栃木SCとは、栃木県宇都宮市を本拠地とするプロサッカークラブである。登録チーム名は「栃木サッカークラブ」。
概要
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栃木教員サッカークラブとして1953年に発足。1994年にチーム名を「栃木サッカークラブ」と改称し、2002年にJリーグ準会員に。2009年にJリーグ入りを果たす。
名称は「栃木SC」で活動地域は栃木県全域であるが、ホームタウンはあくまで宇都宮市となっている。かつては宇都宮市以外にも栃木市や足利市でも試合が行われていたが、2010年以降は基本的に全試合を宇都宮市で開催している。練習場などは栃木市の施設を使うこともある。栃木県はスタジアムなど施設面の協力は行っているが、出資はしていない。(役所頼みの財政運営は決して県民にとってプラスにならないと考えている)
※関連リンクの「栃木SCのJ2昇格に向けて(3)」参照
クラブマスコットはやんちゃで冒険心と好奇心いっぱいの"少年猿"の「トッキー」。
ホームスタジアムはカンセキスタジアムとちぎ(カンスタ)。長らく栃木県グリーンスタジアム(グリスタ)を使用していたが、交通の便が悪く、Jリーグの基準を満たしていないという問題があった。2020年にカンスタが完成してからは両スタジアムを併用していたが、2023年度よりJ1ライセンス取得のためカンスタに登録本拠地を変更している。ただし、クラブ側は正式な移転であることは否定しており、グリスタでのリーグ戦を開催している。ちなみに陸上トラックのない球技場であることからグリスタを推す声も根強い。
サポーター間では試合開始前に『栃木県民の歌(県民の歌)』を歌う。グリスタでは、この歌詞が電光掲示板に表示される。また、勝利した場合でも『勝利の県民の歌』として再度歌われる場合もある。
ちなみにアルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズのミュージアムにはユニフォームがプレートと一緒に展示されている。
歴史
- 1953年に前身である栃木教員サッカークラブが創設。
- 1994年にクラブチーム化し、チーム名を栃木サッカークラブに変更。
- 1999年に関東サッカーリーグに優勝。全国地域サッカーリーグ決勝大会で準優勝を果たし、2000年よりJFLに昇格。
- 2005年にJリーグ加盟の意思を表明。経営体制が不十分として一度は受理されなかったが、2007年3月にJリーグ準加盟が承認される。
- 2007年7月より柱谷幸一が監督に就任。全員がプロ選手というチーム構造となり、この年のJFLで2位に入り、条件を満たしたことでJリーグ加盟が認められ、J2リーグ昇格が決定。
- 2009年に松田浩が監督に就任。J2初年度となった2009年こそ18チーム中17位と低迷するが、2010年はリカルド・ロボ、パウリーニョのブラジル人コンビの活躍もあり10位と前年を大きく上回る。
- 2011年は松田監督の掲げる組織的な守備の完成度が増し、前半戦では何度か首位に立つなど前年以上の大躍進を遂げ、J1昇格が現実味を帯びる。しかし、9月にチームの絶対的大黒柱であるパウリーニョが怪我で長期離脱を強いられるとチームは失速。最終順位は前年と同じ10位となった。
- 2012年は好不調の波のあるシーズンとなり、11位となる。
- 2013年は序盤からプレーオフ圏に位置付けていたが、2011年同様パウリーニョが負傷によって長期離脱を強いられると11試合未勝利というトンネルに嵌る。9月に5年間チームを率いた松田が退任し、シニアアドバイザーの松本育夫が監督に就任。監督交代後は7勝1分2敗の成績を挙げ、チーム最高順位となる9位で終える。
- 2014年よりヘッドコーチの阪倉裕二が監督に就任。J1昇格を目指していたチームは前年の経営問題の影響も経営を圧縮するために「育成型クラブ」に転換。順位は12位。
- 2015年は連敗を重ねて大きく低迷。降格寸前の20位に低迷した7月に阪倉監督が辞任。倉田安治が後任監督に就任するが、ますます低迷。結局最下位に終わり、J3リーグ降格が決定する。
- J3で戦うこととなった2016年は横山雄次が監督に就任。2位でシーズンを終え、J2・J3入れ替え戦に回るが、J2・21位のツエーゲン金沢に敗れ、1年でのJ2復帰を逃す。
- 2017年は中盤戦まで首位をキープ。第29節から最終節までは6試合連続未勝利で失速し、最終的に優勝は逃したものの2位を死守し、3年ぶりのJ2昇格を決める。
- J2に戻ってきた2018年は開幕3連敗、6月の全敗が響いて残留争いに巻き込まれるものの、17位に入り最低限の目標であるJ2残留を果たす。
- 2019年より田坂和昭が監督に就任。この年も後半戦のほとんどをJ3降格圏で過ごす苦しいシーズンとなったが、終盤戦に入ってようやく巻き返し、最終節で辛くも20位に上昇。逆転でJ2残留を決める。
- 2020年は守備が安定していたこともあって10位に入るが、2021年はまたもJ3降格の危機に直面するが、41節に残留を争うギラヴァンツ北九州との直接対決に勝利し、J2残留を確定させる。
- 2022年より時崎悠が監督に就任。過去2年同様に失点数は少ないものの深刻な得点力不足に苦しみ低迷。思うように順位を上げることができず17位に終わる。
- 天皇杯では2回戦でこの年J1王者となる横浜F・マリノス相手にジャイアントキリングを起こしている。
- 2023年も前年同様に得点力不足に苦しみめられ、残留争いに加わることに。終盤に4連敗したが、7月から9月に勝ち点を稼げたこともあり、残り1試合を残してJ2残留を決める。最終順位は19位。残留を決めた翌日に時崎監督の退任が発表される。
- 2024年は元日本代表DFの田中誠が監督に就任。ヘッドコーチには前金沢監督の柳下正明を招聘。しかし、開幕から成績不振が続きJ3降格圏に低迷。第15節の徳島戦で9試合未勝利となった時点で田中監督と柳下ヘッドコーチを解任。昇格請負人として知られる小林伸二を監督として招聘。就任最初の2試合を連勝で飾ったものの、その後の試合を大きく負け越してしまい降格圏から脱出できず。第36節の清水戦に敗れると、残り2試合を残して8シーズンぶりのJ3降格が決定。
- 小林監督続投で1年でのJ2復帰を目標に掲げた2025年だったが、守備は安定していたものの得点力不足が足を引っ張り、前半戦11位と低迷。第19節からは3連敗と苦戦が続くが、第22節で栃木ダービーに勝利したのをきっかけに2度の3連勝を挟んで8試合無敗と調子を上げ、プレーオフ出場権争いに加わる。最終節を長野相手に4-0と快勝したが、勝ち点1差で6位に届かず、7位に終わり1年でのJ2復帰は果たせなかった。シーズン終了後、小林監督が退任。
タイトル
現在の所属選手
| 背番号 | Pos. | 国籍 | 選手名 | 生年月日 | 加入年 | 前所属 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | 監督 | 米山篤志 | 1976.11.20 | 2026 | カマタマーレ讃岐 監督 | 【新】 | |
| 1 | GK | 川田修平 | 1994.4.5 | 2016 | 藤枝MYFC | ||
| 4 | MF | 佐藤祥 | 1993.7.22 | 2020 | ザスパクサツ群馬 | ||
| 5 | DF | 柳育崇(C) | 1994.6.22 | 2026 | ファジアーノ岡山 | 【完】 | |
| 6 | DF | 阿部海斗 | 1999.6.18 | 2026 | ロアッソ熊本 | 【完】 | |
| 7 | FW | 川名連介 | 1995.12.6 | 2024 | 産業能率大学 | ||
| 9 | FW | 近藤慶一 | 2002.3.3 | 2026 | 鹿児島ユナイテッドFC | 【レ】 | |
| 10 | FW | 五十嵐太陽 | 2003.4.14 | 2025 | レノファ山口FC | 【完】 | |
| 11 | MF | 青島太一 | 2001.4.17 | 2024 | 立正大学 | ||
| 13 | MF | 大曽根広汰 | 1999.8.17 | 2026 | 藤枝MYFC | 【完】 | |
| 15 | MF | 堤陽輝 | 2003.6.13 | 2025 | 東海大学 | 【卒】 | |
| 19 | FW | 庄司朗 | 2002.10.10 | 2025 | 立教大学 | ||
| 21 | GK | 櫻庭立樹 | 1999.10.13 | 2026 | ガイナーレ鳥取 | 【完】 | |
| 24 | DF | 田畑琉聖 | 2003.5.11 | 2026 | 立正大学 | 【卒】 | |
| 25 | DF | 岩崎博 | 2002.10.11 | 2025 | 桐蔭横浜大学 | ||
| 26 | DF | 田畑知起 | 2004.2.26 | 2026 | 東海大学 | 【卒】 | |
| 27 | MF | 永井大士 | 2004.1.1 | 2026 | 桐蔭横浜大学 | 【卒】 | |
| 29 | FW | 矢野貴章 | 1984.4.5 | 2020 | アルビレックス新潟 | ||
| 31 | GK | 鹿野修平 | 1999.8.27 | 2025 | いわきFC | 【完】 | |
| 32 | FW | 太田龍之介 | 2002.4.1 | 2025 | ファジアーノ岡山 | 【レ】 | |
| 37 | DF | 木邨優人 | 2002.9.16 | 2025 | 関西大学 | ||
| 39 | MF | 屋宜和真 | 2002.12.10 | 2025 | 平成国際大学 | ||
| 40 | MF | 食野壮磨 | 2001.5.20 | 2026 | 東京ヴェルディ | 【レ】 | |
| 47 | MF | 吉野陽翔 | 2002.8.4 | 2024 | 立正大学 | ||
| 50 | MF | 市川遥章 | 2008.4.22 | 2026 | 栃木SC U-15 | 【2】 | |
| 51 | MF | 湯浅友吾 | 2008.4.15 | 2026 | 栃木SC U-15 | 【2】 | |
| 52 | MF | 横浜丞 | 2008.12.12 | 2026 | 栃木SC U-15 | 【2】 | |
| 71 | GK | 猪越優雅 | 2001.5.26 | 2026 | 清水エスパルス | 【レ】 | |
| 80 | MF | オタボー・ケネス | 2002.5.13 | 2025 | いわてグルージャ盛岡 | ||
| 81 | MF | 中野克哉 | 1996.9.13 | 2025 | RB大宮アルディージャ | ||
| 88 | DF | 内田航平 | 1993.5.19 | 2025 | 徳島ヴォルティス |
※備考欄は【完】=完全移籍での加入、【レ】=レンタル移籍での加入、【復】=レンタル先からの復帰、【新】=新任の監督、【昇】=トップチーム昇格、【卒】=新卒での加入、【特】=特別指定選手、【2】=2種登録、【H】=ホームグロウン選手
過去に所属したおもな選手
歴代監督
| 国籍 | 監督名 | 在任期間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 倉田明男 | 1994年~1997年 | 栃木県1部優勝(1994年、1996年) | |
| 石田利雄 | 1998年~2002年 | ・栃木県1部優勝(1998年) ・関東1部優勝&JFL昇格(1999年) |
|
| 高橋高 | 2003年~2007年7月 | ||
| 柱谷幸一 | 2007年7月~2008年 | J2昇格(2008年) | |
| 松田浩 | 2009年~2013年9月 | ||
| 松本育夫 | 2013年9月~12月 | ||
| 阪倉裕二 | 2014年~2015年7月 | ||
| 倉田安治 | 2015年7月~12月 | J3降格(2015年) | |
| 横山雄次 | 2016年~2018年 | J2昇格(2017年) | |
| 田坂和昭 | 2019年~2021年 | ||
| 時崎悠 | 2022年~2023年 | ||
| 田中誠 | 2024年~2024年5月 | ||
| 小林伸二 | 2024年5月~2025年 | J3降格(2024年) | |
| 米山篤志 | 2026年~ |
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
- サッカー
- Jリーグ - Jリーグチーム一覧
- J2リーグ(2009年 - 2015年、2018年 - 2024年)
- J3リーグ(2016年 - 2017年、2025年 - )
- JFL(2000年 - 2008年)
- 栃木県 - 宇都宮市
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- カンセキスタジアムとちぎ
- 栃木県民の歌
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