東方香霖堂 ~ Curiosities of Lotus Asia.(とうほうこうりんどうキュアリオシティズオブロータスエイジャ)とは、香霖堂の店主森近霖之助とそこを来訪する客との物語である。作者はZUN(神主)、挿絵は唖采弦二。
なお、香霖堂(店舗)のことを知りたい人は、「香霖堂」のリンクをクリック!
森近霖之助(店主)のことを知りたい人は、「森近霖之助」のリンクをクリック!
概要
メディアワークス刊行の「電撃萌王」に東方Projectの製作者ZUNが連載していた小説である。挿絵は東方求聞史紀やThe Grimoire of Marisaの表紙も手がけた唖采弦二。カラーの一枚絵が各話に一枚、モノクロの絵が数枚挿入されている。
魔法の森にある道具屋「香霖堂」を舞台に、店主の森近霖之助が客や客では無い人妖相手に繰り広げる香霖堂の日常を描く。
基本的に森近霖之助の一人称形式「僕」で進行する。
また、書籍漫画作品である東方鈴奈庵 〜 forbidden scrollery.の26-27話にて森近霖之助(会話有り)が久々に登場した。
さらに、2015年9月30日発売の東方外來韋編 Strange Creators of Outer World.にて香霖堂の続編が連載開始。(リンク)
その難産体質について
掲載誌・掲載媒体を幾度と変えており、出版社ビブロス内の月刊誌→隔月刊雑誌→ビブロスのwebページと休刊と再開を繰り返したが、ビブロスが経営破綻となり倒産した。その後メディアワークスの電撃萌王に連載を再開。ビブロスの連載経歴により一部のファンから付いたあだ名が雑誌クラッシャーのZUN(二軒目ラジオより)。
その経歴から休刊が心配されたが、2007年12月号にて全26話でめでたく完結。メディアワークスは見事にそのジンクスを打ち破ることに成功した。
なおメディアワークスは連載終了後、同じ角川グループの株式会社アスキーと吸収合併し、株式会社アスキー・メディアワークスとなった。
単行本としての出版も相当難航し、2年もの間計4回(うち1回は誤報)も発売時期が変更された。当記事掲示板でも発売発表と延期ごとに喜びの声とため息、そして諦観の念が伝わってくる。
2010年9月30日、本当の本当にめでたく発売された。連載終了から3年弱を経てのようやくの単行本化であった。
2008年8月23日、萎えラジにてZUNが香霖堂発売は年内中にと発言→そのまま音沙汰なし
2010年1月16日に電撃萌王ブログ上で「2010年春発売予定」
→5月31日に発売延期のお知らせ
→年内発売予定に変更
→今度こそ確定か!?2010年9月30日発売予定
もう誰が何と言おうと発売してこの手に取るまで何も信用できない
また、続編でも雑誌・出版社キラーとして扱われることが無い事を願っている。
お絵カキコ
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関連項目
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