松尾千鶴単語

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「松尾千鶴」(まつお　ちづる)とは、Mobageにて配信されているバンダイナムコエンターテインメントのソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』ならびにスマートフォンアプリ『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』に登場する福岡県出身の書道アイドルである。

「私がアイドル？冗談はやめてください。芸能界なんて、向いてないです。……あ、アイドル？私が？アイドル？うそうそスカウト？私でも可愛くなれる？ハッ……いい大人がからかうの、やめてもらえますか？」

概要

モバマス福岡エリアのボスとして初登場した。太眉と七三分けの髪型が目を引く。初期カードイラストでは、青いブレザーの制服に黒ストッキングを履いている。

福岡エリア追加時に同時更新された劇場では他の福岡組とともに自己紹介しているが、彼女1人だけが無表情に喋った後にフイと横を向く。

加えて、本人も「時間空いたら図書館で勉強してた」と語るなど、あまり社交性の高い性格ではない。曰く、人と会話すると何を話したらいいかわからず、間が持たないから1人の方がいいらしい。

個性として考えていることをそのまま独り言で喋ってしまう癖がある。具体的に言えば、「……」の後に続くセリフはほとんどが独り言。そしてひと通り喋った後に「……ハッ」と聞かれていることに気づくのがお約束のパターン。

なので彼女の周りの人間はこの独り言から彼女の本心を読み取っていくこととなる。

それによると、「アイドル」という言葉に強く惹かれており、「変わりたい」という願望も少なからずあった様子。自分の本心になかなか素直になれずにいたが、アイドルとしての活動を通じて徐々に変わってく。

出身地は福岡。［ひな祭り］では福岡県柳川市の伝統工芸品「さげもん」を持っており、柳川市の出身ではないかと囁かれている。

趣味は勉強と習字。習字は［乙女の晴れ舞台］で大筆による書道パフォーマンスを披露したり、［ステキなお手本］でプロデューサーを書道教室に招いたりと言及される機会が多い。また勉強については「勉強を頑張って、無駄になることなんてない」と語る勤勉家である一方、友達付き合いに不慣れな性格の裏返しとも解釈できるだろう。

スカウト以前

「それから私は、可愛いものを今まで以上に敬遠して、すすめてくるお母さんにも怒ったりするようになった。内心の憧れは、表に出さないように、気をつけながら……」

スカウト以前の様子はモバマス内のシンデレラヒストリー『不器用な私が歩んだ道』に詳しい。幼い頃から可愛いモノへの憧れがあった千鶴であったが、その憧れを隠そうとするようになったきっかけがいくつか語られている。

• 6歳の頃には幼稚園(保育園？)でのお遊戯会でお姫さま役に立候補するも、オーディションで台詞が飛んでしまい、うまく演じることができなかった。励ましてくれたとある別の候補者は劇団所属の子役で、その自信溢れる言動を見た千鶴は「かわいさ」への自信を失ってしまう。
  
  
• その後10歳になった千鶴は、学校でのビンゴ大会で景品のファンシー文具セットを入手する。喜んでいる千鶴にクラスメイトが放った「千鶴ちゃんって、そういう可愛いの使うっけ？」「大人っぽい方が、千鶴ちゃんに似合うんじゃない？」という何気ない言葉で、千鶴は「自分が可愛いモノに憧れるのはおかしいことかもしれない」と思うようになる。
  
  
• そして12歳になった頃、千鶴はクラスメイトと夏祭りに浴衣で行く約束をする。千鶴以上に乗り気の母親と一緒に浴衣を買いに来ているのを、目撃したクラスメイトの男子にからかわれてしまう。それまで蓄積してきた負の感情が溢れてしまい、千鶴はこれ以降可愛いモノを敬遠し、勧めてくる母親にも強く当たるようになってしまった。
  
  

ライバルアイドルとしての登場からスカウトまで

「私と対決したいの？そう。まぁ、いいけど。私と戦って、得るものがあるんでしょうかね」

モバマスでは前述の通り、福岡エリアのボスとして初登場。LIVEバトルについて「興味ないんだけど」と発言したり、プレイヤー側に「自意識過剰なのよ」と言い放ったりとトゲのある発言が目立ち、強烈なインパクトを残した(通称「ボス尾」)。

どうやらこれは自身のPとの関係が上手くいっていないことが一因だった模様。4回の対決を経て少しずつこちら側と打ち解けていき、最後にはプレイヤー側のアイドルとPの仲の良さを羨む羨むようなセリフを残して去っていった。

イベント「アイドルサバイバル ハロウィン編」のホールエリアでもライバルアイドルとして登場。例によって最初は気乗りしない態度をとり、「ハロウィンなんて日本でいうお盆みたいなものでしょ」と身も蓋もないことを言ったりもする。一方で、「私だって楽しめるなら楽しみたい」とこぼす場面も。福岡エリア登場時と似た流れだが、より深く掘り下げられている。

ライブバトル後に獲得できる初期Rカードでは、Pからのスカウトを受けた際の発言(本記事冒頭参照)を聞くことができる。Pとはこの時が初対面のようにも受け取れるセリフだが、前述の「ボス尾」との繋がりは諸説あり不明。

「私の本音なんて言えません。絶対無理。……けど、貴方の話なら、聞いてあげてもいい、かな」

デレステのメモリアルコミュでは、スカウトを受けた経緯が詳細に描かれている。放課後、級友からの遊びの誘いを「予習があるから」と断った直後、一部始終を見ていた不審者Pから「本音は？」と声をかけられ、アイドルにスカウトされた。

初期

｢着たけど。こんな少女趣味な衣装なんて、私には似合わないし、こんな格好で歌って踊るなんて、私には無理。……だって､これ恥ずかしすぎるし！ハッ……もしかして、これってわざとですか？｣

初期の松尾千鶴は自分に自信が持てず、アイドル活動にも消極的であった。

　初のSRとなった［素顔の幸せ］の特訓前では池袋晶葉・ライラとともに事務所で福岡名物の水炊き鍋を食べるシーンが描かれた。この際ライラが着ている服は他2人からのおさがりのようで、［ひな祭り］で松尾千鶴が着ていた服の上に池袋晶葉の白衣を羽織っている。事務所で鍋を囲んでいる経緯も、料理ができるようになりたいというライラのために簡単かつ栄養のある料理を作ることになった、というものである（シンデレラヒストリー「ぽかぽかでるんるんの冬」より）。特訓後では池袋晶葉、ライラ、的場梨沙と新春ライブを行っており、緊張しながらもお客さんのために盛り上げようと頑張る姿を見せる。

シンデレラヒストリー「温もりに手を伸ばして」では首藤葵、岡崎泰葉、池袋晶葉に誘われて一緒に宿題をする中で「どうせ似合わない」「自分はアイドルらしくない」と吐露するなど自信のなさを見せる。

［乙女の晴れ舞台］では最大の特技である書道の腕を活かし、袴姿で巨大書道パフォーマンスに挑戦した。特訓後は初期カードのデザインを発展させたような青と金の衣装。マイクを握り「晴れ舞台」に立った彼女は、観客席を埋める青いサイリウムに涙を浮かべながらもファンへの感謝を伝えた。

中期

「いよいよショー本番！かわいい衣装、グッズ、アクセサリ。これだけそろってれば勇気出るよね。で、一番大切なのは、この日のために練習した…最高の笑顔！これ…だよね！今日は気持ちを隠さないで！」

　イベント「目指せきらきらモデル アイドルチャレンジ」は松尾千鶴にとって大きな転換点となった。松尾千鶴、佐藤心、白菊ほたるという、三者三様にコンプレックスを抱えた面々がモデルに挑戦することになる（復刻版では工藤忍も登場）。水先案内を務める先輩アイドルは、かつて自身もコンプレックスを抱えていた諸星きらり。モデルについて、オシャレについて教えてもらいながら、ランウェイを目指しチャレンジしていく。時にはぶつかり合いながらも成長していく様子を見ることができる。

チャレンジしたもの

モデルアイチャレで「チャレンジしつづけること」の大切さを学んで以降、松尾千鶴の仕事の幅は大きく広がっていった。

[ラブリーメイド]では関裕美、野々村そら、依田佳乃とともにメイドに挑戦。劇場では出迎え挨拶のフォーメーションをみんなで考案したり、エピソード後編では［不器用少女］で初披露した「ちーちゃんラブリービーム」を関裕美に伝授するなど、積極的に取り組んでいた。［一心入魂］では原田美世とともに応援団として活動。かわいらしさに憧れるだけでない、カッコよさをつきつめた一面を見せてくれた。[フェリーチェ・チョコラータ]では長富蓮実、斉藤洋子、龍崎薫と共にバレンタインライブに出演。大人っぽさを前面に出しつつライブに臨んだ。

GIRLS BE ＆ GIRLS BE NEXT STEP

　松尾千鶴の所属する代表的なユニットを1つ挙げるとすれば、松尾千鶴、関裕美、白菊ほたるの3人組ユニット「GIRLS BE」およびGIRLS BEに岡崎泰葉が加入した「GIRLS BE NEXT STEP」が筆頭だろう。4人ともがコンプレックスを抱えていた過去を持つものの、一緒に居る時は暗い一面を見せることは少なく、何度もお出かけしたり、ゲームセンターに遊びに行った際は互いにからかい合ったり、松尾千鶴が恥ずかしげもなく親友と言ったりなど非常に仲が良い。

　ユニットとしての衣装は紫、ピンク、黄緑、オレンジの色をローテーションした共通のデザインの衣装。歌のパフォーマンスだけではなくメンバー全員が苦手だったダンスを克服する描写があり挑戦している様子がうかがえる。

最近の活躍

｢ふふっ…ありがとうございますっ！私がアイドルとして可愛くいられるのは、いつも見ていてくれるみんなのお陰です。今日も私の精一杯を届けますから、受け取ってくださいね！｣

［恥じらい桜乙女］では桜色の和風衣装をまとい、春のライブステージで歌い踊る。『シンデレラガールズ劇場』ではモデルアイチャレで共演した諸星きらりと、当時を回想するようなセリフも交わしている。

アイドルプロデュース チャレンジクッキング ロシア編では長富蓮実、並木芽衣子、野々村そらとロシアで異文化交流をしたり、後半ではアナスタシアも加えてロシア料理に挑戦した。

春にはモンシロチョウに扮したり、スパロボコラボではゲシュペンスト・タイプRVに搭乗したり、秋のコーディネートに身を包み屋外ファッションショーに参加したりと、活躍の場はますます拡大。

そして待望のSSR［きらめきの幕開け］も実装。3Dモデルは初期R衣装(ガールズムーブオン)や［乙女の晴れ舞台］の正統進化と言える青と金のステージ衣装。アイドルとして、そして一人の少女として歩んだ多くの経験と成長を経て、自分の思いを自ら言葉にできるようになった。

幻妖公演 霧の中の迷い子では主役となり、人と妖の間に立つ少女の役を演じきった。

ゲーム以外での描かれ方

サイコミで連載中のアイドルマスターシンデレラガールズA20の77, 78, 96～98, 123杯目(+箸休め)に出演。ホットサンドを食べたり、華・茶・書(松尾千鶴、和久井留美、楊菲菲)の3人でステージに立ったり、川島瑞樹、楊菲菲、浅利七海と買い食いをしたり、オーディションへの参加について川島さんに相談したりしている。ぜひ読んで欲しい。

『シンデレラガールズ劇場_Extra_Stage』第33話で喜多見柚が松尾千鶴のモノマネを披露している。眉毛に手を当てて太眉を表現しつつ「こ、こんなかわいい服を！まあ少しは着たいですけど…ハッ！」と言うという内容だ。ぜひ見てほしい。

パラメーター(Mobage版)

• 固有名について
  • マーク付：自力入手時にぷちデレラを獲得
  • 赤字表記：ローディングキャラが付属
  • 太字表記：思い出エピソードあり
• 特技効果について
  • 特訓前は橙背景、特訓後は水色背景で表記。共通の部分は背景表記無し(特訓前が存在しない場合も同様の表記とする)。

パラメーター(スターライトステージ版)

• 特技名について
  • 朱字表記 : SCOREボーナス
  • 青緑字表記 : PERFECTサポート
  • 黄字表記：COMBOボーナス
  • 黄緑地黄字表記：オールラウンド
  • 黄緑地黄字表記：コーディネート

関連動画

関連静画

関連コミュニティ

関連項目

• アイドルマスター シンデレラガールズ
• アイドルマスター シンデレラガールズの登場人物の一覧
• 書道
• 独り言
• GIRLS BE NEXT STEP
  • 関裕美
  • 白菊ほたる
  • 岡崎泰葉

関連リンク

• アイドルマスター公式サイト「アイドル名鑑」-松尾千鶴
• ピクシブ百科事典 -松尾千鶴
• 松尾千鶴wiki ~Wiki尾千鶴~

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