概要
国鉄及びJR北海道が運営していた路線で、全線が単線非電化区間で構成されていた。江差線の木古内駅を起点駅として松前駅までを結んでおり、貨物輸送や優等列車の運行も行われていた路線である。
ただ、松前線は当初は青函トンネルと接続する路線になる予定であったのだが青函トンネルを将来を見据えて新幹線規格に対応させる事となった事で事情は一変。1984年に特定地方交通線に指定されると木古内駅で分岐する江差線よりも利用者は多かったにも関わらず代替の道路があった事もあり民営化後の1988年に廃止され、バス転換された。
(仮に松前線が五稜郭駅起点で江差線が木古内駅起点だった場合は逆に江差線が廃止されていた、とも言われている)
なお、ルート的には海峡線が松前線に沿っている形にはなっている。また、松前線廃止に伴う松前線湯ノ里駅の代替措置として海峡線には1990年に地元の要望により知内駅が設置されている(その知内駅も北海道新幹線工事との兼ね合いで2014年に廃止された)。
駅一覧
駅名 | 備考 |
木古内駅 | 江差線乗り換え(直通あり) |
森越駅 | |
渡島知内駅 | |
重内駅 | |
湯ノ里駅 | 付近に海峡線知内信号場あり |
千軒駅 | |
渡島福島駅 | |
白符駅 | |
渡島吉岡駅 | 付近地下に海峡線吉岡定点あり |
渡島大沢駅 | |
及部駅 | |
松前駅 |
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関連項目
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