枝野寝ろ(えだのねろ)とは日本国民は元より、世界中から沸き起こる切実なる願いである。
概要
東北地方太平洋沖地震が発生してから連日、日本政府は記者会見を開いた。しばらくの間は、NHKは元より、民放テレビ・ラジオ各局が報道特別番組一色であり、地震・津波の被害、帰宅難民の対応、原発の状況、計画停電の発表などなど、あらゆる事象が予断を許さない状況だったために、記者会見は非常に注目されるものであった。一連の記者会見にて事態の報告と記者の質問対応に努めていたのは、枝野幸男内閣官房長官であった。
何かあると昼夜問わず、時間を置かずに直ぐに記者会見壇上に立ち、発生した事態を分かりやすく国民に説明しようとする枝野長官の姿勢に感銘を受けた会見視聴者が次第に増え、いつしかTwitter経由で「#edano_nero(枝野寝ろ)」を付けるなどその応援の声が登場した。[1]
長官の疲れを知らぬ獅子奮迅の無双ぶりに、長官の健康を心配する声としてウォール・ストリート・ジャーナルを始めとする国内外の報道メディアで紹介された。[2]
このことは海外のツイッターユーザーにも広まり、ハッシュタグは「#sleepforjapan_edano」「#EDN48」「#we_are_the_edano」など様々な派生型が生じ、類義ハッシュタグには「#jieitai_tabero(自衛隊食べろ)」「#ishihara_damare(石原黙れ)」「#kan_okiro(菅起きろ)」などが登場した。
巷間では105時間(4.3日)とも109時間とも尤もらしい数字が挙げられた長官の不眠不休の時間であるが、長官本人が睡眠時間に付いては言及していない以上噂であり、不確定・未確認情報である。元々「○○寝ろ」の賞賛は、頑張っている人への応援であり、健康を気遣う言葉である。長時間の不眠不休を本当に反映しているものではない。「こまけぇこたぁいいんだよ!!」で済ませられる政治的重要性のない話題である。
なお、『原子力施設等防災対策等委託費」を仕分けたのは枝野である、と一部で言われているが、実際に仕分けたのは福島第一原発とは別の所である。また、仕分けされた予算が実際に執行されるのは2011年度(2011年4月)からであること。事業仕分け平成22年10月〜11月、内閣府行政刷新会議より
関連動画
関連項目
脚注
- *Togetter - 「枝野官房長官、寝てください #edano_nero」
- *被災者への励まし、Twitterで広まる 枝野官房長官の体調気遣う「#edano_nero」も - ITmedia News
枝野長官に応援メッセージ続々/Twitterで「#edano_nero(枝野、寝ろ)」が流行 Be Wise Be Happy Pouch[ポーチ]
ツイッターユーザーが枝野官房長官に「枝野寝ろ」 - Japan Real Time - jp.WSJ.com
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