松本明子とは、ワタナベエンターテインメント所属のテレビタレント・女優である。
経歴
1982年、本田美奈子、徳永英明を退けて『スター誕生!』第44回決戦大会に合格。
アイドルになるため東京へ上京することになった際には「ズームイン!!朝!」(日本テレビ)で大々的に紹介された。
1983年に「♂×♀×Kiss(オス・メス・キス)」でアイドル歌手としてデビューするもオリコンウィークリーチャート最高位が100位以下とまったく売れなかった。その後のシングルも全くと言っていいほど売れず、他の芸能活動といえばたまにはいるレポーターぐらいで、仕事の無い日は事務所に内緒でスーパーのアルバイトをしていた(※渡辺プロ(当時)はタレントのアルバイト行為を一切禁止していた)。当然、仕事もあまり無いので堀越高等学校を3年間無欠席で卒業、皆勤賞「堀越賞」をゲット。
やがて、「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)のアシスタントに抜擢されるが、「オールナイトフジ」(フジテレビ)との同時放送スペシャルで事件は起きた。どういうわけか笑福亭鶴光と片岡鶴太郎に付き合っていたバイセクシャルの男性タレントの事がバレてしまったのだ。ギリギリのラインを暴露されて動揺しまくっていたところに「付き合っている男の名前をバラされたくなかったら、カメラに向かって四文字を言え」とそそのかされたことが原因で、カメラの真正面で○○○○と大声で叫んでしまう。これにはスタッフの顔が一斉に青くなり、警備員につまみ出される。流石に新聞の社会欄に掲載されるほどの問題となり、フジテレビ出禁を皮切りに仕事量が激減してしまった。所謂四文字事件である。このことで金銭面で苦労したせいで、今では周囲が引くほどのドケチとなった。
約2年間干された後、「文夫と明子のラジオビバリー昼ズ」(ニッポン放送)などで徐々に復帰。そして、「ものまね王座決定戦」(フジテレビ)でモノマネを披露した頃から注目を集めるようになり、「進め!電波少年」「DAISUKI!」」(共に日本テレビ)などのバラエティ番組に出演することで本格的にブレイク。井森美幸、山瀬まみ、森口博子らと共にバラドル第一人者の一人としてようやく人気者となった。なお、「THE夜もヒッパレ」(日本テレビ)などの音楽が絡む番組では他の歌手出身のバラドルの例に漏れず、高い歌唱力を発揮していた。
1995年、テレビドラマ「たたかうお嫁さま」で主演を勤めて以降、コンスタントに女優業をこなしていく。そのおかげで、自身が主役を務めたドラマ「サービス」のオープニングテーマ「soon」がスマッシュヒットを記録した。一方でプライベートではピーコック・アンデッド本宮泰風と結婚、めでたく母親となる。なお、義兄の原田龍二からは何度も共演したせいか「姉さん」呼ばわりされて親しまれている。
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