柳田稔とは、民主党の政治家である。選挙区は参議院広島県選挙区。
法と証拠に基づいた概要
現職の役職は法務大臣・拉致問題担当大臣、厚生労働委員会委員長、懲罰委員会委員、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会委員、民主党広島県総支部連合会副代表、基幹労連政治顧問、連合広島政治顧問、民社協会専務理事。
2パターンの回答で答弁をやりくりする効率厨として一躍時の人となる。また、国会答弁の発言に矛盾や撤回・質問の意味の取り違えや勘違いがやたら多いことに定評のある法務大臣でもある。
クイズ好きなのか、これまでにTBSのクイズダービーと日本テレビのお笑いウルトラクイズに出演した経験がある。残念ながらヘキサゴンには出ていない。
公式サイトのURLは「yarukida.com(やる気だドットコム)」。最初からギャグのつもりなのか、ドメインを先に取られてしまった対応策なのかは不明。更にゆるキャラブームに乗ろうとしたのか、「ヤルキダくん」というキャラクターを制作し、自身の日記も「ヤルキダくん日記」と称し、ページ左下に
と会心のキャッチコピーを付属するも、一向に広まる気配は見られない。それ以前に9月17日の大臣任命以降、日記が更新されていない。
法と証拠に基づいた略歴
- 1954年11月6日生まれ
- 東京大学教養学部理科Ⅰ類中退後、「寿司屋で人生修行」(公式サイトの表現。思い入れが深いのか公式サイトにその時代の写真まで載せている)。その後、同大学工学部船舶工学科に再入学し卒業。神戸製鋼に入社。
- 1990年、民社党から出馬し、当選
- 1998年に民主党から出馬し、当選。以降、民主党の議員として現在も活動中
- 2010年9月17日の内閣改造で法律のことは一切門外漢にも関わらず、謎人事で法務大臣に就任する
詳しくはsm12784117にて総理が任命理由を詳しく説明しているので見られるといいと思う。
個別の事案への回答を差し控えた議員活動
- 2007年4月参院外交防衛委員会に麻生太郎外務大臣が約1分の遅刻をしたことに腹を立て、当時委員長であった柳田氏が開会を拒否した。
- 2007年12月参院外交防衛委員会おいて、政府の方針について「反対するのが我々の対案である」という旨の質疑答弁をおこなった。参考リンク
- 2010年8月 党参議院幹事長に就任。民主党のマニフェストに掲げられている参議院の定数を40議席削減する方針について「相当難しい」とマニフェストに対し否定的な見解を示した。
拉致問題担当相としての素質について
拉致問題担当相を兼務するが、拉致問題に関しては、拉致議連に参加するなどの目立った活動がなく、拉致被害者家族会からは「面識がない、拉致問題について見識はあるのか」といった、柳田の拉致問題に対する見識を疑問視する声が上がている。
柳田自身は就任直後の記者会見において、拉致問題には民社党時代から党をあげて取り組んでいると反論しているが、民主党の拉致問題対策本部には全く参加すらしていない。
内閣官房長官の仙谷由人は「彼は今までこの問題に関心を持って、それなりの人脈を持っている」と実績不足という懸念を否定しているがそんなものは最初から無い疑いの方が強い。
テンプレ大臣法務大臣時代の名言
●2010年10月14日 参院予算委員にて何と「私が釈放を決める前に・・・」と自供してしまった。
【参考動画】 平成22年10月14日 参院予算委・山本一太(自民) 1/4
(問題の発言は29:40頃)
●2010年11月に行われた広島市での国政報告会(平たく言えば後援会への大臣就任披露会みたいなもの)での講演中に出た名言(テンプレート集)。
彼曰く、法務大臣はこの2つさえ覚えておけばよいらしい。
その後日行われた国会答弁において発言について言葉を濁すような発言を行っている。
【参考動画】 平成22年11月16日 衆院法務委員会 質問者:河井克行(自民党)
テンプレ発言以降
2010年11月19日、閣議後の記者会見で「私に課せられた責務をしっかり果たしていきたい」と述べた。法相の問責決議案などの提出を予定していることを受けたもので、改めて辞任を否定した。(詳細はニュースにて)
その後首相は、首相官邸で記者団に「(法相は)深く反省し、誠心誠意頑張りたいと言っているので、頑張ってもらいたい」と述べ、改めて続投させる考えを示した。
一部ではあるが世論では辞任を求めることが妥当であるという意見が96%(11月20日現在)も占めている。
あくまでも一部ですが、国民の総意と言ってもよい規模である。ソース元リンク
祝:法相辞任
2010年11月22日、ついに法相を辞任する事となった。辞任という形を取っているが、缶政権にとってこの問題は国会運営に多大な支障となっており事実上の更迭である。
後任人事は残念ながら・・・仙谷健忘長官が兼務するという最悪の結果となった。
今後は柳田稔氏が議員をいつ辞するかが焦点となっている。
関連動画
関連項目
外部リンク
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