松川正則(まつかわ まさのり、1953年9月〜)とは、宜野湾(ぎのわん)市の副市長である。
概要
宜野湾市野嵩高校を経て、琉球大学短期大学部に進学。卒業後、宜野湾市役所に入庁。議会事務庶務課長、事務局次長、事務局長として宜野湾市に貢献し、2012年3月に副市長となる。
2018年の宜野湾市長選挙に佐喜真淳の後継者として、出馬した[1]。
政策
松川正則の基本政策は以下の通り[2]。
少子化対策
- 待機児童ゼロに向けて、「認可保育園、小規模保育園など」の創設、これに対する助成を実施する
- 保育士の有給休暇取得のための、いわゆる加配の実施や「フレックスタイム」の導入検討、保育士のご子息の優先入園。
- ICT機器導入などによる保育士の業務負担の軽減方策の検討。
- 保育士の待遇改善、潜在保育士の復職支援などを実現する
- 放課後児童クラブの受け皿づくり及び利用者の負担軽減に取り組む
- ひとり親世帯に対する自立支援の実施、DV被害の女性を保護する対策、母子生活支援施設整備事業の充実強化を図る
- 子どもの保育料、給食費、医療費の無償化を目指す(窓口での支払い不要となる現物給付制度は、10月開始)
- 子どもの居場所づくり創設のため、各小学校区に児童センターの建設を推進し、NPOなどボランティア団体と協力して食事の提供、学習支援を実施する
- 大謝名児童センターの建て替えと、新たな子育て支援施設を建設する
- 軽度、中等度難聴児への補聴器購入費など助成制度を創設する
福祉政策
- 女性の社会進出が実現できる環境を整備し、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを推進する
- ミニデイサービス、シルバーパスポートなどの事業を拡充する
- 男女共同参画支援センター「ふくふく」を拠点とし、DV防止啓蒙普及を強化拡充する
- 介護予防教室への無料送迎バス事業を拡大する
- シルバー人材センターへの支援を強化する
教育政策
- 市内の中学生を対象とした海外留学制度(全額補助)の拡充を図る
- 市内の高校生、大学生を、外務省の海外留学制度を活用できるように積極的に斡旋。留学生の拡大に取り組む。
- 志真志小学校全面建て替えの早期完成を目指す。
- 普天間小学校など老朽化の著しい市立小中学校の全面建て替えを実施する。
- いじめや不登校などの対策として、SSWなどの専門員を各小中学校にさらに配置。教育環境の充実強化を図る。
- 市立幼稚園全園で4歳児からの2年保育を実施する。
- 教育会館及び青少年サポートセンターの建設に取り組む
- 学校ICT機器を整備し、学習環境を充実強化する
- 松川正則氏
基地のない平和なまちづくり
- 普天間飛行場の危険性の除去
- 普天間基地の運用停止及び一日も早い閉鎖、返還並びに基地負担軽減の実現に向けた取り組みを強力に推進する
- 米軍機の夜間及び早朝飛行停止に向けた取り組みを強化するとともに、飛行ルートをはじめ、騒音規制措置の順守を強く求める
- 普天間飛行場がまちのど真ん中に存在するための市民の時間的、経済的損失や騒音被害に対する補償措置を強く要求する
- 米軍機の飛行に起因する電波障害解消に向けたエリア拡大や市民負担軽減のための受信料減免などに引き続き取り組む
- インダストリアル・コリドー南側地域の早期返還の実現に取り組む
- 普天間飛行場の跡地利用計画を早期に策定し、沖縄の振興をリードするまちづくりを実現する
- 普天間飛行場の跡地への鉄軌道の導入を推進する
- 西普天間住宅地区へ琉球大学医学部、同附属病院を移設し、「沖縄健康医療拠点」形成に向けた取り組みを強力に推進する
- 米軍機の県外飛行訓練をさらに実施するよう取り組みを強化する
- 基地返還後も地権者などに生活の不安が生じないまちづくりを推進する
関連項目
脚注
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