枝野幸男(えだの ゆきお)とは、日本の政治家・衆議院議員である。
過去に内閣官房長官、沖縄および北方領土対策担当特命大臣、民主党幹事長、立憲民主党代表などの要職を経験した。(2021年11月3日現在)
住民の皆様へ概要の参照をお願いしたい。
栃木県宇都宮市出身。東北大学法学部卒業。1988年に司法試験へ合格した後、弁護士として活動。1993年に日本新党から衆議院選挙へ出馬し、初当選。(以後、2021年まで10回連続当選)その後、新党さきがけを経て民主党へ所属。
2009年からの民主党政権時代には、何度も入閣しており、2011年1月には官房長官の職にも就いた。2012年の民主党下野後はさらに野党再編などで所属政党を変えながら、2020年からは立憲民主党(日本)に属している(2021年11月現在)。
民主党が政権を担当していた2011年に発生した東北地方太平洋沖地震では、不眠不休で官房長官としての職務に奮闘し、(民主党内や国民のアンケートなどでは)次期内閣総理大臣として期待されたこともあった。
一部識者により当初から彼の会見における曖昧な「ただちに健康への影響はない」と言う「安全性」への言及に付いて不安視をされていた。そして3月25日、とうとう公式会見にて将来については言及したつもりはないと将来的に放射性物質による健康被害が発生する可能性を認めた。東京都の水道水からは毎リットル210ベクレル(210Bq/L)の放射性ヨウ素が検出されているが、世界保健機関(WHO)による安全基準は毎リットル10ベクレル(10Bq/L)である。[1]
1996年の衆議院議員総選挙の際、JR総連・JR東労連内の革マル派の主柱と見られる人物と「当該連合の活動を理解し、認める」覚書を交わし、四年間献金を受け取っていたことを2010年「新潮45」にスッパ抜かれ、極左系暴力組織との関係が噂されている。これに対し、本人は「連合の各産別とお付き合いする範囲でお付き合いしているが、それ以上でも以下でもない」と答弁し、今後の献金については受け取らないことを明言した。
人物
- 財務省 所管の「印刷朝陽会」の理事(義父)から毎年献金を受けている。この公益法人の理事長は、大蔵省からの天下り役人。「天下り法人の理事から献金を受け取る」のは「不適切な関係ではないか」と批判された[2]。
- お気入りのアイドルを幹事長室(←一般人どころか普通の国会議員でも入れない)に連れ込むなど交流を深めている。会うときは、汗を流すこともする。秘書は「おかしなことは何一つしていません」と主張している。このアイドルたちは、2年ほど前から枝野の演説には応援に駆けつけている[3] 。
- 1998年の立法当時は、児童ポルノ法における単純所持に反対し、2009年の法務委員会では保坂展人議員(当時)と共に自民党の葉梨康弘議員(当時)を批判し、単純所持の犯罪化(2015年より犯罪化)を防ごうと努力したこともあった。
発言
- 2010年11月14日、「民主党 政権が掲げる政治主導が機能していない」との批判を受け、「与党がこんなに忙しいと は思わなかった。政治主導なんてうかつなことを言ったから大変なことになった。なにより欲しいのは、ゆっくり考える時間と、ゆっくり相談する時間だ」と述べた[4][5]
- 「国民の前でコメントを出すなど覚悟と責任を示す必要があるにもかかわらず、休暇を取るなんて論外だ」と自民党を批判した。[6]
- 2020年7月の東京都知事選挙の投開票日に「#宇都宮#みんみんで育った私は、18才で#宇都宮を離れてから、仙台でも東京でも餃子専門店を探したが見つからず」とツイート。立憲民主党は宇都宮健児を支援していたことから、投票日に特定候補への投票の呼びかけを禁じる公職選挙法に抵触すると批判された。[7] →2020年東京都知事選挙
立憲民主党時代
第48回衆議院議員総選挙を前に、枝野の所属していた民進党は希望の党との合流の方針を決める。枝野も当初希望の党へ合流する考えだったが、希望の党が憲法改正や安全保障政策で意見の合わない議員を受け入れないことを決めたため、リベラル派議員の受け皿として立憲民主党を新たに結成することを表明。2017年10月3日、立憲民主党を結党した。
2020年には政党再編を行い、改めて立憲民主党(以前の立憲民主党とは同名だが、別政党扱い)を立ち上げ、代表に選出された。
2021年の第49回衆議院議員総選挙に対しては共産党を含めた野党共闘を呼び掛け、実現させた。これにより野党の候補を一本化し、自民党の候補に対抗する戦略を取った。本人もこの戦略に自信を持ち、政権交代を目指した。しかし、一部の自民党ベテラン議員を小選挙区で破るなどの成果は上げたものの、全体としては選挙前109議席だったのが選挙後96議席と立憲民主党の議席を減らす敗北となった。この責任を取り、枝野は11月2日に代表を辞任する意向を見せている。
直ちに関連動画の増加が予想されているわけではない。
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脚注
- *武田邦彦 (中部大学): 生活と原子力01 健康と放射線量のもともとの関係
武田邦彦 (中部大学): 原発 緊急情報(21) 「直ちに」とは何か?「冷静に」とはなにか?
"被曝には、早い時期に症状がでる急性障害のリスクと、何十年か後に病状があらわれる晩発性障害のリスクがあるが、「ただちに健康に影響があるわけではない」という説明は、急性障害だけを問題にしたもので、数年から十数年後かのリスクは無視している"
原発被曝はX線検査やCTスキャンとは比べられない!? - ZAK×SPA! - ZAKZAK
"-「人体に影響が出ることはない」と言ったが"
"今後の見通しについて、私は断定的なことはこの間、申し上げてきていないし、現時点においても、今後の状況については、あらゆる可能性を想定して、今よりも当然、原発の状況が良くなることを期待して、その最大限の努力を政府としてもしているが、状況が悪化して必要があれば、そのことについての情報データの公開は常に続けるが、必要があれば、その指示を今後とも政府としてしっかりやっていく"
MSN産経ニュース3/25版 - *サンデー毎日2010年6月27日号 「天下り法人理事から献金受ける枝野の厚顔」
- *Newsポストセブン2016.06.01
- *読売新聞2010年11月15日夕刊3版2面 「政治主導なんてうかつなこと言った…」枝野氏
- *産経新聞2010年11月14日 今さら反省? 「政治主導とうかつなこと言った」民主・枝野氏
- *時事通信2015.8.11 住民保護の役割果たさず=民主幹事長-川内原発再稼働
- *都知事選惨敗で立民「枝野おろし」の機運 “脱法ギョーザツイート”も問題視 2020.7.8
- *J-CASTニュース2015.11.19 民主・前原氏の「共産党はシロアリ」発言 枝野氏が謝罪
- *産経新聞2015.11.4 枝野幹事長、SEALDsの参院選エール「重く受け止める」
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