柊かえ(ひいらぎ - )とは、メディアミックス作品『Re:ステージ!』に登場するキャラクターである。
概要
機械への造詣が深く、下記のような様々な発明品を開発している。人付き合いは苦手でよく授業に出ずに保健室で寝ており、謡舞踊部に入るまでは保健室にいる時間の方が長いくらいだった。このせいで特に序盤は体力がなく悩んでいた。
一人称は「かえ」。マイペースな性格であり、これは相手や場所・時を問わず変わらないため、自己紹介の時は「かえはかえ」という同語反復的な言い回しになる。FPSのクランで「ダークシャドウプリンセス」という名前を使用しており、香澄からは「プリンセス」と呼ばれている。
小学生の頃、学芸会の舞台に立って緊張から何もできなかったことから学校に行くのが辛くなり、ひきこもりになってしまった。そんなかえに光をくれたのがアイドルだった。以来アイドルが大好きになり、部屋はアイドルグッズでいっぱい。アイドルの知識は相当なものがあり、アイドルについて語りだすとヲタ特有の早口になる。しかし自身の過去の出来事とアイドルに憧れる気持ちが強すぎることから、アイドルは「夢の世界の存在」であり、自分がアイドルになるという夢は持てずにいた。
そのため、舞菜が謡舞踊部へ誘った際は「『 好き』だけじゃただの遊びと同じ。アイドルは、遊びじゃない」と断る。しかし舞菜と紗由の頑張る姿やライブを見てそれが遊びではないと分かり、謡舞踊部への入部を決める。特にアニメ版第2話の、舞菜と紗由のライブを見て少しの希望を持ち始めながらも、尚過去を思い出し未だ不安を拭うことができず辛そうにするかえの表情変化は丁寧に描かれており必見である。
普段はローテンションであるが、作詞・作曲の時は日頃内に秘めているパッションを爆発させるのか非常にハイテンションになる。この時の姿は視聴者に衝撃を与え、「例の子」なる呼び名が作られた。
これについては→「例のシーン(リステ)」の項を参照のこと。
制作者のインタビュー
キャラクターデザイン&イラストを務めた和泉つばすは、「みいと同じく、小動物のイメージなんですが、髪、目、胸(笑)など各パーツがみいと真逆を意識してデザイン」したとしており、「制服ではパーカーを羽織っていますが、ぶかっと袖で手が隠れるところを描きたかったんです!」と話している[1]。
発明品
- IPPグラス
- かえが今までに収集した超驚異的な質量のアイドルデータベースを参照しながら、超々高度な分散処理によってゴーグルに映った少女のアイドル適性を数値化する道具。IPPとはIdol Potential Pointの略。アニメでは八王子電気通信大学のスーパーコンピューターに接続しデータを処理する。またビームみたいなものを発射でき攻撃にも使えるようである。
- くすぐりマシン
- リステップでも言及があるが、アニメ版のEDの電車に乗っているシーンでみいに使っているのがそれだと思われる。
- ヒトエさん
- ホログラム。体力アップのアドバイスをしてもらうために作った。KiRaReに外見も歌・ダンスもそっくりのバーチャル3Dアイドルを勝手に作成し動画をネットにアップするなどAIの非常にハイスペックであることが伺える。
- 謎の薬品
- 名称不明。アニメ版第7話で「先輩とはいえ少し黙らせるべき」だと思ったので取り出した(どこにしまっていたのかも不明)。
- アイドル養成ギブス
- つけるとアイドルにふさわしい動きしかできなくなり、それ以外の動きをすると電流が流れるという何ともマッドサイエンティスト的な道具。幸い周りから止められたため完成には至らなかった。
- お笑い動画検索マシーン
- 顔認証でその時見た方がいいお笑い動画を自動で検索し表示する。エンジェルの元気が無かったと思ったのでプレゼントとして作った。
- スランプ克服くん1号
- このガジェットに向かって、あ行から順に50音を発音し録音すれば、誰でもボイスノイドになれる。怪我による精神的なダメージで歌が歌えなくなっていた紗由のために作った。
- よく眠レールくん1号
- 睡眠の質をぐんとあげてくれる優れもの。無理をして寝不足の部長がぐっすり眠れるように作った。
関連動画
関連項目
脚注
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