柱合会議とは、漫画「鬼滅の刃」に登場する、鬼退治をする鬼殺隊の上層部の会議である。
概要
鬼殺隊の柱(上位剣士)たちが集まる半年に一度の会議。作中では3回、鬼殺隊本部(産屋敷邸)の屋内で行われている。「半年に一度」と書いたが、緊急に開かれることもある。
鬼殺隊の最高責任者である産屋敷家の当主が柱の意見に耳を傾けつつ、今後の鬼殺隊の方針を決定する。この点が鬼舞辻無惨のパワハラ会議十二鬼月を集めた会合とは大きく異なる。
なお、竈門炭治郎が産屋敷邸の庭で初めて柱と会った場面は有名で、この話を含む一連のストーリーが公式に「柱合会議編」と呼ばれることも多い。しかし、厳密には庭の場面は「柱合裁判」であり、会議の場ではない。この裁判が終わり、炭治郎が退出させられた後に産屋敷耀哉の指示で柱合会議が始まっている。
1回目
竈門炭治郎たちの那田蜘蛛山での戦いが終わり、それに関わる柱合裁判の直後に開催された。原作48話(6巻)で言及されたが、直接的には作中で描かれていない(アニメでは会議の様子が描かれた)。9名の柱全員が集まった。取りまとめは産屋敷耀哉。
那田蜘蛛山の戦いの仔細報告のために参加させられた村田の話によると、「最近の鬼殺隊士の質が落ちている」「命令に従わない奴がいる、その育手は誰か」などを柱から追及されたようだ。ただし、あくまで一般隊士の村田側の視点なので、それ以外のことも決められていたと思われる。
2回目
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刀鍛冶の村での戦いの後、上弦の鬼が3体のみになった時点で開催された。これまでに柱の1名が死去、1名が引退し、新規加入した者はいなかったため7名の柱が参加した。産屋敷耀哉は病に伏せていたため、代理として妻の産屋敷あまねが取りまとめを行い、以下の内容で会議が進められた。
また、あまねの退出後に悲鳴嶼行冥(岩柱)から「柱稽古」の提案があり、柱たちによって鬼殺隊士の訓練が始められることとなった。
3回目
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鬼舞辻無惨らとの戦いで生き残った柱のみが参加した。産屋敷耀哉・あまねが死去したため、取りまとめはその跡を継いだ産屋敷輝利哉とその妹たちが行った。
鬼が全て滅んだため、「鬼殺隊の解散」が告げられた。輝利哉たちが頭を下げ、感謝の念が伝えられるが、柱たちは「礼など必要御座いません」「輝利哉様が立派に務めを果たされたこと 御父上含め産屋敷家御先祖の皆様も誇りに思っておられることでしょう」と伝え、輝利哉たちは涙を流した。
コラ画像
「~って聞いただけなのに!」「~ってツイートしただけなのに!」のフレーズで始まるコラ画像が多数作成されているが、実際には最初の3コマは「柱合裁判」で、そのあとは「2回目の柱合会議」のコマをくっつけたものである。詳しくは「柱合会議コラ」の記事を参照。
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