精達は、大忙しと朱の中を飛び回る━━
来るべき白の季節に備え、
本来であれば、そう活動している彼等であったが、
そんな彼等を、厳しい季節外れの陽射しが苛んでいた。
リトス達、ゴルゴーン三姉妹が起こした「蒼神異変」から幾日が過ぎ、
秋を迎えるであろう幻想郷には、厳しい夏の残暑が続いていた。
人間や妖怪も例に漏れず、その残暑に悶えさせられていたが、
先だって起こった異変から、平穏のありがたさを噛み締めており、
残暑にも負けず、平穏無事な日々を送っていた。
しかし、そんな日々の中、
幻想郷には、不穏な事件が次々と起こり始めていった。
-辻斬り-
謎の辻斬り事件を始めとして、暴力事件が頻発しているのだ。
それは妖精や妖怪、そして人間等に止まらず、
神様といった類の者にまで及んでいた。
異常多発する、不自然にして不可解な事件。
再び予感させる、異変の鼓動を感じ取り、
今、博麗の巫女が動き出す
概要
東方のRPGであり、お馴染み霊夢たちが突如発生した異変について調査(問答無用で喧嘩を売ってしばき上げ(ry)しに行くという、オーソドックスなシナリオ進行で進んでいく。
それぞれのキャラのスキル等特徴がまったく異なるため、どのキャラクターも育て甲斐のある性能となっている。
本作は、はちみつくまさんとAQUASTYLEが製作に関わっており、ゲームシステムははちくまRPG、はぢきせのそれにかなり近い。
見覚えがある敵キャラドット、ランドの概念、ダンジョンを出ないとアイテムを入手できない・・・等、かなりシステムを踏襲しており別名「はぢきせ2」とも言われるほど、はぢきせと比べるとかなりの面で改良されており(仕掛けリセットの廃止、スキルポイントを自由に振りなおし可能など)非常に遊びやすくなっている。
また、ドッターはもちろん、BGMにもお馴染みの○弘氏などいつものスタッフも参加しており、「いつもの曲」も当然用意されている。
その外にもお馴染みの装備品(草薙の剣、童子切綱安、イージスの盾、クラウソラスなど)や属性、地獄のイカ軍団やガルバンゴルの増殖地獄やHDDクラッシュ、恒例の分割マップなど、はちくま名物もごく普通に継承している。
ただし、あくまでサークル名が違うためはちくまオリキャラたちは今回登場しない、最初のボスが斎藤という伝統もなくなった(残念?)
だが苺坊主オリジナルキャラクターは登場する(下記参考)、加えて雑魚敵は7割程がはぢきせで登場した雑魚敵と同じであり、種族名こそ天使と統合されたがお馴染みの魔神や退魔仕様などはそのまま引き継がれている(みやぶるでの解説参考)
以上に加えて二次設定や他ゲームパロディなどは普通に出てくるので、これらが許容出来ない人はプレイするのをおすすめ出来ない。
なお難易度は過去のはちくま作品に劣らず、むしろ匹敵するくらい高く、雑魚戦でも気を抜いてはいけない。
ボス戦では力押しは難しく、状態異常を駆使することが重要な点も同様。
パッケージ裏にも記載されているが「ゆとりお断り難易度」は変わらず、非常に歯ごたえのある難易度になっている。
基本システム
本作ははぢきせを継承しており、システムの大部分が同様になっている。
セーブはオートセーブであるが、はぢきせと違ってダンジョンにセーブポイントが追加された
ダンジョンから出ないとアイテムを獲得出来ないハラハラシステムは健在。
- 属性は過去はちくま作品と同様、火・水・土・雷(風は削除され統一された)・光・闇・魔、物理属性に剣・突・拳
- LVアップの他に成長の項目で「pow」(スキルポイント)を消費してアビリティ(パッシヴスキルor汎用技など)を装着可能であり、はぢきせと違って「いつでもデメリットなしで割り振り自由」という扱いやすさが魅力。
このシステムのおかげで、雑魚戦やボス戦で成長の割り振りを変えて挑戦するなど戦略性が増した。
力押しで勝てないボスには、状態異常の成功率を上げる「誘発」のステをアップさせたり・・・など。 - PTメンバーは6人で戦闘に参加出来るのは5人まで、6人目は「指揮官」という役割になり、戦闘中のPT全体に特殊効果を付ける&支援スペルが発動可能になる。(空の軌跡3rdのリモートアビリティとほぼ同様)
- ロマサガでお馴染みの「陣形」システムが追加された、戦闘中の陣形を設定し、陣形によって戦闘中の能力上昇&低下や、敵への狙われやすさなどが変化する非常に重要なシステムである。
- 香霖堂ではお馴染みの武具精製(合成)を行うことが出来る、お馴染みの草薙の剣やイージスの盾など定番装備品に加え、キャラ専用装備品は香霖堂の合成でしか製作出来ないため、キャラの強化にはかかせない存在である。
- 冥異伝、はぢきせで使用出来たMA(マップアクション)要素は削除されている、雑魚敵はその分避けやすくなっているが、密集している場所では避けにくい。
- はぢきせで鬼畜仕様だったダンジョン仕様は改善されており
「一度解いた仕掛けはリセットされない」
「そこまで複雑な仕掛けは出ない」
「隠し宝箱の隠密度が下がった」 - 今作では店頭予約特典として、限定装備品を入手出来るコード番号が付いてくる、メロンブックスでは「めろんソード」、あきばおーでは「秋葉桜」など。これらの装備品はコード番号が同じなので、全て入手したい人は邪道だがwikiを見て入手しよう。ちなみに、ゲーマーズの予約特典の斧には「アイテム入手率アップ」の効果が付いてるので、もっとも利用価値が高い。
- 追加ディスクである「残暑」からは、クエストシステムで依頼をこなしながらシナリオを進めていく方式となっている。
戦闘システム
戦闘はターン性であり、素早いキャラから順に行動していくオーソドックスなもの。
いつものはちくまRPG作品と同様、一般のRPGに比べると非常に難易度が高い、雑魚戦でも気をつけなければ即全滅するので、状態異常(即死や石化など)を駆使する必要性も出てくる。
戦闘システムはロマサガとはまったく違うことに注意、ロマサガではなくはぢきせ(世界樹の迷宮)である。
HPが0になると戦闘不能になり、LP(残機)を消費して自動復活はなく、戦闘不能までどんな回復魔法でも蘇生させることは出来ない。
技の閃き、連携システムはない。
- はぢきせと同様、状態異常は「パーマネント(毒など永続に効果が出る物全般)」「クイック(即死など即効性のもの全般)「バラエティ(能力変化全般)」の3つで分けられている。
雑魚敵やボス共に状態異常をバンバン使ってくるため、状態異常対策は最重要である、耐性アップ装備品の他に「抵抗(状態異常のかかりにくさを上げる数値)」の能力値が重要なのも恒例。
また、いつもの通り「ボスにも特定の状態異常が入る」仕様になっているため(ボスにも麻痺やら毒が入る)、ボスの攻略にも必要不可欠になってくる、故に攻撃・防御・回復でのゴリ押しだけで突破するのは非常に難しいと言える。 - はぢきせ同様「遅延(ディレイ)」要素があり、スペルカードに分類される技を使用すると「遅延ー1」などが付き、この場合だと1ターンスペルカード扱いの技が使用不可になる。
今作での遅延は、「同じ技だけではなくスペルカード全て」に遅延がかかってしまうので気をつけなければいけない、故に遅延がない技の選択が非常に重要となる。
成長の項目で「ディレイー1」などを習得すると遅延を1つ減らすことが出来る。 - フィールド魔法やランド要素など、はぢきせと同じく状況判断を問われる要素もある、特にランド要素は密かに重要な要素であり、気づいたらランドがMAXになっていて敵が自動回復を始めたり攻撃が強化されたりと、見落としてはならないシステムである。
火⇔水とランドの属性は左右対称になっており、火のランドに傾いている時に水属性を使用すると水に傾いていく、パチュリーのようなランドを直接操作出来るキャラがいない場合は、属性魔法などで傾かせ続ける戦法が使える。
フィールドを使用する相手がいる場合、こちらのフィールド魔法で上書きして消してしまうなど、遊戯王OCGのような戦略も可能。 - 上記で説明した陣形システムは、主に敵への狙われやすさの影響、味方の拡散範囲を主軸に構成するのが基本となる。
- 今作は東方の二次創作のため、特定の技はボムを消費しないと発動出来ない技が存在する。
ボムはキャラ別に設定されており、消費した場合は雑魚敵を倒すなどして回収することが出来る、成長やアイテムでボムを追加することが出来るが、ボムが足りないと特定の技を使用することが不可能になるので注意。 - 指揮官キャラには戦闘中の特殊効果の他に「ボムを使用しての支援スペル」が使用出来る。
味方をランダムに蘇生、相手の抵抗を下げるなどの特殊効果があり、指揮官キャラの選択も重要である。 - ラストワード(発動条件は戦闘中ランダム、消費0で発動可能)という一発逆転技があり、味方がダメージを喰らう、行動するなど内部蓄積でのランダムで使用可能になる。
効果が地味なキャラもいるが、自身の能力をパワーアップさせる、フィールドを展開し効果が切れるまで味方の消費MPが1固定、PT全員の能力を上昇させるなど、強力な効果を持っているキャラも多く、これらが発動出来るか否かで戦局が変わる場合もある。 - お馴染み「退魔」「神霊結界」要素があり、主に異神(旧魔神&天使種族、今作では統一された)種族の敵が装備しているステータスである「神霊結界」を和らげる要素が「退魔」である。
例を上げると、神霊結界50であればダメージを半分に軽減されてしまうため、退魔50あれば通常のダメージを与えられるようになるなど。
お馴染みの装備品「童子切安綱」などの退魔武器は、主に後半で重要になってくるので、これらの武器選別も重要。
キャラクター
- 霊夢
主人公。能力的には素早さが遅めのDQの勇者といった感じ、はぢきせの異教徒とほぼ同様である(蘇生は出来ない)
回復・物理攻撃・魔法攻撃と何でもそれなりにこなせるが、同時にそれは器用貧乏でもある。
しかし、霊夢にしか出来ない結界系統の魔法は要所でパーティーの危機を救う事もある、特に結界LVを上げた八方鬼縛陣は非常に高性能。
またスキル次第では器用な回復役として活躍することもできる、結界に25振った後の回復の札は非常に扱いやすい。 - 魔理沙
典型的な魔法アタッカー、速い・高威力・防御紙と三拍子そろっている、はぢきせでの魔法科。
成長次第では物理でひき逃げも可能。パチュリーと比較して範囲が狭いが高火力で単独戦闘が多いボスに向いている。
魔法属性は魔属性が多く、魔属性はランド影響を受けず耐性で減らされにくいためダメージが安定するのが特徴。
ただし、最終的にはダメージ不足になってしまい攻撃しか出来ない魔理沙は終盤では扱いにくいキャラになってしまう、パチェなどと違ってランド操作も出来ず、デバフなどの補助魔法も扱えない。
残暑シナリオでは魔法でしか倒せないボスも増えており、必然的に魔理沙の出番となる。 - 早苗
回復・支援に獅子奮迅の活躍を見せる典型的僧侶タイプ、はぢきせでの保険体育部だが蘇生が行える。
攻撃面はやや低め。しかししっかり育てれば火力としても運用する事も出来る。
全体回復・蘇生技を使えるのは彼女を除けば霊夢・妹紅(・さとり)だけで、しかもそれはラストスペルのため安定性ではこちらが勝る。特にボス戦ではその力を最大限に発揮できるだろう。
はぢきせでの抵抗上昇が強力であったように、同性能の加護の風は非常に優秀な補助魔法である。 - 文
味方キャラクター中最速の素早さ、攻撃力も低くは無い・・・が少々物足りないか、はぢきせでの補助専門になったワンゲルである。
前衛だが重防具が装備できないため速さを生かした戦術が有効。特に味方が先行出来る「幻想風靡」や自分の行動順を味方に譲る「天狗の応援」等は先行したい場面で非常に有用。 - 咲夜
今作の咲夜は両手剣をブン回す典型的パワーファイター、はぢきせでの暗殺部(ただし防御力での不満はない)
時間操作系統スキルはボムを大量に消費するものの効果も非常に強力だが、残暑では所謂「プラベハメ」は不可能になっている。
固有装備の両手剣には種族強打が付いているので使い分けると非常に効果的。
防御面でも重防具が装備できるため物理には強い。
欠点は全体攻撃技が無い事、両手剣の命中が低いため命中を上げておかないとまったく攻撃が当たらないので注意。 - パチュリー
豊富な全体魔法で雑魚掃討に向いている、はぢきせでのオカルト研である。
強力なスペルは軒並みボム消費かつ遅延が大きいのがネックであるが、複数の雑魚をまとめて攻撃出来るのは非常に大きな利点。
オカルト研と同様にランド操作を行えるのでランドの操作も重要となる、ランド効果は味方にも敵にも存外に影響度が高いため、ボス戦によっては要になることも。
加えて冥異伝のパチュリーの如く物理攻撃力も高いため物理アタッカーにスイッチする事も出来る、その場合は全体攻撃が無いのがネック。
防御面は遅い・紙と悪いため、要対策である。 - にとり
火・水・雷チェイスと三色の魔法剣を使いこなす、はぢきせでの擬似科学部&ミサイル研を合わせた性能である。
その関係上パチュリーと魔理沙とのシナジーが抜群な上、残暑では物理技や全攻撃にチェイス可能になったため、火力面では大幅なパワーアップを果たしている。
銃による攻撃ではレイジーエイトの連続8回攻撃は魅力的、チェイスには強打が乗らない性能となっているため、特化させて使うようにしたい。
指揮官でのスペルがバリアスペルであるので、指揮官にしておくと役に立つ場面が多かったりする。 - アリス
絶対無比の壁。反面攻撃力は控えめで速度も命中も低いので攻撃面には期待しないほうがいい、はぢきせでのアメフト部である。
壁能力は他の追随を許さない程の性能で、彼女を使用するかどうかでパーティの生存率が目に見えて変わる程。
特にマリオネットパラルとリトルレギオンの性能はかなりのもので、この2つを使い分けるだけでも強力である。
重装備出来る関係で物理防御は鉄壁だが魔法防御は補強しないと割と簡単に死んでしまう。
また防御の要である以上状態異常は他以上に致命的になることが多い。この二点は要対策である。
スキルの柔軟な使い分けでパーティの生存率は大幅に上がる。
残暑では全てのボスを完封してしまう凶悪な「西蔵戦法」が使用不可になったが、それでも頼れるアメフト部!
ちなみに、はぢきせで極悪技であったクルセイドフォーム仕様の技は習得しない。 - さとり
敵の技をラーニングで覚える事が出来る、はぢきせでの帰宅部と囲碁将棋部を合わせた性能。
自力で覚える技はパーマネント・バラエティ付加しかないためラーニング技にその性能を大きく依存するキャラクター。
やりこめば化ける可能性はあるが使わないとただの足かせ、とかなり両極端な性能。
デバフだけなら白蓮でも付加出来るため、やはりラーニングを最大限に生かした戦術を構築する必要があるだろう。
はぢきせの帰宅部とは違い、能力も全体的に低めなので、良い装備をさせないとせっかくのラーニング技も生かせない、玄人向けのキャラであると言える。
例によって強力な符はラーニング確率が低いため、根気のいる育成となる。
是非習得したいのが石化ブレスとデスザッパー、習得率は低いが中盤あたりで習得でき、粘るのも楽なので是非習得したいラーニング技、この2つを習得するだけで雑魚戦がグンと楽になる。 - 妖夢
純粋なブシドー物理アタッカー、はぢきせでの武士道部。
はぢきせでの紙防御並火力の武士道と違い、構え後の攻撃力が非常に高いため、育て甲斐のある非常に強力なキャラクターである。
構えに1ターンかかることで攻撃に入るまでが若干遅いのが最大のネックだが、後半は硬い敵も多く1ターン掃討が出来ない事も多いためいくらか相殺できるだろう。
人界剣の構えからの未来永劫斬が特に強力であり、ボス戦での最重要攻撃スペルと言っても過言ではないほどのスペルである。
専用武器である刀装備とのパッシブ効果も非常に相性が良く、必殺率上昇、即死が追加など、攻撃力では咲夜を軽く凌駕するほど。
防御性能自体はそこまで高くないが重防具を装備出来るため脆くはない。 - 妹紅
リザレクションで自動復活したり、ラストスペルで全員蘇生が出来たり、指揮官能力で彼女しか出来ない蘇生を使えたりと、便利に使えるキャラ、HPと残機が高くタフなのも特徴。
無印では操作キャラとしてはパっとしない性能(どこかの無印北川さんみたいな)であったが、残暑以降では味方にリレイズをかける補助技や、高火力の技を習得し大幅な強化を施された。
指揮官としての蘇生技は全キャラ中一二を争うほど優秀、指揮官でも非常に役に立つ。 - 白蓮
はぢきせでの秘密結社互換、秘密結社と同様幅広い補助魔法を習得する。
最初は光闇単体魔法、後はデバフといまいち器用貧乏さが目立つ。
しかし致命的なステータス異常を付与できるというのは利点、、ボス戦では非常に重要である。
お馴染みのウェポンブレスなど、単体だが早苗の能力上昇符より効果の高い支援符も習得する。
またレベルを上げる事で強力な符を習得していき、一列を一気に回復出来るダークヒールや全強化の増幅の巻物など、補助キャラとして申し分のない性能を誇る。
指揮官能力も唯一のMP回復が出来たり、強敵に有効な割合ダメージ等強力な物が揃っている。
デバフを生かすために、装備品で誘発を上げておくと有効。
残暑追加PTキャラクター(ネタバレ注意)
- レミリア・スカーレット
- チルノ
- 鈴仙・優曇華院・イナバ(うどんげ)
- 星熊勇儀
- リトス・メデューサ・ゴルゴーン
オリキャラであるロリっ娘リトスちゃんが残暑シナリオで参戦、初期参加となるがPTが霊夢と2人なので、残暑序盤はリトスに頼る展開となる。
姉のヴィオトポス&アナスタシスの技をラーニングしているのか、この2人の技の一部も使用可能。 - 能力値が全体的に高く、全体即死ダメの「エイジングドリルズ」、高威力の「マッスルレボリューション」、連続攻撃の「ペガサスメテオアタック」、代名詞の石化技など、本編ラスボスらしい強力な技が目白押しである。
ただし、ラストワードの「スーパーボイドキャビテーション」はボスに使うとダメージが777と下がってしまうので注意。
使いやすく強力なキャラ(特に残暑序盤)なので、オリキャラが嫌いで使いたくない人もそう言わずに使ってあげましょう
敵キャラクター(ネタバレ注意)
後半以降に登場する敵キャラクターについて、ネタバレおkな人は反転して見てください。
公式マニュアルのキャラ設定にて。
○15面ボス 湖底神殿の番亀
玄爺(げんじい)
Genjii
かつて霊夢と主従の関係にあった亀。
霊夢に飛行能力がついたため開放され、今では玄武の沢に住んでいる。
玄武の沢に新しくできた湖の、その湖底に引っ越して来たゴルゴーン三姉妹。
その次女の亀神ヴィオトポスに見出され、湖底神殿の番亀として引き込まれる。
よって、現在はヴィオトポスの従者をしている。
○16面ボス 湖底神殿の門番
紅 松葉(くれない まつば)
Kurenai Matsuba
松葉やゴルゴーン三給仕は、元々幻想郷に済んでいた妖怪だが
外の世界から幻想入りした、海洋の妖怪だったので
内陸の幻想郷では余り仲間もおらず、割と肩身の狭い生活をしていた。
しかし、水神のゴルゴーン三姉妹に誘われ
共同生活をしていく中で、割と楽しい生活を送れるようになった。
それ故に、松葉やゴルゴーン三給仕は
ゴルゴーン三姉妹に恩義を感じている。
この度の異変において、特別な命を仰せつかってはいないが
実直に、侵入者から湖底神殿を警護している。
松葉はアバウトでありながら、仕事には実直な性格で
この度の異変や、ゴルゴーン三姉妹の意図には割りと無頓着であるが
湖底神殿を警護するという任務に関しては誠実である。
似た性格のためか、ヴィオトポスとは気が合う。
○18面Aルートボス ゴルゴーン三給仕
千秋 あかめ(ちあき あかめ)
Chiaki Akame
ゴルゴーン三姉妹の従者であり、湖底神殿の給仕(メイド)を務めている。
カガミや千尋と併せて「三給仕」と呼ばれているが
3人ともよく失敗するので、ゴルゴーン三姉妹から「三給仕(三バカ)」とも呼ばれている。
普段は給仕の仕事をしているが、侵入者を排除する任務も仰せつかっており
侵入者である霊夢達を排除しようとする。
非常に明るく、笑い上戸な性格をしている。
性質は妖精に近いのかもしれない。
○18面Bルートボス ゴルゴーン三給仕
貝塚 カガミ(かいづか カガミ)
Kaiduka Kagami
ゴルゴーン三姉妹の従者であり、湖底神殿の給仕(メイド)を務めている。
あかめや千尋と併せて「三給仕」と呼ばれているが
3人ともよく失敗するので、ゴルゴーン三姉妹から「三給仕(三バカ)」とも呼ばれている。
普段は給仕の仕事をしているが、侵入者を排除する任務も仰せつかっており
侵入者である霊夢達を排除しようとする。
明るいが、好戦的な性格をしている。
性質は妖精に近いのかもしれない。
○18面Cルートボス ゴルゴーン三給仕
日間賀 千尋(ひまか ちひろ)
Himaka Chihiro
ゴルゴーン三姉妹の従者であり、湖底神殿の給仕(メイド)を務めている。
あかめやカガミと併せて「三給仕」と呼ばれているが
3人ともよく失敗するので、ゴルゴーン三姉妹から「三給仕(三バカ)」とも呼ばれている。
普段は給仕の仕事をしているが、侵入者を排除する任務も仰せつかっており
侵入者である霊夢達を排除しようとする。
三給仕の牽引役を担っており
真面目な性格や、その丁寧な言葉使いと相まって
三給仕の中では、唯一の常識人とも言える。
○19面ボス ゴルゴーンの鰐神
アナスタシス ステンノー ゴルゴーン
Anastasis Stheno Gorgon
とある事情から幻想入りし、幻想郷に引っ越して来た。
人間好きであり、かつては人間の守護神として祀られてきた彼女達は
妖怪から人間を守るため(信仰を得るため)、また自分達の神としての威厳を示すため
幻想郷への過激な挨拶として、異変を起こした。
そしてこの計画は、自分達を餌として
引越し先の幻想郷がどういう所なのかを確認するという意味合いが多分に含まれていた。
過激であるため、長姉として実のところ乗り気ではなかったが
嘘偽り無く、ゴルゴーン三姉妹というものを幻想郷の住人に知ってもらうという意味で
この度の計画には、特に口出しはしない姿勢を取っている。
異変の一端を担った、地面のクレーターや薙ぎ倒された木々などは
彼女の怪力によるものである。
普段は無口で、あまり表情変化も見られない事から
何を考えているか分からない節があるが
見かけとは裏腹に、三人の中では彼女が一番剽軽なのかもしれない。
○20面ボス ゴルゴーンの亀神
ヴィオトポス エウリュアレー ゴルゴーン
Biotopos Euryale Gorgon
祭りなど、盛大でにぎやかな事が大好きなヴィオトポスは
リトスが立てたこの計画に喜んで賛同した。
異変の核であった霧は、彼女の能力によるものである。
また、二度目の魔法の森の様相は
ヴィオトポスの能力により、森が活性化された結果である。
幻覚作用のある胞子などにより、森の様相は更に混沌と相成った。
明るく、姉御肌な性格のため
三姉妹のムードメーカーとなっている。
無類の酒好き。
○21面ボス ゴルゴーンの蛇神
リトス メデューサ ゴルゴーン
Litos Medousa Gorgon
この度の異変の計画者。
この異変は、幻想郷に対する挨拶の意味合いも含んでいたが
その性格故に、挨拶が過激になってしまった事が
彼女の未熟な部分である。
異変の一端を担った
妖怪達の石像は、彼女の能力によるものである。
天邪鬼ではあるが、根は真面目な性格で
見た目とは裏腹に、三姉妹の纏め役になっている。
だがアナスタシアとヴィオトポスからは、その天邪鬼な性格をからかわれている。
蒼神縁起でよくあること
- 門番を倒して余裕こいてたら、最初の雑魚敵(メイド)に瞬殺された
- カリスマ(笑)って思っていたらPT全員魅了されていた
- 雪女を倒そうとしたら亀が立ち塞がってきた
- 地道に削っていったらメガフレアされてガメオベア
- 集団のイカさんに麻痺させられてのパンチプレイで陵辱された
- 小5ボスがエリクサー使って全回復した
- フレスベルグさんに死んでも操られていた
- ゆゆ様倒したと思ったらこちらが死んでいた
- HDDクラッシュでPTが消し飛んだ
- 小町の死神の鎌で次々と即死していった
- 向日葵畑を探索していたら鶏に出会い、気づいたら全員石化していた。
- PT全員がタイムストップをくらい、忍者に首切りされた
以下、体験談を募集中
東方蒼神縁起Vについて
5年という歳月の後に発売が決定して現在発売中である。以下は公式HPより抜粋
- 移植にあたり、難易度の調整が行われており、上記のような理不尽さは無くなっているもよう(公式HP曰く難しすぎず、簡単すぎず、アイテム蒐集も出にくすぎず、出易すぎない。とのこと。簡単に言うと難しいところが少し簡単になり、簡単すぎたところが少し難しくなり、ドロップ率が極端に低い物のドロップ率が上昇し、極端に高い物はドロップ率が減少している?)
- 合成に必要な素材数も減っている
- 残暑も残暑モードとして搭載されている
- レベルを上がりづらくした代わりにレベル99時のステータスを高くしたとのこと
- 特定の条件を満たすと稗田阿求が仲間に加わる。また幻想郷縁起を埋めることで成長するという特殊なシステムになっている。埋める方法は単純明快、阿求でトドメを刺すこと(言うは易し行うは難しというやつだが)
- ダンジョンも5つほど追加されている
- 装備欄が増えて弾幕6つ、スペルカード6つ、ラストスペル2つになった
- 残暑モードで受注可能なクエストに中~超高難易度のものが多数追加 ダンジョンからいつでも出れるようになった(取得したアイテムがどうなるかは不明)
- トロフィーの追加(特に特典はないもよう)
- ラスボスに勝てない人用に稼ぎダンジョンも追加されている(出現条件は不明)
- PS4版はVita版に比べて、画面の解像度がおよそ2倍になり、Vitaのスペックの問題で削除されていたエフェクト・演出が追加・強化・変更され、Vitaとのクロスセーブにも対応している
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関連項目
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