松井雅人(まつい まさと、1987年11月19日-)とは、群馬県出身のプロ野球選手(捕手)である。現在は中日ドラゴンズに所属。
概要
中日ドラゴンズ #38 | |
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松井雅人 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 群馬県前橋市 |
生年月日 | 1987年11月19日 |
身長 体重 |
179cm 78kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 捕手 |
プロ入り | 2009年ドラフト7位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
中学時代までは投手。桐生第一高校に進んでから捕手に転向、2年夏の甲子園では初戦敗退したものの5打数3安打をマークした。上武大学では加賀繁や井納翔一らとバッテリーを組み、3季連続ベストナイン、チーム初の明治神宮大会準優勝に貢献など活躍する。
2009年のドラフト会議で、中日ドラゴンズに7位で指名され入団。背番号47。ドラフト時はなかなか指名されなかったため途中で指名漏れだろうと諦め、社会人に進む相談を監督としていたところに指名の連絡が入ったそうである。
プロ入り後
2010年(1年目)から、谷繁元信・小山桂司に次ぐ3番手捕手として開幕一軍入り。4月29日の読売ジャイアンツ戦で初スタメンマスクも被ったが、6月に二軍落ちしてシーズンを終えた。一軍では13試合で打率.071。
2012年は二軍でチーム最多の52試合でマスクを被り、終盤に一軍でも10試合に出場。しかし二軍でも打率.114という深刻な打撃不振に陥り、一軍でも4試合の出場に留まった。
2013年、4月半ばに一軍昇格すると、谷繁元信の守備面の衰えもあり、5月末からスタメンマスクを被る機会が増えた。
2014年、7月10日の東京ヤクルトスワローズ戦でプロ入り初本塁打を放った。この年は67試合に出場した。
2015年は前年まで21年連続開幕スタメンだった谷繁元信に代わって開幕捕手に抜擢されるもとにかくバットから快音が聞こえず、4月11日以降は打率が2割どころか1割5分にすら乗らないままであった。
それでも谷繁元信監督は我慢強く起用を続けていたが、桂依央利や杉山翔大といった松井よりも打撃が優れた捕手が台頭すると彼らに出場機会を譲るようになり、この年は7月1日の試合を最後に一軍での出場機会を失った。
2016年は4試合に終わった。
2018年は大野奨太と併用されながら、自己最多の92試合に出場した。
人物・その他
- 強肩が武器だが、1割打てるかどうかという打撃難が最大の課題。ドラフト同期入団に外野手の松井佑介がいるため、ファンからは「松捕」と呼ばれる。
- 捕手というポジションを鑑みても致命的に打てないことは上記のとおりだが、2015年5月3日の横浜DeNAベイスターズ戦では無死一塁の場面で次打者が投手の武藤祐太であったにも関わらずバントを命じられている。(バント自体は成功。ちなみに武藤は投ゴロに終わっている)
- なお、GoogleやYahoo!などで彼の名前を検索するとサジェスト機能に、桶川ストーカー殺人事件に関するキーワードが出てくる。
この原因は2012年9月26日に日本テレビ系列で放送された「ザ!世界仰天ニュース」の『桶川女子大生ストーカー殺人事件の真相!警察の大失態』にて、犯人(本名は「松井雅人」ですらなく、「小松和人」)の仮名として、不幸にも彼の名前が使われてしまったためである(ちなみにここでは差し控えるが、なぜか被害者のAさんについては実名で扱われていた)。
松井自身の名誉のためにも記載するが、松井はこの事件については全く関係ないために絶対に誤解することのないように。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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中日 | 応援歌のピコカキコ一覧#1217 | 13254 | ![]() |
成績
- (2018年終了時点)
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010年 | 中日 | 13 | 15 | 14 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0 | .071 | .133 |
2011年 | 10 | 13 | 11 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | .273 | .273 | |
2012年 | 4 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | .000 | .333 | |
2013年 | 45 | 72 | 63 | 4 | 9 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1 | 3 | 0 | 6 | 0 | 15 | 0 | .143 | .217 | |
2014年 | 67 | 162 | 142 | 10 | 25 | 3 | 1 | 1 | 4 | 3 | 4 | 0 | 16 | 0 | 47 | 3 | .176 | .259 | |
2015年 | 51 | 146 | 133 | 4 | 18 | 4 | 0 | 0 | 7 | 2 | 6 | 0 | 5 | 2 | 43 | 3 | .135 | .179 | |
2016年 | 4 | 7 | 7 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | .143 | .143 | |
2017年 | 87 | 244 | 208 | 22 | 46 | 7 | 1 | 2 | 17 | 0 | 10 | 1 | 22 | 3 | 63 | 3 | .221 | .303 | |
2018年 | 93 | 260 | 218 | 18 | 50 | 7 | 1 | 2 | 22 | 0 | 7 | 3 | 30 | 2 | 51 | 5 | .229 | .324 | |
NPB:9年 | 373 | 882 | 798 | 61 | 153 | 23 | 3 | 5 | 53 | 6 | 32 | 4 | 80 | 8 | 237 | 14 | .192 | .271 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 捕逸 |
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NPB | 捕手 | 345 | 1727 | 147 | 11 | 17 | .994 | 14 |
一塁手 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | - |
関連動画
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E9%9B%85%E4%BA%BA




読み:マツイマサト
初版作成日: 13/06/16 17:04 ◆ 最終更新日: 19/01/08 22:26
編集内容についての説明/コメント: 【追加】2018年シーズン
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