東方警察とは、
- 東方警察(Ostpolizei:オストポリツァイ)。オスポ(Ospo)としても知られるナチスドイツの警察組織。
- 東方projectの同人活動を監視・取り締まる非公然組織。
- 東方projectと警察もの作品のコラボタグ。
- もしかして→小兎姫
以下、本稿では1から3についてそれぞれ簡単に解説する。
概要
1.
独ソ戦当時、東方占領地域で非ドイツ系の住民を補助警察官として徴募し、「特別行動隊(アインザッツグルッペン)」や「特務部隊(ゾンデルコマンド)」の補助としてパルチザンの摘発、占領地域住民の管理にあたった警察組織である。当初はラインハルト・ハイドリヒの国家保安本部に属する保安警察(Sipo)の一部署であったが、後に東方占領地域省の人員と権限を吸収し、「東方警察(Ospo)」として独立した。戦局の悪化に伴い、強制的な徴募や武装親衛隊戦闘部隊への編入なども行われ、一部の人員が自暴自棄と化して暴虐を尽くしたとも記録されている。
その悲惨な結末については、以下反転文字で記述することをお許し頂きたい。
実際のところは「東方警察」という字面から一部の軍事趣味者が想像たくましくふくらませた妄想の産物である。
そのような組織は実在しない。いいね?
2.
東方Projectに関連する同人活動を監視する一種の集団とそれに関する騒動。
簡単に説明すると
- 東方オンリーイベントで、とあるサークルが艦これのポスター・新刊を出し、東方で出したのは既刊のみだった→「これってどうなの」的な意見がツイッターで浮上
- 艦これと東方を対立させたい対立厨、もしくは艦これ厨がこれを好機と得て「東方警察」なるbot、画像が匿名で投稿され、上記のように東方の絵師が艦これの絵を描いたなどと批判するサイトを作る(下記リンク1)ただこのリストの真贋については今では疑問符がついている。
- このリストが出てきたことにより、オンリーでのマナーの問題だったはずがいつの間にかこのリストは真実で東方以外は描いちゃいけないと騒ぐ組織がいるなどという問題にすり替えられ、ツイッターやまとめサイトを中心に炎上したのが今回の騒動である(ちなみにリスト出現前から東方以外描いた事を咎められたと誤解の伝搬は起きていた)
- 事情のわからない方々はこれを本気にしてしまい「東方の絵師はほか書いちゃいけないの?」と不安になっている。しかし「東方を描いている絵師は東方以外描いてはいけない」というルールなど存在するわけないしそのような存在は架空の存在なので安心されたい。便乗してpixivやツイッターに東方警察を名乗るbotなどの便乗が現れたようだがいずれもすぐにアカウント凍結処分とされている。
またこの問題に関して神主はツイッターで以下のように発言している。
えっ? 何で東方と艦これが対立している話になっているの? じゃあ、戦艦のキャラだして勝手にコラボしていこうかなーw
質問者:そもそもの発端として一部のサークルが東方のオンリーイベントにて艦これの新刊やグッズを販売したという事例があり、これが問題視され話が誤って広まり今に至るのですが、オンリーイベントにて別ジャンルを頒布する行為についてはどうお考えになりますでしょうか?
神主:ほうほう、オンリーイベントでも、別に一冊でもそのジャンルの作品があれば、ほかジャンルを出しても良いんじゃ なかったっけ? だから特に問題ないと思います。まあ、それが客層に合うかどうかはまた別だと思いますが
質問者:正確に説明いたしますと、既刊には東方の本を持ってきていたが、新刊は艦これでポスターも艦これの物を掲示していたというサークルが問題視されております。既刊が別ジャンルでも新刊が東方本であったサークルや、複数の新刊の中に東方本も含まれているサークルは騒がれていません。
要はマナーの問題であり、今後参加するイベントの主催者のルールに従えば問題はないので安心してイベントに参加してもらいたい。
ただし、当時相当数の艦これユーザー・絵描き達が便乗し、東方界隈の人々を事実無根の容疑で叩いていたことも事実である。
『対立厨がすべて悪い』と言ってしまえばある意味それまでではあるが、その〝対立厨”にはそういった一部の悪質な艦これユーザーも(悪意の有無に関わらず)含まれるということも反面教師として忘れるべきではない。
また、当時のことから東方警察という単語や艦これを嫌悪する人も多くいる。
どちらにせよ、ネタとしてもあまり軽々しく使うべき言葉ではないだろう。
3.
上記2の「東方警察」が一部でネタにされた結果、逆輸入のような形で東方project×警察関係の創作物に利用されるようになったタグである。本記事を立てている段階ではタグとして実際に使われている例はごく僅かなのでむしろ利用される可能性が出てきた、程度の表現に留めておいたほうが適切かもしれない。
しかし警察/刑事ドラマとのコラボ、幻想少女たちの婦警コスなど潜在的な汎用性は高く、将来的な発展が見込めるため、一項目を割いて簡単ではあるが記述しておく。
関連静画
関連リンク
東方艦これ騒動まとめ@ ウィキ(http://www54.atwiki.jp/touhoukankore/)
オンリーイベントで、別ジャンルの本・ポスターを出す事への意見諸々(in東方界隈)
何故か「東方」vs「艦これ」の対立構造が、勝手に作られている
冬コミのとあるサークル欠席を、何故か「東方」vs「艦これ」の対立構造扱いにされる事案が発生中
東方警察誕生までの流れ (http://seiga.nicovideo.jp/comic/8256?track=watch2_ct4)
関連商品
関連項目
- 東方projectのタグの一覧
- ふぁっ熊 (東方警察の初出)なお氏の定義は
『ちなみに僕が提唱する東方警察は東方以外を描いたら「裏切り者死ね」東方を描いたら「帰ってくるな死ね」って言うけど本当は東方もまどマギもモバマスも艦これも好きじゃない人、またはそんな人に踊らされた人の事を指してるよ。』との事。
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