(株)ジェノバは、大阪府大阪市北区浪花町13-20に本社を構える企業。
概要
1982年に設立された企業。本業は、女性用補正下着・宝石販売である。
2000年代に入ると、海運業や観光事業にも参入するようになった。
むしろ関西圏では海運業のほうが一番有名かもしれない。
淡路ジェノバライン
2002年に設立された海運業者。ジェノバの子会社。
かつては「たこフェリー」こと明石淡路フェリーと並行していたが、明石淡路フェリーは2010年に運航を休止し、その後2012年に企業解散。現在では兵庫県本土と淡路島の間を結ぶ唯一の航路となっている。
明石淡路フェリーが休止後、125cc以下のオートバイが淡路島と本土との間を行き来出来なくなった(※明石海峡大橋は自動車専用道路。オートバイは126cc以上でないと通行不可能)。
また、その当時淡路ジェノバラインが保有していた船舶はオートバイを積載することが不可能であった(※自転車30~40台程度が限界)。
そこで、淡路市がオートバイの積載が可能な新型の船舶を発注し、淡路ジェノバラインに運航を委託することとなり、2015年からようやく125cc以下のオートバイが淡路島と本土との行き来が出来るようになった。
現在の定期航路
明石港⇔岩屋港
片道約15分で結んでいる。
昼間でも最低1時間に必ず1本はあるし、平日ラッシュ時であれば約20分に1本の割合で運航している。
かつての定期航路
明石港⇔富島港
2002年~2008年の間運航していた。
※富島港(富島漁港)は淡路島の瀬戸内海側中腹に位置している。
運賃
現在保有している船舶
- まりん・あわじ
2015年に就航した最新鋭の双胴船。淡路市が保有し、淡路ジェノバラインに管理委託している。
総トン数は118トン。最大速力は時速24ノット。乗客180名+自転車20台+オートバイ8台を積載可能。
早朝・深夜を除く殆どの時間帯で運航している。公式の時刻表では黒文字で記載している。 - ジェノバⅠ
総トン数19トンの小型旅客船。定員は63名。早朝・深夜・ラッシュ時に運航している。公式の時刻表では赤文字で記載している。 - レッドスターⅡ
総トン数19トンの小型旅客船。定員は63名。平日朝ラッシュ時に運航している。公式の時刻表では青文字で記載している。
淡路関空ライン
2017年に設立された淡路ジェノバラインの子会社。
かつて淡路島と関西空港の間は、第三セクター「(株)淡路開発事業団」が運営する「洲本パールライン」が2001年から結んでいたが、2007年に運航休止となった。運航休止から10年ぶりに、淡路島と関空を直接行き来出来る航路が復活した。
淡路関空ラインとなっても、洲本港を発着するのは変わらず。
航路概要
洲本港⇔関西空港船着場(ポートターミナル)
片道約65分で結んでいる。
通年、一日5往復運航している。
- 洲本港
所在地:兵庫県洲本市海岸通1丁目11番1号 洲本ポートターミナルビル
淡路関空ラインの本社もここにある。洲本バスターミナルから東に徒歩5分。 - 関西空港
第一ターミナルビルとの間にシャトルバス(大人片道200円)が走っているのでそれに乗ること。
運賃
現在保有している船舶
関連動画
関連項目
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