松田平太単語

1件
マツダヘイタ
1.4千文字の記事
  • 0
  • 0pt
掲示板へ

松田平太とは、漫画ゴールデンカムイ』の登場人物である。CV石田彰

概要

防寒帽子と舶来のゴム長靴、が彫ってあるアイヌ煙草入れを身に付けた、河川で一日50円[1]稼いだこともある小柄な金彫り師。風呂敷の中に大事そうにの毛皮を仕舞っている。

四人の家族とともに暮らしているが、長年にわたり辺りをうろつくに悩まされている。

の雰囲気で金の在り処が分かる名人で、元と白石からは畏敬の念を込めて「平太師匠」と呼ばれていた。

実は道東ヒグマ男と呼ばれた入れ墨脱獄囚の1人。 死刑になった裁判の記録では、の毛皮を被り被害者の体をズタズタにしてそのを食べていた。多重人格者で、かつて同居していた父親、長夫婦、次の人格を持つ。

看守だった門倉によると、ころころと口調が変わり、自分の中に別の人間が何人もいると打ち明けていたそうだ。また幻覚に悩まされており、捕まった後もいつもがうろうろしていると怯えていた。

太自身が語った犯行の動機・手順は、ウェンカムイが頭の中の人間を一人ひとり襲っていく→最後に自分が食われてウェンカムイ乗っ取られる→殺人衝動に襲われ現実世界にいるか殺しに行く→現実人間を殺すと体がバラバラ片となって山に飛び散る→そして元の私に戻る。それを繰り返している。何度も何度も。

作中の活躍

崖から落ちそうになっているところを元とアシㇼパに助けられ、命の恩人となった一行に金掘りのやり方や具、そして北海道でしか取れない白金の需要がうなぎ登りであることと、今までそれらはに捨てられていたため第二のゴールドラッシュが始まったことを教える。

(の人格の太自身)が惹かれていたことが気に食わなかったのか、双眼鏡でヴァシリをおびき出し、アマッポで殺そうとするも間一阻止されると、彼のいう家族の姿が見えない事を一同から訝しげられ、大事そうに包んでいるの毛皮を見たアシㇼパから「太の言うウェンカムイ太の頭の中にだけ存在しているのでは?」と摘されると、毛皮を被り交戦。

元を怪力驚愕させるも、ナイフで刺されると「いいぞ、ウェンカムイが弱っている」と言い、自らが設置したアマッポのの糸を引き首に矢を刺した。

息も絶え絶えの中、子供の頃にアイヌから聞かされたウェンカムイの話が怖くていつも想していたこと、自分が流して金を掘ってもその日のうちに散財する金にくらんだ欲深くて醜い家族に罰を与えてほしく、ある日、の食い残しを持って帰って家族寝起きするところに隠したこと、家族を殺したが自分を食べる前にアイヌの漁師に倒されバラバラにされたこと、それ以来ウェンカムイが何度も生き返っては家族と、そして欲深い自分も罰せられるようになったこと、罰せられウェンカムイに堕ちた私は罪のないかを襲いに行くこと、かに止めてほしかったこと、元のおかげでようやくウェンカムイを打ち消すことができたことを語った。

幼い頃に聞いたウェンカムイの話について誤った解釈をした結果、「人間を罰する悪い神様」だと思い込み、間違ったウェンカムイ太の中で育ってしまったのだ。

金への欲望人生を狂わせたのか、あるいは金そのものに狂わせる魔力があるのか――そんな問いに答えを出すべく、一行は歩みを進める。

関連動画

関連チャンネル

関連項目

脚注

  1. *現在の価値で約100万
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

【スポンサーリンク】

  • 0
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

シャミ子が悪いんだよ (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: wad
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

松田平太

1 ななしのよっしん
2022/12/21(水) 22:04:13 ID: wTD4Qc5C9B
平太師匠元たちに出会わなければ、裕福ではあっても人を殺め続けるつらい人生を送り続けることになってたんだろうな。
👍
高評価
1
👎
低評価
0