松本孝弘とは、B'zのギタリスト・作曲家・音楽プロデューサーである。
概要
1961年3月27日生まれ。大阪府豊中市出身。中学生時代に東京都に移住。
高校時代にギターと出会う。音楽専門学校卒業後にBeingに所属。
浜田麻里やTM NETWORKのサポートメンバーを務め、1988年に稲葉浩志と出会いB'zを結成。
影響を受けたアーティストはビートルズ、マイケル・シェンカー、スティーブ・ルカサー、小室哲哉など。
特に小室哲哉に関しては、一緒にセッションしてたということもあって大きな影響を受けた。それゆえにB'zの初期のころの楽曲はTM NETWORKを髣髴させるものが多い。
TM NETWORKのメンバーとは現在でも親交があり、一緒に飲みに行く事があるという。仕事上でも宇都宮隆へ「少年」の楽曲提供、木根尚登の楽曲「三鷹ブルース」でのエレキギター演奏をしている。
ソロとしての代表曲は2ndシングルの「#1090 ~Thousand Dreams~」(ワン・オー・ナイン・オー・サウザンド・ドリームズ)。何を隠そう、『ミュージックステーション』のテーマソングである。
海外のサポートメンバーとバンド・TMGを組んで活動したこともある。
2011年、ラリー・カールトンと共作したアルバム「TAKE YOUR PICK」が第53回グラミー賞(最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞)を受賞。
2016年にはアルバム「enigma」を発表し、松本孝弘ソロでのツアー公演『Tak Matsumoto Tour 2016 -The Voyage- 』を開催。日本武道館で公演も行った。
世界で5本の指がどうとかについて
ときどき、「松本はギタリストとして世界で5本の指に入る(らしい)」という評価を聞くことがある。これは、根も葉もない噂と言うわけではない。
その噂の発端は、1999年にギブソンから松本の名を冠したレスポールのシグネチャーモデルが販売されたことによる。これは、アジア人では初であり、世界では5番目のシグネチャープレイヤーである。この「世界では5番目」がいつのまにか「世界で5本の指」という評価になってしまったのである。
誤解のないように言っておくが、この出来事がギタリストとして世界的にも快挙であることには間違いない。しかしこの出来事だけで松本を「世界で5番目」という評価に直結させるのはいささか飛躍しすぎであることも間違いはないだろう。
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関連項目
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